Chic featuring Nile Rodgers@Zepp Diver City Tokyo

盟友Bernard Edwardsが日本で亡くなってから、コンスタントに日本に来てくれるNile Rodgers♪

今回は2年ぶり!!Chic featuring Nile Rodgersとして!!

いつものBlue Note Tokyoから、Zepp Diver City Tokyo!!

会場は大きくなりましたが、1階はオール・スタンディングです。

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12月4日(金)日本公演最終日

開演予定時刻を少し回ったところで、ステージにNile Rodgersらしき影が・・・と思ったらライトダウン!!

ステージ後方のスクリーンにカウントダウンの表示!!

メンバーが定位置に!!

キーボードはRichard Hilton、トランペットはBruce Springsteenとの共演でもお馴染みのCurt Ramm、サックスはDan Moretti、ドラムスはRalph Rolle、ベースはJerry Barnes、もう一人のキーボードが、Russell Graham

シンガーはお馴染み、Kimberly DavisとFolami

そして中央にNile Rodgers

「東京に戻ってこれて嬉しい、今夜は1999年?いや、1979年みたい・・・でも2015年だ!!楽しもう!!・・・」

そんなことを言って、Everybody Dance♪でスタート!!

バックのスクリーンには曲名の表示、いつもより会場が広いので迫力を感じます。続いてDance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)♪、こちらも然り・・・

I Want Your Love♪ではKimberlyが熱唱!!

Curtのソロもフィーチャーされました。

「プロデューサーとしてもNo.1レコードを作ってきた・・・」

そう言って、Nileのカッティングから、お馴染みのメドレー、Folamiの歌うI’m Coming Out♪から、Upside Down♪

続いて女性2人で、He’s The Greatest Dancer♪、そしてWe Are Family♪

バックにはSister Sledgeの映像が・・・Jerryのベースもフィーチャーされました。

続くように、Soup For One♪、ここにはLady (Hear Me Tonight)♪も挿入され・・・

曲はLike A Virgin♪へ、場内絶叫!!

Folamiがセクシーに!!

Madonnaがこのアレンジではもう歌わないので嬉しい限りです。

「2,3分、ウォーミングアップの時間・・・」

そう言って、サックスのソロ、Nileのギター・ソロに続いて、Lost In Music♪

すっかり定番ソングとなりました。

再びNileのカッティングから、Notorious♪

バックにはDuran Duranの映像も、近年コラボが復活したのでした。

Yeah!と観衆を煽ってのThinking Of You♪

これもSister Sledgeへの楽曲でした。・・・

「Chicの歴代のメンバー、全てに捧げる・・・」

そんなことを言って、新曲のI’ll Be There♪

Chicらしいナンバー、バックの’70年代のDiscoの映像も効果的でした。

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ここでピアノの音をバックにNileがトーク・・・

「5年前、医師にガンを宣告された、自分は家に帰って泣いたよ、そして自分のすべきことを考えた、もっと音楽を作りたい、もっとショーをしたい、そして多くの人とコラボもしたい、それでフランスの友人に連絡してDaft Punkとのコラボが生まれたんだ・・・」

「・・・5年経って、ガンも完治したよ、初めてグラミー賞も取った、今日は我々のヴァージョンでやるよ・・・」

そう言って、Kimberlyが静かに歌い始め・・・

Nileのギターが入り、アップ・テンポに!!

若いファンはむしろこちらをリアルタイムに体験しているだけに場内大盛り上がり!!

感動的でした。

曲はお馴染みChic Cheer♪、ポップなMy Forbidden Lover♪が続き・・・

ドラムスのRalphにスポットが!!

彼が盛り上げ、自身の歌で、Let’s Dance♪

こちらもオリジナルに近いアレンジで嬉しく思います。

・・・で、ついにこの時が、先ず場内との練習で、Freak Out!!

バックのスクリーンもそのように表示され、本番へ・・・

勿論、Le Freak♪

Nileのギターの音もいつも以上に冴え渡り、1978年のヒット曲が、最初のNileの言葉通り、時代を超越して、2015年に息づいているのでした。

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大盛り上がりの後、メンバー紹介、Ralphのところでは

「どのバンドにもクレージーな奴はいる・・・」

と言って笑いを誘い、新メンバーとしてRussellを、そして熱唱を続けるKimberlyには特別に賞賛していました。

「最初のHip Hopのヒットだ!!」

そう言って、Good Times♪

ステージ上には選ばれたお客さん(?)が上がり、’70年代のディスコ状態に!!

またNileとJerryのギターとベースのバトルあり、お馴染みのラップを交えて大盛り上がりで楽しい時間は幕となりました。

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ステージが終わり、メンバーが下がった後、Nileは一人ステージに残り、

新曲I’ll BeThere♪、Daft PunkのLose Yourself To Dance♪に合わせてポーズをとり、その2曲が終わるまで、ステージ上から観客を楽しませていました。

尚、バックでは後片付けが始まっていました。(笑)・・・

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Get Lucky♪によって、再びシーンの中心にも戻ってきたNile Rodgers

今回、会場は大きくなったものの、彼から伝わってくるものは変わらないでしょう。

今回プレイされた曲も含む新作も来年には登場することでしょう。

そして次の来日公演も大いに期待したいと思っているところです。!!