Bruce Cockburn@Billboard Live Tokyo

カナダを代表するシンガー・ソングライター

Bruce Cockburn♪

昨年リリースした新作Bone On Boneを引っさげて、

なんと25年ぶりの来日公演!!

至近距離のBillboard  Live Tokyo♪にて!!

彼1人によるギターの弾き語り公演です。

 

9月29日(土)セカンド・ステージ

会場にはマニアックなファンの皆さんが集結しているよう・・・

開演予定時刻19時30分になり、カーテンが閉まりライトダウン!!

静かに、Bruce Cockburn♪登場!!

グリーンのボディのアコースティック・ギターを抱え・・・

「来れて嬉しいよ・・・」

流暢にギターを奏で、新作の1曲目、States I’m In♪でスタート!!

正直言うと、登場した時は、年を取られた気がしましたが(苦笑)いざ曲が始まるとまるで別人!!

アコースティック・ギターを操り、力強い歌を聴かせます。

続いて軽快なカッティングとなって、聴き覚えのあるコード進行に・・・

’80年代の人気曲Lovers In A Dangerous Time♪

当時よくオンエアされていたナンバーですが、ギター1本でもまるでフル・バンドのよう!!

「25年ぶりに来たよ・・・これは40年前に来た時に書いたよ・・・」

曲はTokyo♪

ギターはストロークに・・・ややパワフルに歌われました。

「古い歌だよ・・・」

そう言って、アコースティック・ブルース調にギターを奏でて、Mama Just Wants To Barrelhouse All Night Long♪

これも代表曲の1つですが、多彩なギター・プレイも聴かせてくれます。

ここで銀色のメタリックなギターに持ち替え、前のステージでのお客さんの反応を可笑しく話して・・・

The Iris Of The World♪

このギターの音はややタイトな感じ!!

続いてはアルペジオでスローに、Strange Waters♪

曲の途中ではギター・ソロも聴かせてくれました。

「新作のタイトル曲だよ・・・」

そう、Bone On Bone♪

彼のギター・プレイを充分堪能できるインストゥルメンタル・ナンバーです。!!

ここで、ステージ上のテーブルの上に置いていた小型の12弦ギター(チャランゴ!?)を手に取って・・・

「フランス語の歌だよ・・・自分の周囲はフランスの人が多いんだ・・・」

そう言ってチャランゴを奏で、新作に入っているMon Chemin♪

語るような部分もあって、後半は足でテーブル横のチャイムを鳴らし、マルチ・プレイヤーぶりも楽しませてくれました。・・・

ステージも折り返し・・・再びアコースティック・ギターに持ち替えて、ハーモニクス音から・・・

If Ⅰ Had A Rocket Launcher♪

これも’80年代の代表曲、今の時代だからこそ、力強いメッセージ・ソングとして響き、途中のギターも感動的的!!

場内も静かに聴き入っていました。

また一転して、3フレットにカポタストを付けて、軽快に陽気な感じで・・・

Wondering Where The Lions Are♪

唯一の全米TOP40ヒット!!

それだけに自然に場内からは手拍子!!

一緒に歌っている人も多く、静かな盛り上がり!!

「手拍子有難う!!」

・・・ですが、再び重厚なムードに・・・

「もう1曲、Bone On Boneからだよ・・・」

力強いギター・プレイで、False River♪

次々と言葉を並べ、力強く熱唱!!

続いては少しスローになって、語りかけるように始まるIf A Tree Falls♪

この曲に込められたメッセージも今は痛感します。!!

ステージも終わりが近づき・・・

「もう少し歌うかな!?」

場内からは色々とリクエストが・・・

「’80年代にアメリカについて書いた・・・Jerry Garcia♪がやってくれたよ・・・」

ミディアム・テンポのカッティングで、Waiting For A Miracle♪

静かにじっくり聴かせて、ここでいったん終了となりました。・・・

 

アンコールに登場!!、場内に謝辞を言って・・・

Lord Of The Scarfields♪

~O Love That Fires In The Sun Keep Me Burning~♪

静かですが力強く、’70年代の彼の代表アルバムIn The Falling Dark収録のこのナンバーで、感動のライヴは幕を閉じました。・・・

ステージ上には、Bruce Cockburn♪1人・・・

・・・ですが、フルバンドに匹敵する卓越した彼のギター・プレイとともに、人間愛、優しさ、そして時には怒りのメッセージが込められた歌が、言葉の壁を越えて、力強く訴えかけてきて・・・

まさに文字通り「感動ライヴ」!!

御年73歳だけど孫のような年のEd Sheeran♪にはまだまだ負けないぞ!!

そんな無言の意気込みも感じた、忘れ得ぬ雨の夜でした。!!