Yes♪の創設者であり、実質上、Yes♪そのものであったChris Squire♪が急逝して3年半・・・彼の遺志を継いで活動を続けるYes♪
オリジナル・メンバーの1人であるTony Kaye♪をスペシャルゲストに迎えたCelebrating 50 Year Of Yes♪と題された50周年記念ツアーの一環として来日!!
日本公演初日は、2月19日、Zepp Nagoya♪です。
今回、2部構成とのこと、開演予定時刻19時を少し回った辺りでライトダウン!!
オープニングBGM♪としてお馴染みのIgor Stravinsky♪のThe Firebird Suite♪(火の鳥♪)のラストの部分が流れる中、メンバー登場!!
ステージ後方には3面のスクリーン、BGMに合わせて炎をイメージした映像が映されています。・・・
メンバーは中心人物であるギターのSteve Howe♪
Steve♪とはAsia♪でも一緒にプレイしているキーボードのGeoff Downes♪
リード・ヴォーカルその他で、Jon Davison♪
Chris♪亡き後ベースを引き継いでいるBilly Sherwood♪
ドラムスは先ずはAlan White♪でなくJay Schellen♪
この5人が定位置につき、キーボードのイントロから、Steve♪の奏でるストラトキャスターを中心に、故Chris Squire♪作のParallels♪でスタート!!
オープニングに相応しいパワフルなナンバー!!
同曲収録のアルバムGoing For The One(究極)のジャケット写真がスクリーンに映し出されます。
続いてSteve♪はお馴染みGibsonのセミアコースティック・ギターに持ちかえ、軽快なリズムで、初期のナンバー、Sweet Dreams♪
Jon♪はアコースティック・ギターを持って歌い、コーラスはBilly♪がしっかりバックアップしています。
ここでSteve♪が開口
「有難う、ナゴヤ、最初の夜だよ・・・1970年代初期の曲、その前はChris♪の作品だよ・・・」
曲の方はGeoff♪のピアノから、Fly From Here, Part I: We Can Fly♪
ドラマチックな歌をJon♪が熱唱!!
Steve♪のギターも冴え渡って、スクリーンの飛行物体の映像も効果的です。!!
「コンニチワ、ナゴヤ」とJon♪
Steve♪がリュートを奏で、始まったのが、Nine Voices (Longwalker)♪
アルバムThe Ladderのラストに収録のアコースティック・ナンバー、レアな選曲ですが、それだけメッセージも込められているよう・・・
ステージにはSteve♪1人残り、お馴染みフォーク・ギターを奏でて、Clap♪
リラックスした気分になります。
この後、Jon♪が戻ってきてアコースティック・ギターで歌うは、Madrigal♪
アルバムTormato収録のこれもレアなナンバー、他のメンバーも戻ってきます。
そしてSteve♪が「スペシャル・ゲスト!!オリジナル・キーボード・プレイヤー」と紹介して・・・
Tony Kaye♪登場!!
ステージ中央に設置されたローランドのキーボードに着いて・・・
Yours Is No Disgrace♪
ライヴでは定番ですが、この曲収録のThe Yes AlbumからSteve♪はYes♪に正式参加、そしてその時のキーボード奏者がTony Kaye♪
今回の聴きもの!!
Tony♪はノっていて、Geoff♪がバックアップに回っているよう・・・
Steve♪は少し長くソロを聴かせ、やや長めのこの曲で盛り上がり、第1部終了となりました。
約15分の休憩の後、第2部スタート
ライトダウンと同時にお馴染みの効果音が・・・
そう、Close To The Edge♪
その中、最初と同じ5人のメンバーが登場して、演奏がスタート!!
Steve♪はエレクトリックとアコースティックを使い分けたお馴染みのプレイ!!
The Solid Time Of Change♪~Total Mass Retain♪
Chris♪を引き継いでいるBilly♪のベースもグイグイ、バンドを引っ張っていきます。・・・
そして静まって、コーラスから、I Get Up, I Get Down♪
Geoff♪のキーボード音で静寂が吹き飛ばされ、Seasons Of Man♪
I Get Up~♪、I Get Down~♪
20分の組曲、感動のエンディングとなりました。・・・
第2部はClose To The Edge再現で、続いてアコースティックなイントロから、And You And I♪
軽快にCord Of Life♪
そしてEclipse♪、この部分ではSteve♪はお馴染みペダル・スティールをプレイ!!
1曲の中で3台のギターを使い分けます。
そしてThe Preacher The Teacher♪では、Billy♪はChris♪と同じくハーモニカをプレイ!!
軽快な曲調から再びドラマチックにThe Apocalypse♪
最後はJon♪の歌とSteveのギター♪でシンプルにエンディング!!
尚、この最後にドラムスの1部のセットが変えられていました。・・・
そう、ドラムスの動きというのは・・・
ここでAlan White♪登場!!
曲はSteve♪のギターから、Siberian Khatru♪
Alan♪もここではノリにノって叩き、Steve♪のプレイは全盛期のYes♪を思わせるほど、冴え渡って響き!!
最高潮でエンディング!!
アルバムClose To The Edge(危機)を再現!!
ここでメンバーは再び下がりました。・・・
アンコールに登場!!
ここではTony♪も加わって、No Opportunity Necessary, No Experience Needed♪でスタート!!
なんとセカンド・アルバムTime And A Word収録のRichie Havens♪のナンバー、その時代を象徴するサイケデリックな雰囲気でJon♪が歌い、この時参加していたTony♪はノっていました。
そして、Alan White♪が再び加わり、Steve♪が固定したアコースティック・ギターで奏でるイントロから・・・
Roundabout♪
説明は要らないでしょう。場内も手拍子で、大ノリ!!
Geoff♪とTony♪のキーボードも盛り上げます。!!
そしてメンバー紹介、謝辞をSteve♪が言って
Starship Trooper♪
ドラマチックLife Seeker♪の部分から始まって・・・
Disillusion♪ではSteve♪のギターも軽快に・・・
そして・・・Steve♪のギターのストロークから、Wurm♪
ジワジワと盛り上がっていくところもお馴染み、ドラマチックにエンディング!!
最後はメンバー7人、ステージ前方へ・・・
Yes♪の歴史も物語った50周年記念ライヴ♪はここに幕を閉じました。・・・
50周年記念ということでか、今回のツアーのセットリストは、今まであまりプレイされなかったナンバーも聴かれ、Tony Kaye♪のゲスト参加有り、そんな中、Steve Howe♪を中心としたパワフルなプレイで本当に聴き応えがあり、感動しました。
・・・と同時にバンドをずっと支えてきた故Chris Squire♪の存在感の大きかったことも改めて感じましたが・・・今のYes♪は、かつてChris♪抜きで全盛期のメンバーで結成されたABWH♪とは違い、姿はないけれどChris♪のスピリットが永遠に存在する本物のYes♪である!!それも確信した!!
そんなライヴ♪であった!!と思っています。!!