「宇宙最強のファンク・バンド」Tower Of Power♪
Blue Note Tokyoでの来日公演も定例となっていますが、今年は特別!!
昨年来日できなかったオリジナル・ドラマー、David Garibaldiが復帰!!
Francis “Rocco” Prestiaとの鉄壁のリズムセクションが復活!!
そしてヴォーカリストとして、若いMarcus Scottが新加入!!
7月7日のステージです。
ファースト・ステージ、開演時刻18時30分少し前から、何とメンバーは待機!!
ライトダウンとともに、Oakland Zone♪をBGMに入場!!
馴染みのお客さんも多いためか既に大盛況!!
定位置について、We Came To Play♪でスタート!!
バンド・リーダーでサックスとヴォーカルのMimiことEmilio Castillo
48年に渡る彼のパートナー、バリトン・サックスのDocことStephen Kupka
リード・テナーのTom Politzer、トランペットのAdolfo Acosta、もう一人のトランペットのSal Cracchiolo
キーボードのRoger Smith、彼は今回ステージ向かって左側にいます。
ギターのJerry Cortez、そしてベースはオリジナルのRoccoことFrancis Rocco Prestia
ドラムスは、David Garibaldi、最強のリズム・セクション!!
そして、新加入のMarcus Scott、右側にいてパワフルに熱唱!!
総勢10名!!
お馴染みのSoul With The Capital “S”♪、Can’t You See (You Doin’ Me Wrong)
息もつかせぬ演奏が続きます。
To Say The Least, You’re The Most♪では、Docのバリトン・サックスも軽快にTomのリード・テナーが冴え、Mimiが自らパワフルに歌うYou Got To Funkifize♪
Tower Of Powerならではの光景!!
ここでスロー・ダウン、バラードのTime Will Tell♪
新加入のMarcusも腕の見せ所、Rogerのキーボード、Adolfoのトランペットも叙情的!!
一転してファンキーに、Maybe It’ll Rub Off♪
Marcusが立ち上がるように客席に指示して、Get Yo’ Feet Back On The Ground♪
ノリにノってきたところで、Mimiによるメンバー紹介、やはりDavidとRoccoへの声援は大きく、そしてDoc!!
「48年のパートナー・イン・クライムだ!!・・・」と、そしてバリトン・サックスでのお馴染みの挨拶・・・
今度はMarcusがMimiを「Tower Of Powerのリーダー」と紹介、Mimiが「48年!!」を強調して歌うは、Diggin’ On James Brown♪
そしてお馴染みJames Brown Medley♪ではMarcusがノリノリに歌い、再びMimiへ
客席にも歌わせ、楽しい時間でした。
ステージは一転、ブラスの5人がお馴染みのポーズを取って、最大のヒット曲、So Very Hard To Go♪、これもバラードだけに、トランペットの2人が効果的です。
ファースト・ステージも終盤、「質問がある!?」
What Is Hip?♪
Jerryのギターから、お馴染みのパワフルな演奏、Adolfoの緊迫感のあるソロ、そしてTomがパワフルにサックス・ソロ!!
Marcusも盛り上げ、ここで一度終了・・・
すぐに戻ってきて、You’re Still A Young Man♪
途中のブレイクもお馴染み、じっくり聴かせ、Salのソロ・・・
ファースト・ステージはここで終演となりました。・・・
セカンド・ステージは21時から・・・
定刻にライトダウン、メンバー登場!!
I Like Your Style♪でスタート!!
メンバーもリラックスしている感じ!!
Ain’t Nothin’ Stoppin’ Us Now♪、Roccoのベースも響いてVan McCoyのThe Hustle♪を思わせるYou Ought To Be Havin’ Fun♪、パワフルにOnly So Much Oil In The Ground♪、You Strike My Main Nerve♪
お馴染みのナンバーが続き、Just Enough And Too Much♪では、Jerryのギターがフィーチャー!!
後半ではタイトなソロを続けました。
そしてここで、今回もゲストのキーボード奏者、Phillip Wooが登場、Just When We Start Makin’ It♪
重厚なブラスと合わせて、Wooさんのプレイも軽やかにMarcusが熱唱を聴かせました。・・・
一転してMimiとMarcusがパワフルにDown To The Night Club♪
Marcusが女性に言いたいこと、ということで、Don’t Change Horses (In The Middle Of The Stream)♪
これもヒット曲だけに盛り上がり、各メンバーのソロ、そして最後にはMarcusが歌い上げました。盛り上がる中、人気曲、This Time It’s Real♪
Docのダンスもお馴染み、場内も最高潮で、メンバー紹介、今度はRogerのワイン(副業?)の話も・・・曲はSoul Vaccination♪、Tomのソロが力が入り!!
一転してSo Very Hard To Go♪
指を鳴らすポーズも・・・そして・・・What Is Hip?♪
ここはファースト・ステージと同じ2曲で、また引き下がり・・・
アンコールはパワフルに、Souled Out♪
メンバーは力を使い切った!!といった感じで、エンディングとなりました。
普通、Blue Noteではファースト・ステージ、セカンド・ステージとも出演者のセットリストはほぼ同じなのですが、Tower Of Powerの場合、代表曲2曲以外は全て違うので、通しで見ることが必至です。
今回も息もつかせぬステージ、休憩を挟んでの4時間もあっという間でした。!!
さてもうすぐ50周年を迎えるTower Of Power♪
その時には勿論大きな事を期待したいですが、それまでもまだまだ楽しい大ノリの最高のステージを続けてくれることを!!
そしてそのためにメンバーの健康も心から祈りたいと思っている次第です。