Big Country@Billboard Live Tokyo

’80年代初頭、スコットランドより登場!!

その骨太なサウンドと、バグパイプ風ギターサウンドでブレイクしたBig Country♪

残念ながら、2001年にバンドの顔であるStuart Adamson♪が自ら命を絶ち、活動中止も余儀なくされますが・・・

2007年にオリジナル・メンバー3人を中心に再結成!!

コンスタントな活動を続けています。・・・

そして1984年以来、34年ぶりの来日公演が決定!!

8月8日(水)セカンド・ステージです。・・・

開演予定時刻21時30分となり、バックのカーテンが閉まり・・・

階上よりメンバー登場!!

ギターのBruce Watson♪、ドラムスのMark Brzezicki♪

2人のオリジナル・メンバーにBruce♪の息子のJamie Watson♪がもう1人のギター、リード・ヴォーカルとギターがSimon Hough♪、ベースがScott Whitley♪、5人編成です。

“Hello”

ステージでのトークはBruce♪のよう・・・

「(ステージ正面のお客さんに)前のショーにもいたね!・・・どこへでもスコットランドの空気を持って行くよ・・・」

そんなことを言って、Mark♪のドラムスから、ファースト・アルバムThe Crossing収録の1000 Stars♪でスタート!!

Bruce♪は例のバグパイプ風のギター、ヴォーカルのSimon♪の歌は、骨太で故Stuart Adamson♪に似ています。

Jamie♪がコーラスをつけていて、あのBig Country サウンド健在で嬉しくなってきます。

「1984年以来の東京だよ・・・次は1986年へ・・・」

曲は、大ヒット曲Look Away♪

Mark♪のパワフルなリズムで、Simon♪も熱唱!!

続いてBruce♪は客席に手拍子を煽って・・・

「セカンド・アルバムはスウェーデンでレコーディングした・・・寒かったよ・・・」

そのアルバム・タイトル曲のSteeltown♪

Bruce♪とJamie♪の親子のツイン・ギター、バックでMark♪のリズムが支えます。

Bruce♪はMark♪を”One And Only!”と紹介!!

Simon♪のコーラスから、Lost Patrol♪

そしてアコースティック・ギターもフィーチャーしてThe Storm♪

奇しくも東京に台風が迫っていた時に、スコットランドから大きな嵐!!

ファースト・アルバムからの曲が多いようです。

Bruce♪は「トーキョーウォーター」とペットボトルの水を飲んで、セカンド・アルバムからの、Just A Shadow♪

こちらはミディアム・テンポながらハードなナンバー!!

Bruce♪が息子であるJamie♪をJamie “Guitar” Watson♪と紹介!!

「最初のシングルだよ・・・」

そう言って、Harvest Home♪

あのギターの音、パワフルなサウンド!!

30数年経っても同じ!!

ベースのScott♪が紹介され、レゲエ風のギターのカッティングから、アップ・テンポに・・・Inwards♪

やはりファースト・アルバムから続きます。・・・

ここでヴォーカルのSimon♪が客席に歌うよう指示・・・

Oh Lord, Where Did The Feeling Go? Oh Lord, I Never Felt So Low~♪

と、曲はヒット曲、Chance♪

お客さんは全体としては多くはありませんが、かなりの人が歌っていました。

それにしても、I Never Felt So Low~♪と歌っていたStuart♪が自ら命を絶つとは・・・なんとも皮肉です。・・・

ステージも終盤・・・

「雪の中でプロモーションビデオを撮ったよ・・・」

軽快なギターのカッティングから、Wonderland♪

大地を揺るがすようなMark♪のドラムス・・・

場内も最高潮で、そのまま続いてバグパイプ風ギター!!

Fields Of Fire♪

場内も手拍子でまさにクライマックスを迎えました。!!

ここでいったん終り!?・・・と思いきや・・・

「あと1曲、何をやって欲しいかい!?・・・」

答えは決まっています。(笑)

バックのカーテンが開いて・・・

ドラムスのイントロから、ハードなギター、そう・・・

In A Big Country♪

Stuart♪の遺志を引き継いだ感じのSimon♪もこの上なくパワフルに熱唱!!

Bruce♪、Mark♪たちのプレイも水を得た魚のよう・・・

場内も大ノリでこの一体感、まさに最高の盛り上がりでエンディングとなりました。・・・

バンドのリーダーであり、シンガー、ギター奏者、ソングライターであったStuart Adamson♪が亡くなったことで、もうBig Country♪が活動することはないと思っていました。

それが・・・

バンドの骨格ともいえそうなドラマーのMark Brzezicki♪、もう1人のバグパイプ・ギターのBruce Watson♪といった2人が、Stuart♪のスピリットを継承したシンガー、Simon Hough♪たちを加え、スコットランドの広大な大地を揺るがすBig Countryサウンドを甦えらせていた!!

ロック・スピリットは永遠である!!

改めて感動、そして目頭も熱くなったた一夜でした。・・・