1978年
March 28th Tuesday ②
(続き)
さてっと次はLesのインタビューが長々と7Pに渡って載って
いたのです。
これを読んで、ほんとに今のRollersの置かれている状況というものが
わかったような気がします。
そしてLesも大人になったんだなぁと、考えてしまった。
まぁ、色々と書いてあったんだけど、
LesのConcert観についてのことに、ひどく感激しました。
前にRock Showに
「RollersのConcertは本当に良かったのだろうか?」
なんて記事が載って、私はそれについてすごくショックを
受けてしまい、また深く考えさせられてしまったのでスヨネ。
あの私がものすごく感激した「ハートで歌おう」の場面。
Lesが私たちにマイクを向けて歌わせてくれた
あの忘れられないシーン・・・
それに対しての批評の声を聞いて、私は悩んだものです。
あの私が最高だと思っていたシーンに対して批評の声が
出るなんて信じられなかった。
私はそれを聞きLesの口からあの時どういう心境で
私たちにマイクを向けてくれたのか、
どうしても聞きたかった。
その私の希望が(いや、多分すべてのRollers Fanの
希望だったと思う)3ヵ月後の今、やっとかなえられたのです。
そう私の考えは間違っていなかったのです。
Lesはあの「ハートで歌おう」のシーンの事を
「今でも鮮明に覚えているよ。素晴らしいシーンだったと思う。
日本の思い出の中でも最も印象に残っているんだ」
だって!!そして
「ConcertでそんなふうにFanが歌ったり、Bandと一体になって
参加してくるのって本当に嬉しいんだ。
さっきも言ったけど、ConcertはMissをしないことよりも
素晴らしい雰囲気を作る方が大切だと思うな」
そう、このLesの言葉からもわかるように、LesはFanが
一緒に歌っているので歌いづらくなってMikeを私達に向けたのでは
ないのです。決して!
Fanと一体になることを望んでLesは歌わせてくれたのです。
「私たちは歌いたくてConcertに来たんじゃない!」
と言った人達よ!
どう思いましたカナ?このLesの言葉を読んで?
あなたが「Lesの歌を聞きに来た」というのなら
それこそ本当にRecordを聴いていればいいじゃないですか。
FanとBandが一体となってこそ、本当の素晴らしいConcert
というものなのです。
だから私達はLesと一緒に歌ったのです。
こんなことConcertじゃなかったらとてもできないコト。
そうConcertとはみんな一体となってenjoyするもの。
それにつきるのデス。
あ~~、なんかすっきりした!
今まで胸の奥底に潜んでいたものが、やっと取れたというカンジ。
あぁ、ほんとにLes、Thank you!♡
そういうふうに思っていてくれてとってもうれしいナァ・・・・
そうそう例のLesのゴシップの件も書いてあった。
ローディが流したウワサだって。
そして頭にきて首にしてしまったって。
そうですよネ、まったく当然ですヨ!!
そのウワサに世界中の何万人の人が心を痛めて
泣いていたことか・・・・
そう、私たちはそんなウワサなんて信じないで、
Rollersを信じていかなくちゃネ
私たちFanが彼らを信じなくなっちゃったら、それこそもう終わり。
彼らがいちばん悲しむのです。
Rollersはまた今年も来てくれそうな雰囲気です。
その時はまたRollersと一体となって
FanもRollersもみんな楽しめる素敵なConcertにして
あげなきゃ!
(でもあの警備員、どーにかならないカシラネェ?)
(続く)