Matthew Morrison@Billboard Live Tokyo

日本でもテレビ・ドラマgleeのウィル・シュースター先生役で大人気のミュージカル・スター!!

Matthew Morrison♪

今回は歌手として来日!!

An Evening With Matthew Morrison♪として、Billboard Live ♪でも公演があり、お馴染みBillboard Live Tokyo♪

2月27日のセカンド・ステージです。

Frank Sinatra♪の歌がBGMで流れる中、定刻21時30分を少し回ってライトダウン!!

先ず演奏者が登場、gleeの音楽も担当しているBrad Ellis♪がピアノ

ベースが下野ヒトシさん♪、サックスが宮崎隆睦さん♪

その他、ギター、ドラムス、トランペット、トロンボーン、バックグラウンド・ヴォーカル2人の総勢9名

ほとんどが日本人ミュージシャン!!

Brad♪を中心としたプレイがスタート!!

そしてビッグ・バンド風な演奏となり、曲はFrank Sinatra♪のNice N Easy♪

Matthew Morrison♪

階上より歌いながら登場!!

さすがに少しの動きも軽やか!!

続いてIt Don’t Mean A Thing♪

シルクハットを被ったり、マイクスタンドを小道具にして、エンターテインメントに徹しています。

「コンニチワ、マシュー・モリソンデス・・・」

「皆さんは英語もわかるだろうけど、どこへ行っても、音楽は共通の言葉だよ・・・」

バック・ヴォーカルの美香さんが通訳、そしてやはりFrank Sinatra♪のThe Lady Is A Tramp♪、これは少しアップ・テンポに・・・

一転してギターのイントロからAin’t No Sunshine♪

スローにロック色も濃い曲として聴かせていました。

「初めて父親になったよ、人生は色々あるけど、これは歌い続けていくよ・・・」

そう言って曲はMy Fair LadyからのOn The Street Where You Live♪

ピアノのイントロからDon’t Get Around Much More♪

Duke Ellinton♪でポピュラーなナンバーだけに客席にもマイクを向けていました。

「gleeで自分を知った人もいるだろうし、その前のブロードウエイ・ミュージカルで知った人もいるだろう・・・まだ知らなくてもいいよ、今日はブロードウエイの雰囲気を再現するよ!!・・・」

「1949年のSouth Pacificから・・・」

オープニング・テーマに続き軽快なピアノをバックに高めの声でYou’ve Got To Be Carefully Taught♪

このSouth Pacific(南太平洋)には彼も出演したことがあるようで、静かになってSome Enchanted Evening♪

あまりにもポピュラーだけにお客さんもしっかり聴き入っていました。

「gleeが終わってから、またブロードウエイ・ミュージカルに戻った、Finding Neverland、これはピーター・パン誕生の話だよ・・・」

そして元気よく快活にNeverland♪

ドラムスから力強くStronger♪と続きました。

ここでBrad♪とのトーク

「Brad Ellis♪はわかるよね・・・」と客席へ・・・Brad♪曰く

「gleeではピアノ奏者というクレジットだったよ」

会場の笑いを誘い、Brad♪がMatthew♪への謝辞を言うと

「お金をたくさん払っているからね。(笑)でも彼のおかげで音楽生活が順調なんだよ・・・」

尚、Brad♪の奥様も客席に居られました。

楽しいトークの後

「次の歌ではインストゥルメンタルのところで、ソロをとってもらうよ・・・」

そう言ってFrank Sinatra♪のIt’s All Right With Me♪

その通り、各メンバーの前でソロの時にポーズをとっていました。

そして曲は、gleeの中で彼自身が歌っていたDean Martin♪のSway♪

軽快な歌、そして間奏の間に客席へ降りて行き、女性のお客さんと即興でダンス!!

実にやることがスマートです。!!

ステージは少し静まり返って・・・

サックスのイントロからピアノをバックに・・・

「上を向いて歩こう」♪

それがなんと日本語で!!

途中からビッグ・バンド風になりますが、彼の歌はずっと日本語のまま、感動的でした。!!

「ハワイは身も心も癒される美しいところ、そこの楽器で歌うよ・・・」

そう言ってウクレレを持って歌いだしたのが、Somewhere Over The Rainbow♪

軽快にここでもエンターテイナーぶりを発揮です。!!

「最後の歌だよ・・・」

そう言うと観客はお決まりの落胆の声

「内心はホッとしているよ(笑)・・・」

「Hairsplayからの曲、知らなくても8分に凝縮しているので楽しめるよ・・・」

そう言って軽快にWelcome To The 60’s♪で始まり!!

「Tracyの歌・・・」と、Good Morning Baltimore♪

アップ・テンポなThe Nicest Kids In Town♪

コミカルなBig, Blond And Beautiful♪

ミディアム・テンポのバラード、Without Love♪

そしてサックスもフィーチャーされノリのいいYou Can’t Stop The Beat♪、まさにHairsprayの短縮版!!

「ドーモアリガトー、トーキョー!!」

いったん終了となりました。・・・

アンコールに登場

「有難う、心からこの国を愛しているよ、オーチャードホールでもお土産をたくさんもらった、感動と一緒に持ち帰るよ・・・」

そう言って、ドラマチックに始まったのが、Let It Be♪

Paul McCartney♪のコンサートでよく聴いているとはいえ、また違った感動が・・・

そしてNa, Na, Na~♪とHey Jude♪

勿論客席も大合唱!!

「美しい声だね・・・」

この一体感とともにグランド・フィナーレ!!

“Thank You!!”

最後も軽やかにステージを後にしました。・・・

本当に素晴らしい感動のステージ!!

さすがにブロードウエイで鍛えられた歌と踊り!!

本物のエンターテインメントをたっぷり堪能しました。

そしてこれは彼の「お客様を楽しませたい」という徹底したプロ意識にほかならないのでしょう。!!

改めてそれも実感した夢の一夜でした。