2015/8/22 Billboard Chart

8/22付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はディズニー・チャンネルのオリジナル・ムーヴィー『Descendants』のサウンドトラックです。セールス枚数は42,000EAU(換算枚数)でしたが、実売は30,000枚と91年にサウンドスキャンがカウントし始めてから1位の最低セールスを更新してしまいました。これまでは2011年2月12日付で1位になったエイモス・リーの『MIssion Bell』の4万枚でした。今年はサウンドトラックがたくさんヒットする年で、『Empire』、『Furious 7』、『Pitch Perfect 2』に続いて4枚目です。1年にサウンドトラックの1位が4枚というのは2009年(『Hannah Montana: The Movie』、『Loso’s Way』(Fabolous)、『The Twilight Saga: New Moon』、『Michael Jackson’s This Is It』)以来とのことです。

 

 

この映画は、ディズニーのかつての映画に登場する悪役たちの子どもが主人公で、学園ミュージカルで『アラジン』ジャファーの息子ジェイ、『眠れる森の美女』マレフィセントの娘マル、『白雪姫』魔女の娘エヴィーと『101匹わんちゃん』クルエラ・ド・ヴィルの息子カルロスが登場。さらに『美女と野獣』の息子ベン、『シンデレラ』の息子チャド、『眠れる森の美女』オーロラ姫の娘オードリー、『ムーラン』の娘ロニーらも登場します。

 

 

今週のTOP10内初登場はあと1枚です。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/cnrs94933

第7位に初登場したのがリル・ディッキーの『Professional Rapper』です。29歳とのことで、かつては広告代理店に勤めていたそうです。2013年に「Ex-Boyfriend」のラップ・ビデオをYouTubeに投稿すると24時間で100万回の再生があったとか。その後も週1回5ヵ月連続でアップを続けて、昨年2月には初のライブも開きました。今回のデビュー・アルバムにはスヌープ・ドッグやTペイン、フェティ・ワップなども参加しています。ラップ・アルバム・チャートで初登場第1位です。フィラデルフィア生まれで本名はデヴィッド・バード。コメディ・ラッパーですね。

 

 

他には、20位から8位に上がったのが、トゥエンティ・ワン・パイロッツの『Blurryface』。何で今頃の急上昇かというと、アナログLPが発売になったのです。これが、7000枚売れて合計25,000枚の売り上げを記録して8位に入りました。ちょっとの売り上げ増で順位が急上昇。このくらいセールスは枯渇してしまっているんです。

 

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9位と12位、13位にはレッド・ツェッペリンの再発盤がランクインしました。『In Through The Out Door』、『Coda』、そして『Presence』です。それぞれオリジナル・アルバムのリマスター盤と、それに未発表バージョンなどを収録したデラックス・エディションが発売になっています。

 
13位から10位にドレイクの2月12日にリリースされたアルバム『If You’re Reading This It’s Too Late』が上がりました。このアルバム、今週のセールスを加えて100万枚を突破したとのことです。今年発売されたアルバムのミリオン・セラー第1号です。ドレイクにとって4枚目のミリオン・セラーとなりました。ちなみに2015年これまでで最も売れているアルバムはテイラー・スウィフトの『1989』(今週3位)で146万3000枚売れています。『1989』は通算では512万4000枚のセールスです。

 

 

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29位にはセイント・アソニアのデビュー・アルバム『Saint Asonia』が初登場。ハード・ロック・アルバム・チャートで初登場1位です。元スリー・デイズ・グレイスのアダム・ゴンティアにステインドのマイク・ミューショック、ステレオマッドやダーク・ニュー・デイ、アイ・エンパイアに所属していたコーリー・ロワリー、元フィンガー・イレヴンのリッチ・ベドーの4人組スーパー・ロック・バンドです。昨年カナダのトロントで結成されました。

 

34位にはレゲエ・アルバム初登場1位のジョス・ストーン『Water For Your Soul』が初登場。187位にはデイヴ・コーズの『Collaborations: 25th Anniversary Collection』が初登場しました。こちらはコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで9枚目の1位となりました。1987年にチャートがスタートしてますが、最多1位は16枚のケニーG。9枚はフォープレイと並んで歴代2位タイとなりました。

 

(アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。)

 

 

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8/22付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

 

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今週の第1位は8/22ニューヨークのジョーンズ・ビーチで行われた『ビルボードHOT100フェスティバル』に出演したザ・ウィークエンドの『Can’t Feel My Face』です。デジタル・セールスは1位から2位、ストリーミングは5位から4位、ラジオ・ソングスでは2位から1位となりました。ラナ・デル・レイやエド・シーランも参加している2枚目のスタジオ・アルバム『Beauty Behind The Madness』は8/28リリースです。この曲のソングライター、プロデューサーにマックス・マーティンの名前がありました。彼にとってはソングライターとして、21曲目の1位。今年だけでもテイラー・スウィフトの「Blank Space」、「Bad Blood」に続いて3曲目の1位なんです。21曲の1位はポール・マッカートニー(32曲)、ジョン・レノン(26曲)に続く歴代3位。プロデューサーとしては19曲目の1位で、これはジョージ・マーティンの23曲に続く歴代2位となっています。

 
そして今週第3位にいきなり初登場したのが、年末までにリリースが決定し、4人になって初めてのアルバム(通算5枚目)からのファースト・シングル、ワン・ダイレクションの「Drag Me Down」です。35万ダウンロードを記録してデジタル・セールスでは2012年「Live While We’re Young」、2013年の「Best Song Ever」に続いて3曲目の第1位です。オーストラリアでは初のNo.1ソングとなりました。前のアルバム『Four』も人気が出てアルバム・チャートで78位から49位にアップして4枚目のミリオン・セラーとなりました。

 
9/25にデビュー・アルバムのリリースが決まったフェティ・ワップですが、現在クリス・ブラウンの『One Hell At A Nite Tour』に同行しています。今週は「Trap Queen」が7位から9位、「My Way」(フィーチャリング・モンティ)が8位から10位、「679」(フィーチャリング・レミー・ボーイズ)が16位から17位にランクされています。

 

21位にはドレイクの「Back To Back」が初登場しました。今週はHOT100に4曲がエントリーしていますが、この曲でHOT100登場曲数が91曲目となっています。歴代4位タイですが、メイン・アクトとしては48曲、フィーチャリング・アクトとして43曲登場しました。

 
HOT100登場曲数ランキング

 

1位 207曲 Glee Cast
2位 126曲 Lil Wayne
3位 108曲 Elvis Presley
4位  91曲 James Brown
4位  91曲 Drake
6位  83曲 Jay Z
7位  74曲 Ray Charles
8位  73曲 Aretha Franklin
9位  72曲 Chris Brown
10位  71曲 Beatles

 
ほかのチャートから2つほど。

 

ラテン・ソングス・チャートで今週12位から10位に上がったのがリッキー・マーティンの「La Mordidita」です。このチャートは29年の歴史がありますが、TOP10曲数が26曲となり、これは歴代4位とのことです。歴代1位は39曲のルイス・ミゲル。

 

2003年にスタートしたクリスチャン・ソングス・チャートではクリス・トムリンの「At The Cross (Love Ran Red)」が11位から10位にアップしてTOP10に入りました。これで21曲目のTOP10ヒットとなり、これはキャスティング・クラウンズ、マーシーミーと並んで歴代1位タイなんです。昨年11月にリリースされ、クリスチャン・アルバム・チャートでは5枚目のNo.1アルバムとなった『Love Ran Red』からのカットです。

 

 

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