Tony Hadley@Billboard Live Tokyo 2022

’80年代初頭、ニュー・ロマンティックが台頭してきた時代に一世を風靡した

Spandau Ballet♪

そのリード・シンガーで、フロントマンであった Tony Hadley♪

Spandau  Ballet♪から離れてソロとしても活動で日本でもよく単独ライヴを行っていましたが、コロナ禍となったため、今回は久々の来日公演♪

10月2日(日)、Billboard Live Tokyo♪です。

セカンド・ステージ♪、開演予定時刻19時30分となり、ライトダウン!!

MCの”Please Welcome On Stage, Mr.Tony Hadley!!”のアナウンス

メンバー登場!!、ドラムスは、Tim Bye♪、ベースは、Philip Williams♪、ギターは、Richard Barrett♪、キーボードは、あのRick Wakeman♪の息子、Adam Wakeman♪、そして紅一点、パーカッションとヴォーカルは、Lily Gonzalez♪

オープニングBGMから変わって、演奏がスタート!!、そして・・・

Tony Hadley♪登場!!

黒のスーツでキメてダンディぶり!!、他のメンバーがそれぞれカジュアルなスタイルだけに対照的です。(笑)

Spandau  Ballet♪のナンバー、Instinction♪でスタート!!

最初、Lily♪が歌い、そしてTony ♪、2人の歌のかけ合いから、1曲目から大盛り上がり!!、シンセサイザー音も効果的!!

「ドーモアリガトウ、コンニチワ、・・・1980年代だよ・・・」

キーボードの軽快なイントロから、デビュー曲の To Cut A Long Story Short♪、ノリよくパワフルに歌うTony♪、パーカションもフィーチャー!!

ハードなギターのカッティングから、”Crazy, Crazy~”とTony♪

曲はHighly Strung♪、こちらもノリよく歌い、Lily♪は勿論、他のメンバーもコーラスを付け、ギター・ソロもフィーチャーされました。

「会えて嬉しいよ、来てくれて有難う、一緒に歌を楽しんでほしい・・・」

ドラムスが響いて、ヒット曲 Only When You Leave♪、ポップなナンバー、ギターのカッティングに合わせて、Tony♪が歌い。Lily♪がバックアップ!!、ギター・ソロもフィーチャーされ、盛り上がります。

「”Hot”って日本語で何て言うんだい・・・アツイ!?・・・」

曲はスローになって、I’ll Fly For You♪、ボサノヴァ風に始まって、Tony♪とバックアップするLily♪、サビの部分はハードになり、最後は静かに・・・一転して。Adam♪が奏でるシンセサイザー音から、ポップな曲調になり、Round And Round♪、ややリラックスしたムードになります。

「・・・次の曲は、君たちなしでは、自分たちもいないということだよ・・・」

曲は、Soul Boy♪、アップ・テンポでメロディアス、Lily♪は歌いながら、打楽器もプレイ、Tony♪をバックアップ、ハードなギター・ソロも登場!!、Spandau Ballet♪のナンバーが7曲続いたところで・・・

「コレハ、アタラシイキョクデス・・・」

Tony♪は、日本語で紹介して、Because Of You♪、ソロの曲、ピアノで始まって、徐々に盛り上がっていくナンバー!!

ここでステージ上には、メンバーのドリンクが運ばれ、Tony♪は、Jack Danielsのグラスを手に「カンパイ!!・・・」曲の方は、Richard♪が静かにギターを奏で、Spandau Ballet♪のヒット曲の1つ Through The Barricades♪、Tony♪は、ここでは静かにじっくり聴かせ、そして後半はパワフルなロック・バラードに一変、ドラムスも力強くドラマチックな構成です。

ここでメンバー紹介、それからファンキーなリズム、Chant No.1  (I Don’t Need This Pressure On)♪、最初はラップ調でTony♪、Lily♪とともに盛り上げていきます。KORGのキーボードを奏でるAdam♪はここではオルガン、そしてホーンの音も出しています。

ライヴ♪もクライマックスへ、Lifeline♪

本来ならここで総立ちでしょうが、まだそれは難しい状況、でも場内の熱気は十分に伝わってきます。!!

そして・・・サックスのパートはギターで、盛り上げていきます。

続いてギターのカッティングでアップ・テンポに、Mad About You♪、場内も手拍子です。

「ラブソングだよ、こんな風にね・・・」

お馴染みのイントロから、そう、True♪

ピアノ音に合わせて、じっくり聴かせるTony♪、バックは力強いサウンド!!、そしてここでもサックスのパートは、ギター・ソロで・・・

“I Know This Much Is True~♪”

後半、Tony♪とLily♪が向かい合い、そしてLily♪が熱唱!!、最後はTony♪が締めました。

“Thanks For You’re Comin’~♪”

ピアノが奏でられる中、関係者にも謝辞を言って、Tony♪が歌い始めるのは・・・

Gold♪、やはり最高に盛り上がるこの曲!!、場内も最高潮!!、ギターのRichard♪は、James Bond’s Theme♪も挿入、Lily♪も激しいプレイ!!、最後はドラマチックにフィナーレとなりました。

「ドーモアリガトウ・・・」

エンディングBGMとして流れていた Fly Me To The Moon♪を口ずさんで、Tony♪とメンバーは、ステージを後にしました。

全14曲中、12曲がSpandau Ballet♪のナンバーという怒涛のセットリスト!!

トータル70分強でアンコールは無しと、長くはありませんが、息もつかせぬ中身の濃い内容!!、Tony Hadley♪も’80年代とあまりイメージも変わっておらず、それも嬉しく思いました。

ただSpandau Ballet♪のリーダーで全ての楽曲を書いていたGary Kemp♪とは、是非また一緒にやってほしい!!、今回のライヴでつくづくそうも思った次第です。