Frankie Valli & The Four Seasons初来日公演!

Four Seasonsとして、Sherry、Big Girls Don’t Cry等・・・

ソロとしてもCan’t Take My Eyes Off You、My Eyes Adored You等

日本でも馴染みのヒットを持つ、Frankie Valli!

何と79歳にて、Frankie Valli & The Four Seasonsとして初来日公演です。!!

最初は昨年9月に予定されていましたが、本人の映画撮影の関係で延期に!!

(病気でなくて良かったです・・・)

まさに待望の振替公演は2014年1月18日(土)日比谷公会堂です。

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(写真は最初のチラシ・・・)

今はあまりコンサートにも使われない同会場

定刻19時を回ったところでライトダウン!

メンバーが登場、バンドは7人編成、さらにホーンが5人!

イントロダクションとも言うべき、Frankie Valli & The Four Seasonsのヒット曲が奏でられ、バックのスクリーンには懐かしい写真が!!

そしてコーラスといえる4人が入場して、ドラマーのカウントでスタート!!

1曲目はGrease♪

Frankie Valli登場です。グレーのジャケットを着て、小柄ではありますが、とてもそのお歳には見えません。彼の中では新しめのヒット(といっても36年前!!)映画のシーンも思い出させるように以前と変わっておらず、嬉しくなります。続くようにNo.1ヒットのDawn♪思わずThink!と腕を振り上げたくなります。

開口一番、「日本には長年来たかった!・・・来年また来たい!・・・」

そんな嬉しい言葉が聞かれ、Tell It To The Rain♪、Beggin’♪・・・お馴染みのナンバーが続きます。

「1974年・・・」ということで、ソロとしてのNo.1ヒットのMy Eyes Adored You♪、当時、「瞳の面影」という邦題で日本のラジオ番組でもよくオンエアされていただけに、イントロから観客の皆さんも大喜び!!

続いてそれに続くヒットとなったディスコ調のSwearin’ To God♪、何か’75年あたりにタイムスリップ!!割と長めのナンバーだけに、途中でFrankie Valliとコーラス4人は下がり、サックス、キーボード、ギターのソロもフィーチャー!、再び戻った時のFrankie Valliのジャケットが変わっていました。

「歌詞が意味がある!・・・」というようなことを言って、’70年代のヒット曲、Fallen Angel♪、再び’60年代へ、Save It For Me♪、そしてCall Me♪では電話をかけるポーズをとっていました。

どこかで聴いた曲と思ったら、Let It Be Me♪、そしてSpanish Harlem♪では観客は大喜びで手拍子を、My Girl♪とGroovin’♪はメドレー、というか交互に組み合わせ、そう昔から、結構他人の曲も歌っているのです。

最初歌手を目指した時から、Frank Sinatraとの実際に出会った話をして、作者のCole Porterにも捧げる・・・と、I’ve Got You Under My Skin♪、途中にビッグバンド風なアレンジにもなっていましたが、これはFrank Sinatraへのオマージュのようです。

今度はFrankie Valliとコーラス4人がステージ前方へ・・・

Stay♪、振りも揃えて、彼はお馴染みのヴォイスも披露!!

「シングルのB面だった・・・」と、Silence Is Golden♪、こちらは他の人たちのヒットで有名でしょう。

映画を作っている・・・等の話をして、Working My Way Back To You♪、続いて少し古いOpus 17 ♪・・・ヒット曲の多さを感じている中、手拍子が煽られ!!・・・

Rag Doll♪

この辺りから、場内も最高潮に!!但し、Frankie Valliがマイクを向けても、キーが高いので、Rag Doll~♪とは、なかなか歌えないものです。(笑)

続いて4人のコーラスから・・・Who Loves You♪

全米ヒット・チャートのファンも今回多く来ているだけに、大ウケ!!そして・・・

ドラムスのビートが刻まれ・・・ステージ上からは手拍子が煽られ、軽快なピアノの音で、Oh What A Night~♪

勿論、December 1963♪

’76年初頭のNo.1ヒット、バック・コーラスの4人が交互に歌い・・・

Oh! What~♪

皆さん、Frankie Valliのこの瞬間を待ち望んでいたのでした。!!

ここでメンバー紹介、先ずコーラスの4人は自己紹介、うち2人は兄弟とのこと、兄の方(Brianと言っていました・・・)は流暢な日本語を話していました。

他のメンバーはFrankie Valli自身が紹介、ホーン・セクション5人は日本人、パーカッション奏者とはかなり古い付き合いとのこと、またギター奏者の1人は「イタリアからの逃亡者だ!!・・・」と笑いを誘います。

そして中央に構えるのが、キーボードのRobbie Robinson、Frankie Valliのライヴのミュージカル・デイレクターを35年やっているとのこと、彼あって、このバンドあり!!コンダクターの役割もしていたと思います。そして曲の方は、お馴染みのイントロから・・・

Can’t Take My Eyes Off You♪

「君の瞳に恋してる」・・・日本でもあまりにも有名!!遂に本人の歌で!!

個人的には映画The Deer Hunterに使われていて好きになったのですが、色々な思いが蘇ってきます。

Frankie Valliは客席にマイクを向けますが・・・

I Love You, Baby~♪以降は、結構難しいようです。(笑)

ということで、そこから1962年へ・・・

Sherry♪

コミカルな歌い方もそのまま、オリジナルと同じドラムスのイントロで・・・

Walk Like A Man♪

いくつになっても「恋のハリキリボーイ」なのでしょう。次もドラムスのイントロで・・・

Big Girls Don’t Cry♪

原題で言えば、新しい人はFergieと思ってしまうわけで(笑)・・・

Yai,Yai,Yai~当時のままでは!?と思っています。そして最後は中央に集まって

Bye Bye Baby♪

この4曲を続けることは、お決まりのようです。!!Bay City Rollersでこの曲に親しんだ人も今回は至福の時を味わっていたことでしょう。

場内、スタンディング・オベーションでエンディングを迎えました。

ここで、Frankie Valliはいったん下がりますが・・・バックは演奏を続け、そして戻ってきて・・・

Let’s Hang On♪

満場のお客さんは立ったまま!!大ノリ!!

バンドも大ノリ!!楽しい時間はあっという間です。!!

最後はFrankie Valli自身できるだけ多くの人の握手に応じ、2時間弱の夢のステージは幕となりました。・・・

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正直、今回の来日公演、79歳のFrankie Valliに不安も感じていました。!

それが・・・ステージが進むにつれ、彼が79歳ということは、どこかに吹き飛んでしまい!!

それどころか、そのまま’60年代~’70年代に・・・

今、製作中の映画の関連もあって、もしかしたら本当に来年また来てくれるかもしれません!!

その時には、もっと高い声で一緒に歌えるように練習しておかなければ!!

そんな嬉しい使命を感じた!!そんな夢のコンサートでした。\(^o^)/