Jethro TullのIan Anderson@Tokyo Dome City Hall

Jethro TullのIan Andersonがソロで来日決定!!

全米No.1の代表作Thick As A Brick(ジェラルドの汚れなき世界)と、Ian自身が昨年ソロ名義でリリースしたThick As A Brick 2

これを再現するとのこと!!

とにかくIan Andesrsonのキャラクターが大好きなだけに、楽しみにしていました。\(^o^)/

20130416

Tokyo Dome City Hall、1階はアリーナになっているようです。

定刻を10分過ぎてライトダウン!

BGMが流れる中、コートを着た数名がステージ上に登場!

何やらセット等をチェックしている様子・・・

そんな中、バックのスクリーンには映像が、そしてステージ右端に人影!

小さなギターを抱えたIan Anderson登場!!

Thick As A Brick♪がスタートです。

コートの数名は、実はバンド・メンバー!

キーボードのJohn O’HaraとベースのDavid Goodierは現Jethro Tullのメンバー!

ドラムスはScott Hammond、ギターはFlorian Opahle、

そしてヴォーカルと色々と芝居を行うRyan O’Donnell

そのThick As A Brick 2のレコーディング・メンバーでの公演です。

Ianはお馴染みのフルートを吹き、そしてトレード・マークと言える片足立ちのポーズも!!

また彼がフルートを吹く時、Ryanがしっかり歌うので強力!

まさにロック・ミュージカル!

尚、彼はこん棒(?)を手に持っていました。(^_^;)

熱いプレイが続く中、ステージ上に電話が鳴り響き・・・

勿論、演出、40年前も同じ光景があったようです。(笑)

アドリブの部分も含め、オリジナルのThick As A Brickを忠実に再現!!

バックのスクリーンの映像も効果的!!

そしてIanが再びギターを抱え・・・Thick As A・・・

BRICK!

客席に言わせてエンディング、15分の休憩となりました。

・・・

後半は案内人(明らかにIan自身)が自分の家(?)へ主人公Bostockに案内する映像でスタート!

バンド・メンバーにより、Thick As A Brick 2の演奏が始まります。

Ianは前半と同じ位置に登場!

Ryanは今度は傘を持っていて、ここでもIanの歌を補うように歌っています。!

途中、Bankers Bet, Banker Win♪という部分では

Ian中心にメンバー6人が大金を手にしている映像も映し出され可笑しかったです。

前半も完璧な演奏でしたが、後半はレコーディング・メンバーでもあるだけに、息がぴったり!!

ギターなどもハードに弾きまくり!

ヴォーカルのRyanは牧師の格好で歌ったり、演劇的要素も十分!!

安定したバンドを従えて、Ian自身、自由自在にフルート等を操っている!!

そのようにも見えました。\(^o^)/

約1時間のプレイ、ステージにはIan、Ryan、Davidの3人だけが残り・・・

やはりギターを抱えて、Thick As A Brick・・・

そしてTwo!と入れるところはご愛嬌でしょう。\(^o^)/

バックのスクリーンにメンバー1人1人が映し出され、最後はIan!

ここで場内、スタンディング・オベーション状態に!

感動のエンディングとなりました。!

・・・

観客は立ったまま、アンコールの拍手が続く中、

キーボードのJohnが戻ってきてプレイ、

そして他の3人が加わり、セッション的な演奏が続く中、

スクリーンには機関車の映像が!!

Ianが登場して、Locomotive Breath♪

アメリカでもシングル・チャートに登場したナンバー!

この場に相応しいと言えるでしょう。!!

Ianはフルートも吹き、ステージ狭しと動き回って

本当にパワフルでした。!

最後はメンバー勢揃い、Ianの大きな瞳が強烈な印象!!

立ち去ると同時に、会場にはBGMでWhat A Wonderful World♪が・・・

そう、まさにその通り、素晴らしい世界でした。!

尚、時計はいつの間にか21時40分を回っていました。・・・(^_^;)