KISS End Of The Road World Tour@東京ドーム(ネタバレ注意!!)

End Of The Road World Tour♪という最後のワールド・ツアー(?)を行っているKISS♪

4年半ぶりの来日公演はその一環で全国5か所!!

東京公演♪は12月11日(水)東京ドームです。

ステージにはKISS♪の垂れ幕!!

ステージ両側のスクリーンには、KISS ARMYのロゴマーク!!

開演予定時刻19時を回ったら、Led Zeppelin♪のRock And Roll♪が大音響で響きライトダウン!!

両側のスクリーンには同時間のメンバーの映像、Gene Simmons♪、Tommy Thayer♪、Eric Singer♪、最後にPaul Stanley♪、そして・・・

“Alright! Tokyo! You Want The best! You Got The Best! The Hottest Band Of The World! KISS!”

お馴染みのアナウンスとともにあのイントロ、幕が上がって(落ちて)Detroit Rock City♪でスタート!!

この上ない華やかなステージ・セット!!

Gene♪、Paul♪、Eric♪は高い位置から下がってきて、1曲目から最高潮!!

続いてShout It Out Loud♪、Paul♪が歌い、Gene♪も歌う、ツイン・ヴォーカルでお馴染みです。

「コンバンワ、トーキョー!・・・」Paul♪が開口

喉を痛めたと聞いているので声が掠れているのがきになりますが、「アナタワサイコー!」と・・・

曲はDeuce♪、Gene♪の歌は相変わらずパワフル!!

スクリーンには初期の映像が映し出されました。

「初来日は12月11日!?、違うよ、1977年の武道館だよね・・・アルバムSonic Bloomから・・・」

Paul♪がそう言って、曲はSay Yeah♪

日本では未発売(?)ですが、場内もYeah!,Yeah!,Yeah!と一斉にシャウト!

この後、Paul♪は客席側を二つに分けるポーズを取って、それぞれに声援を送るよう指示!!

曲の方は、I Love It Loud♪

Gene♪がパワフルに熱唱、そして、Hey!,Hey!,Hey!~♪、場内も合わせて歌い・・・

続いてPaul♪が歌う、Heaven’s On Fire♪

ややヘヴィーな雰囲気となって、War Machine♪

バックにはモンスターの映像、そしてGene♪、松明を持って登場!

火を吹いて、前半のクライマックスとなりました。

「‘80年代、生まれていなかった人もいるよね!・・・一緒に歌おう・・・」

Paul♪がそう言って、Lick It Up♪

そう、この頃はノー・メイク!!

途中、The Who♪のWon’t Get Fooled Again♪の一部を挿入、Eric♪のドラムスもフィーチャー!!

「ドクターを呼ぶ時間だよ!」と、Gene♪がベースを激しく弾いて歌う、Calling Dr. Love♪

そのままGene♪のベースが響き、100,000 Years♪

初期のナンバーですが、軽快にPaul♪が歌い、そしてEric♪にスポット!!

かつてはこの曲でPeter♪のドラム・ソロとなっていましたが、今回はEric♪

バスドラムをキックしながら、汗を拭いたりとおどけたポーズも・・・

Paul♪たちが戻ってきて「ロックン・ロールを聴きたい奴、どれくらいいるんだ!?」

続いて「何かドリンクを持ってきてくれよ・・・」勿論、Cold Gin♪

歌うのはGene♪ですが、ここでフィーチャーされるのはTommy♪

後半1人ステージに残り、ギター・ソロ、さらに爆音も響いていました。!!

さてステージは暗転、Gene♪1人登場!

ベースを弾きながら血を吐くお馴染みのシーン!!

そして吊り下げられ宙を舞って、ステージ上方へ・・・

曲は勿論、God Of Thunder♪

メンバーが戻ってパワフルなプレイ!!

バックのディスプレイには多数のGene♪の顔が登場!!

そのGene♪も下に降りての熱い演奏の後・・・

「誰もが少しはクレイジーだろう・・・」Paul♪がそう言って、Psycho Circus♪

その通りサーカス団のようなバックのディスプレイ、途中静まって場内のレスポンスを仰ぎ・・・

続いては、Let Me Go, Rock’n’Roll♪、かつてはライヴの定番、Gene♪が軽快に歌いました。!!

ステージではPaul♪にスポット

「キュウサカモトの美しい歌、一緒に歌おう・・・」勿論、「上を向いて歩こう」♪

日本語でPaul♪のギターだけで場内も大合唱・・・

続いて自分の名を呼ぶように場内に指示、曲はLove Gun♪

今回も宙を舞ってセンター・ステージへ!!

ステージもせり上がり、Paul♪は四方を向いて歌い、メイン・ステージでは3人が熱いプレイ!!

Tommy♪などハードなソロを・・・

続いて「一緒に歌ってくれるかい!?・・・」

コーラス部分を口ずさんで、勿論、I Was Made For Lovin’ You♪

場内も最高潮、Paul♪はメイン・ステージへ戻っていきました。・・・

ステージ上では、Paul♪が歌う、Crazy Crazy Nights♪

バックのスクリーンには華やかな写真が入れ替わり登場!!

この頃はノー・メイクの時代、場内にコーラスを煽って盛り上げます。!!

少し静まってPaul♪がギターを奏で、そして歌い出すのは、Black Diamond♪

爆音とともにハードな演奏に、ここからの歌はEric♪

カウベルも叩き熱唱、最後はドラム・セットがせり上がり・・・

お馴染み猫のディスプレイ登場!!

マーチ風なリズムとなり、また爆音とともにドラマチックにエンディング!!

いったん終了となりました。・・・

アンコール、「今日は特別な日、ゲストを紹介しよう・・・」

Paul♪の紹介で、なんとYoshikiさん♪登場!!

ピアノに付いて、Eric♪が歌う、Beth♪

2人の映像も大きくバックに、思わぬクリスマス・プレゼントになりました。

そしてYoshikiさん♪、大喝采の中、今度はドラム・セットへ・・・

「楽しんでいるかい!?・・・」

Rock And Roll All Nite♪

場内には紙吹雪が舞い、そして大きなボールもたくさん舞って、絶頂!!

紙吹雪でよく見えないながらもPaul♪はシャウトして、場内とのコール・アンド・レスポンス!!

ギターを壊し、”Tokyo, We Love You!”と・・・

いくつも爆音とともに感動のフィナーレ!!

エンディングBGMとして場内には、God Gave Rock’n’Roll To You II♪が鳴り響いていました。・・・

近年あまりプレイされなかった初期のナンバーも加えて、まさにオールタイム・ベストといったセットリスト!!

ロック・ショービジネスの王者たる貫録をしっかり見せつけてくれたKISS♪

心配されたPaul♪の声もステージが進むにつれ調子が良くなっていって・・・

これも何か見えない神々しいパワーによるもののような気がしています。!!

さて「本当にこれで最後!?」

このステージを見て誰もがそう思ったことでしょう。

Gene Simmons♪は今年70歳!!

確かにこのようなステージはキツい部分もあるかもしれませんが、無理しない程度にまたいつか・・・

そんなことも期待してしまいます。

ともかく先ずはこのような素晴らしいロックン・ロール・パーティーに誘ってくれたKISS♪に心から感謝の意を表したいと思っています。