プロモーションでの来日はあったものの、コンサートとしては・・・T.V.放映された’87年の(今はなき)後楽園球場公演以来27年ぶり!!
All The Hits All Night Long Tourと題されたツアーの一環としてのLionel Richie日本公演!!最終日は3月31日、ちょうど桜も満開となった北の丸公園の日本武道館です。!!
定刻19時を回ったところでライトダウン!!サンプリングのオープニングBGMが流れ・・・
“Hello, It’s Me, You’re Looking For~”
ライトアップされ、Lionel Richie登場!!
黒いジャケット割と新しいJust For You♪でスタート!!
スマートで軽やかな動きで、一気に総立ちにしてしまう・・・さすがLionel Richieです。\(^o^)/
バックのメンバーは、ギター、ベース、ドラムス、キーボード、キーボードとサックスの5人、シンプルながら、テクニシャン揃いのよう・・・続いて、Penny Lover♪、バックのスクリーンには酒場の画像、サックス奏者のハーモニカも効果的です。
「今日はCommodoresから、現在まで全部やるよ・・・」
そんなことを言って、ピアノに着いて、Easy♪、イントロだけで「日曜の朝」のような気分に、ギター・ソロに続いて、My Love♪が挿入され、後半はレゲエ調に・・・休むまもなく、Ballerina Girl♪、バックにはバレエ・ダンサーの少女の映像です。
軽やかに人気曲、You Are♪
“You Are The Sun, You Are The Rain~♪”
観客も歌っています。ちょうど31年前、同会場での「東京音楽祭」で、この曲でグランプリを獲得したのでした。バックのスクリーンが星空になって、Truly♪、ここではピアノに着かず、「トーキョー、踊ろう!!・・・」と、Running With The Night♪、Lionel、ギター奏者、ベース奏者、サックス奏者と4人揃って、ステージ狭しと左右に動いていました。
ピアノに着いて、一人残ったLionel・・・
「長い間、皆さんとは一緒!!恋に落ちた時も、辛い時も、皆さんが若かった時、自分も若かった!・・・でも皆さんが年をとっても、自分は若いんだ!!・・・」
そう言って笑いを誘い、Still♪、Oh No♪
「辛い時も皆さんはうちに帰って、アルバム、CD、カセット、8トラック(?)で、Lionel Richieのところに来てくれる・・・」
ここでも笑いを誘い、バンド・メンバーが戻って、Stuck On You♪
“Guess I’m On My Way~”の部分を観客に歌わせていました。
一転してファンキーな世界、Commodores時代のBrick House♪、サックスもフィーチャー、途中にOhio PlayersのFire♪が挿入されていました。
「父親から影響を受けた曲・・・」
というようなことを言って、再びピアノに着いての、Three Times A Lady♪
“I Love You~”が強調されていたように思います。
続いて、Sail On♪、後半はピアノから離れ、ややアップ・テンポに!!
再びCommodoresのナンバー、’70年代ディスコ、Fancy Dancer♪、Sweet Love♪
’80年代へ移って、Lady (You Bring Me Up)が続きます。
「次はゲストとして、Diana Ross!!・・・」
観客が驚く中、「日本に来てくれ、と頼んだけど、答えはNo!、代わりに会場の女性がDiana Rossになってほしい!!・・・」
そう言って、Lionelの歌唱指導付きで、Endless Love♪、スクリーンには歌詞も表示され、大合唱に、但しワン・コーラスだけでした。
ここからが凄い!!お馴染みのイントロが響いて、Lionelは立ったまま、
勿論、Say You, Say Me♪
最大のヒット曲だけに場内絶叫!!、観客も一緒に歌い、ほとんどの人たちが立ったままだったので、途中のアップ・テンポの部分も盛り上がっていました。
「ダンス・フロアーにしてくれ!!・・・」と、Dancing On The Ceiling♪
場内は最高潮!!”Oh! What A Feeling!~”
そして途中で何とVan HalenのJump♪のイントロが!!(^_^;)
最高潮はステージ上も同じ、サックス奏者は寝転がって熱演(?)、Lionelが「大丈夫か!?・・・」と場内の笑いを誘っていました。
少し落ち着いて、再びピアノに着いて・・・
「この歌は世界中で一緒に歌ってくれる!!一緒に歌ってほしい!!・・・」
イントロから、場内感動!!勿論、Hello♪
バックには海の映像、ピアノに着いはいるものの、歌う時は終始、観客の方を向いていました。
ステージもクライマックスで、今回のテーマ曲と言える、All Night Long (All Night)♪
観客も思い思いのポーズ、コーラス部分は一緒に!!
最高潮のまま、エンディングとなりました。・・・
Lionelは一度下がって、白いジャケットに着替え再登場!!
今回の謝辞を言って、「(Michael Jacksonと作った)世界を変えられる曲!!」と、勿論、We Are The World♪
オリジナルと同じアレンジで、Lionelの歌い出しに感動!!
“We Are The World, We Are The Children~”
場内も大合唱、元々は「エチオピアの飢饉を救うため歌」、それがいつの時代にも大切な永遠に歌い継がれる歌になった、と思います。
息もつかせぬ1時間45分の感動はここで幕となりました。
27年が少し長過ぎたのか、お客さんの入りは今ひとつでしたが、終始最高のパフォーマンスを見せてくれたLionel Richie!
いつまでも音楽の素晴らしさを世界中に!!
心からそう願っている次第です。!!\(^o^)/