何かと世間を騒がせるBoy George率いるCulture Club♪
なんと16年ぶりに来日公演が決定!!
しかも全盛期の4人が勢揃い!!
東京2公演を経て、大阪公演の6月24日(金)はリニューアルされたFestival Hallです。
‘80年代のヒット曲が流れる中、開演予定時刻19時にライトダウン!!
ドラムスのJon Mossが登場、彼が刻むビートに合わせて、メンバーが登場!!
ギターのRoy HayとベースのMikey Craigも登場!!
そして大喝采の中、Boy George登場!!
帽子、ジャケット、パンツルックと揃いのデザイン
アイシャドーはブルー、うっすら髭を生やして・・・
曲はChurch Of The Poison Mind♪でスタート!!
オープニングに相応しいナンバー!!
メンバー4人以外に女性ヴォーカル3人、ブラス3人、キーボード、ギター、パーカッションと総勢13名、1曲目からパワー全開!!
Boy Geogeが開口
「日本では貴重な体験をしたし、また来るのが楽しみだった、ミラクルの国だよ・・・」
そう言って、It’s A Miracle♪
ブラスと女性シンガーの歌も映え、ここでBoy Georgeは前の方の席にいた男の子をステージに上げ、客席とのコミュニケーションも、曲はI’ll Tumble 4 Ya♪
そしてRoyがキーボードに着いてのMove Away♪
Boy Georgeは軽やかな動き、ヒット曲が多いことも実感です。
「恋をしている人はいるか。?」
そんなことを言って、Human Zoo♪、これは新曲のよう・・・
レゲエ調にしてBoy GeorgeがソロでヒットさせたBreadのEverything I Own♪が続きます。
「Colour By Numbersから・・・」とBlack Money♪
女性シンガーの1人が中央でBoy Georgeと熱唱!!
後半はブラスを中心にインストゥルメンタルに・・・
その間にBoy Georgeは衣装チェンジ、帽子とジャケット、パンツも変わっています。
曲はRoyのピアノだけで始まるVictims♪
女性コーラスが入り、Jonのドラムスからドラマチックな構成!!
感動的な曲でした。
Boy Georgeはコミカルに時計の動きを口ずさみ、Time (Clock Of The Heart)♪、本当にヒット曲が多いことを実感です。!!
「新曲を2曲やるよ、大阪はファンキー・ミュージックは好きかい!?」
そう言ってLike I Used To♪
続いて「Sly Stoneを意識したよ、亡きPrinceに捧げる・・・」とDifferent Man♪
ともによくできたナンバー、Princeは同時代に活動したミュージシャン!!
彼らにとっても大きな存在だったのでしょう。!!
「Royのギターを聴かせるよ・・・」とヒット曲、Miss Me Blind♪
ノリノリの中、Boy Georgeの言葉通り、Royのギターも力強く響きました。
一転してBoy Georgeがソロでリリースした映画のテーマ曲The Crying Game♪
こちらはじっくり聴かせました。
Boy Georgeは最初メンバーが出会った時の話をして・・・
「Mikeyがこんな風にベースを刻んだ・・・」
それにRoyのギターを合わせて、「何かわかるだろう!?・・・」
最初コーラスからから始まって、勿論、Do You Really Want To Hurt Me♪
多くの人は一緒に歌っていたようです。!!
Boy Georgeは謝辞を言って、もう1曲新曲のMore Than Silence♪
どことなくU2を思わせるこのナンバーでいったん終了となりました。
大盛り上がりの中、アンコールに登場!!
Mikeyは阪神タイガースの帽子をかぶり、Boy Georgeも再び衣装チェンジ!!
この曲、何かな!?と思っていると聴き覚えのある歌詞・・・
スローとなったThe War Song♪
サビの部分はリズミカルでオリジナルのままでした。
そしてブラスの3人は下がりますが、お馴染みのイントロ!!
勿論、Karma Chameleon♪
最大のヒット曲、まさに最高潮とはこのことでしょう。!!
でもまだ終わらず、Culture Clubとしてカバーしたこともある、David BowieのStar Man♪、
アコースティック・ギターも響き力強い歌、やはりDavid Bowieに対する思い入れでしょう。!!
「今も’70年代にいるようだよ、David Bowieもだけど、T.Rexが好きだった、Marc Bolanの真似をしていたよ・・・」
そんなことを言って、Bang A Gong (Get It On)♪
ロック・ファンなら誰もが知っているような曲ゆえ、大ノリの中、メンバー紹介も!!
最高に楽しい2時間もここでエンディングとなりました。
ステージ上にはMikeyが1人少し遅くまで残っていました。・・・
Kiss同様、Boy Georgeが見せかけだけの存在ではないことは言うまでもないことですが・・・
今回はヒット曲の数々、ソロの曲、そして新曲と・・・
抜群のポップ・センスで楽しい最高のライヴを堪能させていただきました。!!
そしてオリジナル・メンバーが4人ともそれぞれ本当にいい感じに年月を経てきていることにも感動しました。
さてトラブルも多い(?)Boy Georgeですが、それはともかく今回も4曲も新曲を披露したわけで、新しいアルバムへの期待、そしてまた近いうちにCulture Clubとしての来日公演を行なってくれることを心から望んでいる次第です。!!