Linda Rostadtが楽曲を取り上げたり、’70年代より女性シンガー・ソングライターとして人気を博してきたKarla Bonoff
但し2010年8月、Bryndleも含めて、長年の音楽パートナーであったKenny Edwardsが急逝・・・
しかし悲しみを乗り越え、音楽活動を続行、日本にも来てくれています。
今回はお馴染み女性ギタリスト、Nina Gerberとのデュオ!!
会場はこれも近年はお馴染みのBillboard Live Tokyo
1月20日のセカンド・ステージです。
少し前にGlenn Freyが亡くなったこともあってでしょう。BGMとしてEaglesが鳴り響く中、開演予定時刻21:30を回ってライトダウン!!
但し今回は後ろのカーテンは開いたまま・・・
Karla Bonoff、Nina Gerber登場です。
いつも黒っぽい衣装のKarlaさんとジーンズにシャツのNinaさん
それぞれアコースティック・ギターとエレクトリック・ギターを抱えて
軽快に、I Can’t Hold On♪でスタート!!
オープニングの多いナンバー、Karlaさんのよく通る声は健在!!Ninaさんのギターも効果的です。
続いて「1977年にBonnie Raittに書いた曲・・・」と、Home♪、これもライヴではお馴染みです。
Karlaさん、今度はピアノに移動して、New World♪
そして、The Letter♪
「1980年に東京音楽祭で初めて日本に来た・・・つい昨日よ・・・」
そう言って、お客さんの笑いを誘って、Restless Nights♪
じっくり聴かせました。・・・
Karlaさん、再び中央へ、
「Jackson Browneのトリビュートに参加したの・・・彼のファースト・アルバムから・・・」
と言って、Something Fine♪
Ninaさんがアコースティック・ギターを奏で、Karlaさんは歌に専念
続いてそのギターをKarlaさんが奏でて軽快にカッティング、Please Be The One♪
ギターを渡す前にチューニングし直していたNinaさんの姿も印象的でした。・・・
再びピアノへ・・・
曲はCarry Me Home♪
よく歌われますが、まだレコーディングされていないナンバー
続いて、Isn’t It Always Love♪、こちらはライヴでお馴染み、軽快なサビの部分も印象的です。
ここで、Ninaさんにスポット、John Lennonのナンバー!!と言って・・・
Imagine♪
アコースティック・ギターによる美しいインストゥルメンタル・ナンバーに!!
場内で歌う人もいましたが・・・最後はNinaさんの方から
「みんなで歌って!!」
そう言っていました。
尚、この間、Karlaさんは静止してピアノについたままでした。・・・
ステージの方も後半、「たばこのパーラメントのCMに使われた・・・」
勿論、All My Life♪
今ではたばこのCMも見かけないでしょう。・・・
「Linda RonstadtのHasten Down The Windの1曲目・・・」
こちらもお馴染み、Lose Again♪
Karlaさんの美しい声は健在!!
そしてピアノのソロから、お馴染みのイントロへ
Someone To Lay Down Beside Me♪
Linda Ronstadtがやはり同じアルバムで取り上げた人気曲!!
大喝采のうち、いったん終了となりました。
アンコールは、やはり2人で登場、今度は前方で、ギターを抱え・・・
「Jackie DeShannonの曲、Searchersも歌った・・・」
勿論、When You Walk In The Room♪
2人だけとはいえ、ロックしていました。
Karlaさんは謝辞を言って、そして・・・
The Water Is Wide♪
やはり最後はこれ・・・
今ではすっかりポピュラーとなったイギリスのトラディショナル・ナンバー!!
でも日本でこの歌を浸透させたのはKarlaさんかもしれません。・・・
心洗われる気分で、場内もしっかり聴き入って・・・
70分のステージはここに幕となりました。・・・
アルバムこそ多くないものの、本当にいい楽曲を書いて、声もいいし、ピアノも流暢に、ギターは軽快に・・・
Karla Bonoffも過小評価されているミュージシャンかもしれません。
今回、BGMにEaglesが使われていたことは、明らかにGlenn Freyに対するトリビュートでしょう。
彼はKarlaの3枚目のアルバムに関わっていました。・・・
Kenny Edwards、Andrew Gold、そしてGlenn Frey・・・
彼女と関わってきたミュージシャンは逝ってしまいましたが、その分もいつまでも元気で美しい歌を・・・そう心から願っています。・・・