今年もSheena Easton@Billboard Live Tokyo (June 11, 2014)

このところ、Billboard Liveの常連となっているSheena Easton

今年は暑くなってきた6月11日(水)のファースト・ステージです。

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まだ明るい中、19時となり、バックのカーテンが閉まり、ライトダウンでメンバー登場!!

ギター、キーボード、ドラムス、サックスのシンプルは編成に、お馴染みのシンガー、Phillip Ingram、彼の紹介で・・・

Sheena Easton登場!!

グリーンのワン・ピース、彼女自身、割と新しいアルバムでカバーしているCan’t Take My Eyes Off You♪

奇しくも今年1月、本家のFrankie Valliが初来日公演!!そんなことからも嬉しく思いました。

続いて、大ヒットのThe Lover In Me♪、サックスもフィーチャーされます。

ここで開口、「今回は夏に来ました・・・会場にはいつも見かける顔もいるし、新しい顔もたくさんいるよう、’80年代からのヒット曲を歌います・・・恋の話は悲しい結末もあるけど、これは事実に基づいた話・・・」

そう言って、Almost Over You♪、この曲、日本では(CM曲の関係か)シングルA面ではリリースされていないのですが、人気曲、途中で拍手も起こりました。

続いてはスタンダード・アルバムNo Stringsから、Body And Soul♪、このアルバムに収録されたナンバーを歌うことも近年多いようですが、このような会場にはよく合っていて、サックスのソロもSheenaの歌を引き立てていました。

「今年は55歳になりました・・・」

(わかっているとはいえ)客席から驚きの声!!

「これが出たときにはこの年まで歌っていると思わなかったけど・・・私のセクシーな歌、聞きたい!?・・・」

そう言って、Phillipとのデュエットで、お馴染みU Got The Look♪

そして同じくPrince作のSugar Walls♪、この2曲の交互のメドレーもライヴの定番!!

The Glamorous Life♪も挿入され、時代は’80年代後期に・・・

パワフルに歌ったPhillipに、Sheenaは、「ロマンティックにいきましょうよ・・・」

と、一転して、We’ve Got Tonight♪

・・・で、ここまではいつも同じような光景ですが・・・

「45回転のシングル・レコード、覚えていますか!?・・・その時代には、改めてB面の曲をレコーディングしていた・・・」

そう紹介して、Loner♪

Sheena Eastonの初期のシングルは確かにB面がアルバム未収録曲が多かったようでした。(日本盤のLPレコードには最後にそういった曲が加えられていたこともありました。)

でもこの曲は、あまりヒットもしなかったAre You Man Enough♪のB面!!全く予想外ですが、キーボードだけのバックで熱唱、中々いい歌です。

一転して、大ヒット曲、Strut♪、こちらはCMに使われていたこともあり、お馴染み!!

Motownサウンドで育ったというPhillipとのデュエットで、昨年も歌ったAin’t Nothing Like The Real Thing♪

・・・で、ここでまた意外なことが・・・

「We’ve Got Tonght♪はカントリー・チャートに登場したけど、カントリー・ソングも好きで歌っています。これは新しい歌・・・」

そう言って、何とHunter HayesのInvisible♪

Sheenaからみたら息子くらいの若い年代の人の歌を!!

今回のライヴでの2度目のサプライズでしたが・・・そういえば、’83年の来日公演でもカントリー・チャートでヒットした曲を取り上げていました。尚、ロック色の強いアレンジだけに、ライヴに合っていたようです。

・・・さてライヴも終盤で、ドラムスのカウントから、Telefone (Long Distance Love Affair)♪、割と大人しいお客さんが多い中、乗りまくって踊りだすお客さんも!!尚、途中の間奏のところで、Sheenaがクシャミを!!(^_^;)・・・これもご愛嬌でしょう。(’83年の来日公演でもそんなことがありました。(笑))

続いては、Morning Train(9 To 5)♪、この辺りになると誰もが馴染んでいる感じ!!

そして重厚な、For Your Eyes Only♪、流れるようなメロディ・ラインにお馴染みの声・・・

今、目の前にいるこの人は、当時、破格の扱いだった新進スターだったんだな!!・・・そんなことも思っていました。

・・・

ここでいったん終了、ですが、軽快なイントロとともに戻ってきて、Modern Girl♪

「彼は『最高だったぜ!まだベッドにいたいな!』と言った・・・」

よく考えればとんでもない歌ですが(笑)最初のヒットから30年以上!!

最後は前の方のお客さんとできるだけ多く握手を交わし、80分の楽しいステージは幕となりました。!cid_717952FB-4E22-40EC-B725-B2D96C0028EB

同時期に来日しているPeter Cetera同様、この人もヒット曲の多い人だけに、いつも同じようなセットになりがちなのですが・・・今回、意外な曲も登場!!これは聴きものでした。

特に忘れていたようなシングルB面曲!!これには驚きましたが、Sheena Eastonの特にデビュー当時の楽曲には、ヒット曲でないアルバム収録曲等にも、完成度の高い楽曲が収録されていました。

そしてそのような作品作りが、日本の松田聖子等に大きな影響を与えたことも忘れてはいけない!と思っています。

次回はまた別のサプライズに!!期待も膨らんでいます。!!