ABC@Billboard Live Tokyo

’80年代初頭、ニュー・ロマンティック・ムーブメントの中に登場!!

日本でもThe Look Of Love♪が大ヒットしたABC♪

フロントマンのMartin Fryを中心に’90年代後期に復活!!

2016年新春を飾る来日公演はBillboard Live Tokyo!!

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2016年1月6日(水)セカンド・ステージ!!

開演予定時刻21:30を5分くらい回ったところで、ファースト・アルバムに入っているオープニングBGM♪

カーテンが閉まり、先ずメンバー5人登場!!

ギターがMatt Backer、キーボードとサックスがRob Hughes、もう一人キーボードがRob Taggart、ベースがAndy Carr、ドラムスがRichard Brook

長年、Martinとコンビを組んでいたMark Whiteが居ないのは寂しいですが、強力なミュージシャンたちのよう・・・

演奏がスタートして、拍手とともに・・・

Martin Fry登場!!

曲はやはりファースト・アルバムのオープニング曲、Show Me♪

短髪となったMartinですが、スリー・ピースのスーツでダンディぶりは健在!!

歌もほとんど当時のまま!!

スクリーンにはABCのロゴマーク!!

「会えて嬉しい、続いて同じアルバムから・・・」

ヒット曲のPoison Arrow♪

サックスもフィーチャーされ、気分は’80年代へ・・・

キーボードのイントロから、(How To Be A) Millionare♪

Tell Me, Tell Me~♪と、今回女性コーラス等いない分、ギターのMattがコーラスをつけています。

Martinは前列のお客さんに

「君は前のステージにもいたね!!・・・」

そう言って握手を交わしていました。

曲はセカンド・アルバムから、That Was Then, But This Is Now♪

Bryan Ferryに影響を受けているMartinですが、この曲など、サックスとギターもフィーチャーされるので、Roxy Musicを思わせます。

割と新しいLove Is Strong♪が続き、The Night You Murdered Love♪では、何とサックスのRobは客席に下りての熱演でした。

「次の曲はBillboardのチャートで上位に行ったので、Billboard Liveでできて嬉しいよ・・・」

その通り、全米TOP10ヒットのBe Near Me♪

前方のお客さんが持参したレコード・ジャケットをMartinが手に取って掲げます。

この曲ではギターのMattがコーラスをつけ、また客席で歌っている人もいたようです。

ステージはややスローダウンで、Ocean Blue♪

照明も効果的、サックスのRobはフルートを吹いていました。

続く軽快なViva Love♪、コーラス部分が耳に残ります。

そして新しいバラード・ナンバー、Ten Below Zero♪

こちらもバックのスクリーンに星のライティングがなされていました。

ステージ上はベースがフィーチャーされ、4 Ever 2 Gether♪

ファースト・アルバムの曲はやはり人気!!

続いては、King Without A Crown♪

小さなヒット曲も多いことを実感、ここでもギターが活躍です。

そして人気曲、All Of My Heart♪

Martinは客席を盛り上げ、Remembering, Surrendering~♪

歌詞も印象的!!

場内もかなり盛り上がったところで、デビュー曲のTears Are Not Enough♪

Martinも勿論、他のメンバーもフィーチャー、ギターのMattは歯で弾いたり、背中に抱えて弾いたり、ジミヘンばりのプレイも!!

一人一人、メンバー紹介も行なわれ、Martinは謝辞を・・・

ここで一度引き下がりました。

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アンコールに登場!!

曲は、最大のヒット曲、When Smokey Sings♪

場内ほぼ総立ちで、力強く手拍子、まさに最高潮へ!!

そしてMartin、「もう1曲!!」

ドラマチックなイントロ!!勿論!!

The Look Of Love♪

お客さんも思い思いに踊っているよう・・・

Look Of Love!!

力強くエンディング、最後はMartinを中心に整列して挨拶

本当に楽しい80分のABCワールドはここに幕を閉じました。

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日本では何と言ってもThe Look Of Love♪のイメージが強いABCですが、意外にそれ以外でもヒット曲が多く!!

今回もそんなポップ・ワールドを十分に堪能できたと思います。

またそんな中でも、新しい曲を少しやってくれることも、まだまだ健在ぶりを示してくれて嬉しい限りです。

そして、少しナイスミドルといった感じとなったMartin Fryのダンディぶりも健在!!

これからはコンスタントに日本に来てほしいと思っています。!!