三大ギタリストを送り出した伝説のThe Yardbirds♪
・・・といえば、あまりにもありふれた表現ですが(笑)・・・
’90年代に復活!!
残念ながら、Chris Drejaが病気でリタイア
オリジナル・メンバーはドラムスのJim McCarty1人になってしまいましたが・・・
ギタリストのJohnny A.等、強力なメンバーを加え来日!!
10月22日(土)丸の内のCotton Clubでのファースト・ステージです。
開演予定時刻17時を回ったところでライトダウン、メンバー登場!!
オリジナル・メンバーのJim McCarty、ギターはソロとしても名が知られるJohnny A.、ベースは’70年代から多くのミュージシャンのバックを務めたKenny Aaronson、ハーモニカとパーカッションは元Ram JamのMyke Scavone、そしてギターとヴォーカルは再結成以降参加しているJohn Idan
6人目のメンバーと思えるMCの男性が登場して
「コンバンワ、最高の日本語だ!、Five Live Yardbirds!!・・・」
そう紹介して、Heart Full Of Soul♪でスタート!!、歌うはJohn Idan
’60年代を思わせる髪型と容姿!!、Jimがコーラスをつけます。
Yardbirdsの代表的なヒット曲、ポップなナンバーが多いことも再認識です。
2曲目はMykeのハープも印象的なDrinking Muddy Water♪、やはり代表曲のI’m Not Talking♪が続きます。
「’65年の曲だよ・・・」
Johnがそう言って、You’re A Better Man Than I♪
続くLost Woman♪、オールド・ファンが喜びそうなナンバーが続き、Johnny A.のギターをフィーチャーして、New York City Blues♪
Johnの歌も勿論!!
Johnnyのギターと、Mykeのハーモニカの掛け合いもピッタリでした。
リズミカルなイントロから、Little Games♪
Led Zeppelinファンは温故知新で馴染みのナンバーでしょう。
Kennyのベース・ソロ、Jimのドラム・ソロに続いて、Johnny A.のソロ!!、続けてJohnが歌いだしたのは、Shapes Of Things♪
これもYardbirdsの代表的なヒット曲、軽快なリズムで気分はすっかり’60年代です。
ここでスポットは、Jimへ、Ah~Ah~と、彼自身がドラムを叩きながら歌いだしたのは、Back Where I Started♪、Mykeのハーモニカ、Johnnyのギターが絡んできます。
今度はJohnが観客にHey!!と呼びかけ、Over Under Sideways Down♪
アップテンポの中にもJohnnyのギターがうなり、続くブルース・ナンバー、Smokestack Lightning♪でもJohnnyのギターがフィーチャーされ、ドラマチックな展開となりました。!!
ここでメンバー紹介、最初はJimが4人を紹介、そしてJohnがJimを紹介、Jim曰く
「今は4人がアメリカ人、英国人は僕だけになっちゃったよ・・・」
笑いながらそう言って、「’60年代のみんなも知っている曲をやるよ・・・」
Johnnyのギターから、Mykeのパーカッション・・・
勿論、For Your Love♪
一般には一番ポピュラーなナンバーでしょう。!!
割と大人しい場内も自然に手拍子、曲はHappenings Ten Years Time Ago♪、こちらも「幻の10年」として日本でもお馴染みのノリのいいポピュラーなナンバー!!
終わりと思ったところへ、Kennyのベースが・・・
何と!!Dazed And Confused♪
改めてYardbirdsはLed Zeppelinの前身であることを実感!!
ここでのJohnnyのギターのプレイは圧巻!!
Zeppelinファンは狂喜したのでは!?、メンバーもパワフルにプレイ!!
ここでいったん終わりとなりました。
・・・
アンコール!!という間もなく、メンバーはすぐに戻ってきて、Johnnyが奏でる音!!ファンは何か察知!!
勿論、Train Kept A-Rollin’♪
Yardbirds出身のJeff Beck、Jimmy Pageがその後もプレイしている数少ないナンバー!!
そしてロックのスタンダードといえる1曲!!
Johnの歌もKeith Relfを思わせました。!!
そのJohnがお客さんに立ち上がるよう指示して、曲はI’m A Man♪
Mykeのハーモニカも力強く響き、シンプルな中でも最後は大盛り上がり!!
70分強のステージは幕を閉じました。・・・
Yardbirdsの名前から、どうしても「昔の名前で出ている懐メロバンド」と見縊ってしまう傾向もあるかもしれませんが・・・
とんでもない話!!
オリジナル・メンバーJim McCartyを軸として、強力なメンバーが集結!!
全盛期のパワーとスピリットを蘇らせた!!
そんなライヴだったと思っています。!!
さて来月には、Jeff BeckとJimmy Pageが来日するそうですが、もし彼らがここにいれば・・・
・・・期待したいですが、想像できない!!
そんな感じではないか!!と思っています。(苦笑)