Jackson Browne@オーチャードホール(ネタバレ注意!!)

2005年3月の日本公演を収録したライヴ・アルバム

The Road East – Live In JapanをリリースしたJackson Browne♪

その時以来、2年半ぶりの来日公演♪

初日は 10月17日(火)

渋谷のBunkamuraオーチャードホールです。

開演予定時刻19時を10分ほど回ったところで、ライトダウン!!

Jackson Browne♪、メンバーとともに登場!!

ベースはBob Glaub♪、ドラムスはMauricio Lewak♪、ギターとペダル・スティールがGreg Leisz、主にエレクトリック・ギターがVal McCallum、そしてバンド・リーダー的存在のキーボードとヴォーカルでJeff Young♪

前回と同じ(Jacksonがいう)Dream Bandです。!!

「アリガトー」

アコースティック・ギターを抱えたJackson♪、1曲目は!?

そう思っていたところで、「これ何かな!?」と思う曲でスタート!!

何と!!The Waiting♪

Tom Petty & The Heartbreakers♪の1981年のヒット曲!!

力強く歌うJackson♪、ただ場内にはこの曲を知らない人も多かったようです。・・・

感動のオープニング!!

「偉大なるTom Petty♪、今夜のショーは彼に捧げる・・・」

ここでギターを持ち替え、そして・・・

Alethea Mills♪、Chavonne Stewart♪の2人が入ってきて、曲はSome Bridges♪

Greg♪のペダル・スティール(スライド)も響きます。!!

再びアコースティック・ギターを持って、The Long Way Around♪

今のところ最新作であるStanding In The Breachから、後半はVal♪のギターもフィーチャーされました。

今度はピアノへ、そこへ場内から色々リクエストが・・・

「何をやるか読まれているね・・・」

そんなことを言って、Rock Me On The Water♪

分かっていても場内のファンは大喜び!!

エレクトリック・ギターに持ち替えて、Looking East♪

メッセージ色の強い曲だけに、今回のコンサートの中でも特に力強く聴こえました。!!

ここで、リクエストが・・・Farther On♪

一度持ったギターを置いて、ピアノへ、少しウォーミング・アップのようにしてから、歌い始め、場内はしっかり聴き入っています。

再びギターを持ち、定番曲の一つ、These Days♪

ここでもGreg♪のスライドが心地よく響き、そしてJeff♪がコーラスを!!

尚、この曲を歌った今年亡くなった友人、Gregg Allman♪に対するコメントはありませんでした。・・・

「みんなハッピー・ソングを聴きに来ているんだよね!!」

そう言って、Just Say Yeah♪

今回の中では楽しい曲かもしれません。女性シンガー2人も活躍です。

今度はJackson♪、ドブロ・ギター(?)を抱えて・・・

「Lowell George♪が弾いてくれたんだよ・・・」

そう言って、Your Bright Baby Blues♪

3台のギターが響く中、Jackson♪の歌!!

「ここで、15分のブレイクだよ・・・」

第一部終了となりました。・・・

20分強の休憩時間の後、第二部スタート!!

Jackson♪、ギターの2人、女性シンガー2人

先ず5人が登場して、Something Fine♪

静かなスタート!!

「Warren Zevon♪の曲、やってくれって言われるんだ・・・」

そう言って、Lawyers, Guns And Money♪

ハードなロック・ナンバーとなっていました。・・・

「楽しんでいるよ・・・」と今度はアコースティック・ギターで、The Naked Ride Home♪

そういえば、2000年代になり、このアルバムで久々に復活したのでした。・・・

またピアノに着いたら、場内からリクエストが・・・

でもプレイされたのはお馴染み、Fountain Of Sorrow♪

Jackson♪の定番中の定番ですが、女性2人のコーラスが情感を深め、しっかり聴き入ってしまうナンバーです。

そしてギターを持って、Lives In The Balance♪

これもメッセージ色の強いナンバー!!

本来アコースティック・ギターのところはVal♪のエレクトリック・ギターがフィーチャー!!

ここで、リクエスト(!?)

最新ライヴにも収録されている、Call It A Loan♪

Jackson♪はストラト・キャスターを奏で、これもエレクトリック・ヴァージョンとなっていました。

続いては「Lowell Geroge♪とValerie Carter♪で書いた・・・」

そう言って、Love Needs A Heart♪

(そういえば、故Valerie Carter♪がJackson♪のバンドで来日した時、彼女自身がこの歌を歌ったことがありました。・・・)

再びアコースティック・ギターを抱え、The Barricades Of Heaven♪

オープニングが多いナンバーですが、今回は後半、Jackson♪の歌が力強く響いていたように思いました。

ここで改めて、「The Pretenderから一緒にやってくれている・・・」と、ベースのBob Glaub♪を紹介、そしてピアノについて・・・

The Pretender♪

力強いMauricio♪のドラムスが、Jackson♪の歌をさらに盛り上げ、そしてここでは、Bob♪のベースもノッていて・・・いつも感動させるこのナンバーでは、場内は一部、スタンディングオベーション!!

そのままのノリで、Doctor My Eyes♪

軽快に盛り上がりました。

Jackson♪はギターに持ち替え、謝辞を言って、ギターを少しずつ奏でながら、一人一人、メンバー紹介、そして・・・

Running On Empty♪

さらにお客さんは立ち上がり、最高潮に!!

そして後半、Jackson♪は歌詞を忘れた!?と思いきや、トークになって「’65年は17歳だったけど、2017年に69歳になった・・・」と・・・

それでもパワーはそのまま、Mauricio♪の力強いドラムスとともに最高のエンディングとなりました。

そして、アンコール・・・

最初、アコースティック・ギターを持って出てきたのですが・・・これはわざと!?かも・・・エレクトリックに持ち替え・・・

Somebody’s Baby♪

ヒット曲だけにアンコールにはうってつけ!!

「Glenn Frey♪の歌、自分と書いた曲だけど、車で聴いて、彼の歌い方を学んだよ・・・」

勿論、Take It Easy♪

そして、今回もEagles♪ヴァージョンになっていました。!!

「アリガトーゴザイマス・・・」

休憩時間を入れて、3時間近い今回のJackson Browne♪のライヴはここで終演となりました。・・・

第一部9曲、第二部とアンコールで13曲、今回全22曲プレイされましたが、それでもいつもプレイされる定番曲で今回プレイされていない曲が多々あります。(Late For The Sky♪、In The Shape Of A Heart♪・・・)

またそういった曲がいつ出てくるか、といったところもJackson Browne♪のライヴの楽しいところであると思っています。

Lowell George、Warren Zevon、Glenn Frey、Valerie Carter、Gregg Allman、Tom Petty・・・

Jackson Browne♪が関わった人の多くも亡くなってしまいましたが、彼らとの仕事はJackson♪の中では永遠に息衝いているわけで、先日69歳になったとはいえ、まだまだ元気で、今日のような最高のライヴ♪をこれからも!!

そう願うばかりです。!!