Crosby, Stills & Nash@東京国際フォーラムホールA

David Crosby、Stephen Stills、Graham Nash

3人揃っての約20年ぶりの来日公演!!

初日の3月5日、会場はオールド・ロック・ファンと思える人たちが多くつめかけた東京国際フォーラムホールAです。

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開演時刻19時を回って・・・

BGMとしてかかっていたJeff BeckのA Day In The Lifeの音量が大きくなりライトダウン!!

バック・メンバー5人とともに、向かって右からDavid Crosby、Graham Nash、Stephen Stillsが登場!!

3人がギターを抱え、軽快にかき鳴らし、Carry On / Questions♪でスタート!!

3人とも70代ですが、あのハーモニーは健在!!

そしてStillsのタイトなストラトキャスターの音色も心地よく響きます。

続いてMilitary Man♪、ポップな歌はNashにお任せ、といった感じ、Crosbyが歌うLong Time Gone♪、CSNの定番です。

力強いギターのカッティングでSouthern Cross♪

3人ともアコースティック・ギターで短いながら美しいハーモニーのJust A Song Before I Go♪

ヒット曲が続き、Crosbyが

「Jackson Browneから影響を受けて作った曲・・・」

そう言って、Delta♪、ピアノの伴奏中心で歌い上げました。

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そしてStillsが近年に別のバンドでリリースしたDon’t Want Lies♪

ここでもギターをしっかり聴かせてくれて、続いてはNashのポップなMarrakesh Express♪

そのNashが前方のピアノについて

「Davidとセイリングしたとき、出てきた鯨は船より大きかった・・・」

To The Last Whale: Critical Mass / Wind On The Water♪

ライティングも効果的にドラマチックに終え

「Joni Mitchellに捧ぐ」とお馴染みのOur House♪

そしてCrosbyが奏でるアコースティック・ギターで場内歓喜!!

勿論、Déjà Vu♪、後半はオルガンからバックのメンバーのソロも順にフィーチャーされました。

ここでNashがメンバー紹介!!

心地よいオルガン奏者はTodd Caldwell

パワフルなドラマーはSteve Di Stanislao

ベース奏者はJackson Browneのバンドでお馴染みのKevin McCormick

ギター奏者はBruce SpringsteenともやっていたShane Fontayne

そしてもう一人のキーボード奏者は曲も一緒に書いたりしているJames Reymond、凄いメンバーなのです。!!

曲はStillsのBuffalo Springfield時代のBluebird♪

パワフルにギター・ソロもフィーチャー!!

ここで休憩、ここまで約80分、長くなりそうです。

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約20分後、ライトダウンでメンバー登場!!

Helplessly Hoping♪、CSNの定番、コーラスは健在!!

今度はStillsがアコースティック・ギターを抱えて聴いたことがあるナンバーだな!?と思ったら・・・

何とDylanのGirl From The North Country♪

よく歌っているようです。

ここでサプライズが!!Crosbyの紹介で・・・

Jackson Browne登場!!

今回ほぼ同時期に来日、共演の多い人たちだけにどこかでの飛び入りを期待してはいましたが・・・

Jacksonの公演は4日後からなので、この日はないと思っていただけに嬉しい限りです。!!

少し前にCrosbyが名前を出したのも予告だったのかもしれません。

曲はThe Crow On The Cradle♪

Nashとのデュエット、そう、No Nukesの再現です。!!

今回日本で反原発コンサートが行われるかと思ったのですが、その代わりといったところかもしれません。

尚、この1曲で引き下がりました。

続いてはCrosbyのソロで新曲(?)のWhat Makes It So♪

Nashが入ってお馴染みのGuinnevere♪

そして静かにこれも新しいSomebody Home♪をギター弾き語りで静かに聴かせました。

今度はNashの新しいナンバー!!

「中国の焼身自殺をした僧侶のことを歌った・・・」

そう言って、Burning For The Buddha♪、力強いナンバーです。

一転して、3人ともエレクトリック・ギターを抱えてのAlmost Cut My Hair♪

歌うは勿論、Crosby、Stillsのギターもフィーチャーされます。

エレクトリックの編成で続いて定番のWooden Ships♪

Stillsがフィーチャーされ、パワフルにBuffalo~時代のFor What It’s Worth♪

そしてお馴染みのギターのカッティングから・・・

Love The One You’re With♪

Stillsのソロでも、考えてみれば今回歌われた中で最大のヒット曲かもしれません。

Nashはサビの部分を客席に歌わせ、大盛り上がりでいったん終了となりました。

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アンコールは、やはり、Teach Your Children♪

客席も手拍子、And Know They Love You~♪と場内も大合唱!!

最後はメンバー勢揃い!!

本当に楽しいトータル3時間近いステージはここに幕を閉じました。!!

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今回、Jackson Browneも登場というビッグサプライズもありましたが・・・

Nashは明るく元気!!

Stillsはギターもたっぷり聴かせて!!

Crosbyはかつて大病をしたとは思えないほどパワフルに復活!!

この3人を中心として生まれる暖かい優しい楽しい音楽!!

このような音楽が長く愛され引き継がれていくのだろう!!

そう実感した、まだ少し寒い東京駅近くでの夜でした。・・・