The Rolling Stones / 14 On Fire Japan Tour@東京ドーム(2014年2月26日)

遂に実現した初来日公演から24年!!

8年ぶり6度目のStones来日公演!!は14 On Fireと題されたツアーの一環!!

なんと今回は元メンバー、Mick Taylorゲスト参加!!

日本初日は2月26日、2回スタンド席まで超満員のお馴染み東京ドームです。!!

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大きな口の形(?)のステージセット!!

開演予定時刻を30分くらい過ぎ、19時近くにライトダウン!!と同時に物凄い大歓声!!客席もほとんど総立に!!・・・

Sympathy For The Devil♪を思わせる打楽器のBGMとともに、ステージ中央のスクリーンには大きな太陽のような映像!!

“Ladies And Gentlemen~”

アナウンスとともにメンバー登場!!Keithらしい影、後ろにRonnie、Charlieのドラムスの音から・・・

Get Off Of My Cloud♪

Mick Jagger!70歳!凄い動き!!

Hey!You!~1曲目からパワー全開!!Mickは開口一番・・・

「カエッテキタゾ、トーキョー!!」

ややラフなKeithのギターから、It’s Only Rock’N Roll(But I Like It)♪

バックはお馴染みロックン・ローラーたちの映像、Mickはアリーナ中央の花道を行き来!!ファン・サービスぶりも徹底!!バックにはサイコロのアニメ映像で、Tumbling Dice♪が続きます。

Keithが奏でるギターから、Wild Horses♪

必ずやる曲ではないので、この日はラッキーかもしれません。Keithのコーラスも感動ものです。

Daryl Jonesのファンキーなベースをフィーチャーして、Mickの動きも軽やかに、Emotional Rescue♪、自分の知る限りでは本邦初登場!!Mickのファルセット、そしてBobby Keysのサックスが独自の雰囲気を高めます。!!

今度はMick自身がギターを抱えて登場!!今回の最新曲、Doom And Gloom♪、途中から動きが激しくなります。!!

さてここでリクエスト・コーナー、予めネットでエントリーされていた6曲からこの日選ばれたのは・・・

Bitch♪

初の日本公演では2曲目だったナンバー、そんなこともあって、思い入れもある人も多いのでしょう。場内は大ノリです。(因みに自分は、When The Whip Comes Down♪に投じていました。(笑))

お馴染みの音、お馴染みのギター、Honky Tonk Women♪

バックのスクリーンには、近年よく使われる、「女の子」対「戦闘機に乗ったゴリラ」のアニメ映像、後半ではChuck Leavellが、その名の通り、Honky Tonkなピアノを聴かせていました。!!

ここでMickがメンバー紹介、先ず貫禄のLisa Fisher、お馴染みのBernard Fowler、ホーンのTim Ries、一際声援が大きいBobby Keys、すっかりStonesのキーボード奏者となったChuck Leavell、ベースはDaryl Jones、いつものお馴染みのメンバーです。!!

そしてRonnie Wood、Charlie Wattsはこの時だけ前に!!残念ながら言葉を発しませんでした。(笑)そして、Keith Richards、そう、ここからは彼のコーナー!!

Mick Jaggerは下がりますが・・・Keithの横には・・・

Mick Taylor!!

ソロで日本公演も行っていますが、Stonesに入った形は本邦初登場!!いや、中止となった’73年から41年を経て実現!!と言えるのかもしれません。

Keithの歌は静かに聴かせるSlipping Away♪、これって、Mick Taylor脱退後では!?・・・彼のギターが聴けたことで、よし!としましょう。(笑)

続いて、Before They Make Me Run♪、Keithが立ち直った曲!!Ronnieと2人並んだ姿は、まさにロック・レジェンドです。!!

Mick Jaggerが戻ってきて、力強くハープを!!そしてそれに絡んでくるのが、Mick Taylorのギター!!、曲は、Midnight Rambler♪、Stonesのライヴの定番ではありますが、何といっても、1969年、Hyde ParkでのBrian Jones追悼コンサートとなった、Mick Taylorお披露目となったコンサートで熱演したナンバー!!今回の一番の聴きもの!!途中のブレイク部分のCharlieの一撃!!Mickの歌も一段と力強く!!何かJaggerとTaylorの掛け合いは延々続く感じでした。!!

Mick Taylorのギターを堪能した後は「イッショニウタッテ・・・」と、Miss You♪、Darylのベースもファンキーに!!~Crazy!~What’s The Matter With You, Boy!~、そしてコーラス部分は客席も歌います。

ステージのスクリーンに映った客席の女性にMickは、「カワイイネ・・・」Keithがお馴染みのフレーズ、そしてCharlieが力強く叩き、Paint It Black♪

また少しラフだったKeithのギターのイントロから、Gimme Shelter♪

“It’s Just A Shot Away~♪”、そしてLisaが花道を通り、センター・ステージへ・・・”Rape! Murder!~”・・・大迫力!!やはりLady Gagaより断然いいでしょう。!!(笑)後半のMickとの掛け合い!!何も言うことはありません。

・・・で、ここからが凄い!!Start Me Up♪、何といっても初来日のオープニング・ナンバー、客席は一斉に天井を指さし!!Ronnieのギターが冴え渡っています。お馴染みのイントロから、Brown Sugar♪、Mickの動きは凄まじく、そして「待っていました!」といったばかりにオリジナルのBobbyのサックス・ソロ!!Mick、Lisa、Bernardと並んで、Yeah! Yeah! Yeah! Woo!・・・休む間もない感じで、Jumpin’ Jack Flash♪、Mickはセンター・ステージへ、ファン・サービスぶりも徹底、満場のドームが一体感を感じました。!!

ステージ上のバックのスクリーンが一転、夕暮れのジャングルのような光景に・・・何か儀式のようなムードの中、今度こそSympathy For The Devil♪、Mickは赤いマントを羽織って登場!!そしてそれを脱ぎ捨て軽やかな動きに、Pleased To Meet You~♪、お馴染みのリズムの中、大演壇のエンディングとなりました。

・・・

ステージは暗転の間に両サイドに、男女混声合唱隊、ということは・・・そう、勿論、You Can’t Always Get What You Want♪、Timのホルン(?)が響き、Mickはギターを抱えて登場、ベレー帽を被っています。そして合唱隊だけでなく、客席も大合唱!!後半、アップ・テンポになるところでは、指揮者の人も踊っていて(笑)何か嬉しくなりました。

そしてKeithのギター、やはり最後は・・・

(I Can’t Get No) Satisfaction♪

アコースティック・ギターを抱え、Mick Taylorも再登場!!満場のお客さんは放心状態!!、I Can’t Get No!~♪、いやいや大満足の筈!!Charlieのドラムスも力強く大フィナーレ!!

最後はメンバー勢揃い、そして4人、いやMick Taylorも加わって5人!!

ただただ感動の2時間は幕となりました。

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自分が洋楽を聴き始めた頃、既に古い人たちのように言われていたのに・・・

あれから40年!!・・・ただ凄い!!

それにしてもMick Jagger!!世界一カッコいい曾祖父ちゃん!!体育の先生の息子さんであることは有名ですが、世界一の70歳のアスリート!!

無限のパワーをもらった一夜でした。!!