The Sentinent Tourと題されたSantana♪の意外にも7年ぶりの日本公演！
少し前に、今では伝説となった40年前の初来日公演時の映像が公開され話題となりました。
3月12日（月）、そのライヴ・アルバム、名盤「ロータスの伝説」の内ジャケットにも写っている日本武道館
超満員の会場、定刻19時を回ったら、すぐにライトダウン！
バックのスクリーンには地球の映像、最初にパーカッション奏者が入場
シンバルの音が響く中、他のメンバーも入場、演奏がスタート！
そして中央から、Carlos Santana登場です。！
トレード・マークと言えるシルクハット、ギターはオレンジ色のSG
1曲目はTemptationsで有名なCloud Nine♪
Carlos、男性シンガー2人を入れて総勢11名、
ドラムスのDennis Chambersなど、お馴染みのメンバーも多いようです。
続くLove Is You Love Is Me♪でもCarlosは弾きまくり、後半、トロンボーン・ソロもフィーチャー！
シンガーの1人、Tony Lindsayの好みなのでしょうか！？ここでもTempsのShaky Ground♪が歌われました。
さて早くもお馴染みのオルガンのイントロが・・・
続くCarlosのギターで場内絶叫！アリーナ席は一気に総立ちへ！
勿論、Black Magic Woman♪
ヴォーカルはTonyの方が中心、ハードなプレイでGypsy Queen♪が続きます。
先日、やって来たRingo Starrのバンドで、Santanaのオリジナル・メンバーであったGregg Rolieがプレイしましたが・・・
「やはり本家は最高！！」
そう実感せずにはおれません。
力強いエンディングに続いて、Oye Como Va♪
これは、もうSantanaのライヴの定番中の定番です。！
ステージにはギター・スタンド、アコースティック・ギターがセットされ
「全ての女性に捧げる・・・」
そう言ってMaria Maria♪
Play By Carlos Santana～♪で、その通り、エレクトリック・ギターのソロへ
パーカッション、ホーンも加わった賑やかなFoo Foo♪が続きます。
・・・
ここでCarlosが自分の恩人と言える、Bill Graham、Clive Davisへの謝辞を述べ、そしてもう一人！
Mr.Udo！
招聘元の有働社長がステージ上に！！
Carlosからギターを贈呈されました。
その感謝の意を表したようにEurope♪
場内は歓喜！と同時に「もうやってしまうの！？」といった感じも・・・
全編、Carlosの一人舞台といった中、休む間もなくハードな演奏に！
Batuka♪、歌が入ってNo One To Depend On♪、Taboo♪
サード・アルバムからの曲が続き、最後の方にBob MarleyのExodus♪も歌われていました。
・・・
今度はCarlosは、「最高の友で、妻である・・・」と、奥様のCindy Blackmanを紹介！
いつの間にかDennisのドラムスに着いていて、No.1アルバムSupernatural収録のCorazon Espinado♪
元々、ジャズ・ドラマーのCindyさんですが、ここでのプレイはSheila Eを思わせました。
Carlosがパーカッションを叩き、ベースと3人によるセッションが続き、ハードなドラム・ソロも！！
最後はCindyさん自身も前方へ、Carlosとのアツアツぶりも見せていました。（笑）
続いてメンバー紹介、セカンド・ギタリストのTommy Anthonyは！
何とPoliceのMessage In A Bottle♪を歌ったり、各自の即興演奏の中、パーカッションのプレイが激しくなって！！
Jingo♪、バックのスクリーンにはアフリカの映像、ただ熱いものを感じます。
そして最初のヒットのEvil Ways♪
リズムが似ているからでしょう、John Coltraneで有名なA Love Supremeのフレーズが！！
キーボード、ホーン2人もフィーチャーされ、完全版A Love Supreme♪に！！
この演奏が続く中、パーカッションのリズムが、聴き馴染みのあるリズムに！！
Carlosのギターが入り、勿論、Smooth♪
今回は古くからのファンも多いようですが、さすがにここまでの大ヒットとなると時代を超越！！
場内は興奮の坩堝となり、ヴォーカルの2人がさらに盛り上げます。！！
Carlosのギターも冴えわたり、いつの間にか曲は、All That I Amのラスト・ナンバーDame Tu Amor♪
大盛り上がりの中、いったん終了となりました。
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あまり時間を置かずにアンコールはSoul Sacrifice♪
途中、Layla♪なども挿入され、熱い演奏でエンディング！！
最後は癒しのBGMが流れ、バックのスクリーンには白い鳩！
Carlosは深々と頭を下げ、2時間15分、ここで幕となりました。
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本当に熱く楽しいあっという間の2時間・・・
でもその中には地球への暖かい愛に溢れている！！
終演後、帰途に向う皆さんの、心地よく疲れた満足げな表情！！
それが全てを物語っている！！
そのように実感しながら、お馴染みの武道館をあとにしました。
