日本にもよく来ている、6人目のEaglesとも言われるJ.D. Souther♪
今年もBillboard Live Tokyoにて来日公演!!
但し今回は、ニュー・アルバムTendernessを引っさげ、さらにはピアノ、ウッド・ベース、そしてJ.D.のトリオによる公演です。!!
外はまだ明るい中、開演予定時刻19時を5分ばかり回り、カーテンが閉まり・・・
ジャケットを着込んだJ.D. Souther登場!!
ピアノはChris Waltersさん、ウッド・ベースはDaniel Immelさん
軽やかなジャズ風な演奏で、アルバムBlack Rose収録の、You Turn Now♪でスタート!!
アレンジは変わってもJ.D,の歌は健在、嬉しくなります。
続いては彼の中では割と新しい、I’ll Be Here At Closing Time♪
ライヴの定番のようです。
ピアノが聴き馴染みのあるフレーズを奏で、J.D.が・・・
There’s Talk On The Street~♪
場内歓喜!!勿論、New Kid In Town♪
彼のライヴでEaglesとの共作ナンバーは大人気ですが、本人もそれは承知しているようです。(笑)
ピアノのChrisさんがコーラスをつけていました。
「アメリカでは、アイフォンを無くしたら帰ってこないけど・・・日本ではタクシーに財布を忘れた時、運転手が記録をしていて、連絡をくれて、次の日に戻ってきた!!・・・そんなところも日本が好きな理由だよ!!・・・」
そんな話をして、曲は新作から、Dance Real Slow♪
ピアノが軽快に、それにJ.D.がギターを合わせて、歌うは・・・アルバムBlack Rose収録の、Banging My Head Against The Moon♪
軽快なスイング風なアレンジが合っています。
「ロマンティックな曲・・・」と、スタンダード・ナンバー、My Romance♪
奇しくもJames Taylorも歌っているのですよね。
「Linda Ronstadtとは、昔は恋仲、今も友達だけど、彼女がこの歌を綺麗に歌ってくれて、その後歌い継がれている・・・」
そう言って、Faithless Love♪
今回の新作、リリース前に闘病中のLindaさんに聴いてもらったとのことです。!!
その新作から、Come What May♪、こちらもスタンダード風なオリジナル!!
「1929年(大恐慌の年?)に戻って・・・その時、酒を飲んでいたらどんな感じかな!?・・・」
そんなことを言って、スタンダード・ナンバー、Ain’t Misbehavin’♪
オリジナルと交互に出てきても、違和感がない・・・さすが、ジャズ・ミュージシャンの血を引くJ.D.です。!!
ギターをラフな持ち方に変えて、聴いたことのある歌だなぁ~と思っていたら・・・
The Sad Cafe♪
共作者であるJ.D.がセルフ・カバーしているナンバーですが、これなどEaglesでは聴けないので、観客は大喜びです。
そしてピアノが聴き馴染みのあるコード進行を・・・J.D.が歌うは・・・
You’re Only Lonely♪
アレンジは変わっても、これがJ.D. Southerです。
Jackson Browneより前にアサイラム・レコードと契約していた亡くなったソング・ライターの話をして、そのことを歌った・・・
Something In The Dark♪
今回の新作の中でも特に名曲!!しっかり聴かせてくれました。
ChrisさんとDanielさんを紹介、そして軽やかなピアノにJ.D.のギターが入り・・・
Heartache Tonight♪
場内も一斉に手拍子、メンバー2人も歌います。
ジャズ風のスタイルとはいえ、大盛り上がりでここでいったん終了となりました。
・・・
アンコールは・・・
色々とリクエストが出る中、やはり・・・
Best Of My Love♪
場内はしっかり聴き入って、70分のJ.D.の世界は幕となりました。・・・
ギター1本での公演も多いJ.D.ですが、今回はスタンダード・ジャズのスタイル!!
それでも全くウエスト・コースト・ロックとの違和感は感じませんでした。それがJ.D. Southerの偉大なところ!!
彼のライヴによく行っているファンの皆さんも今回のライヴには大いに満足していることでしょう。
また他にも聴きたい曲が多々あり、それは次回の楽しみにしたいと思っております。