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2/23付。今週の全米アルバムチャートから。
今週の第1位はもうすぐ32歳(1981年2月27日生まれ)になるジョシュ・グローバンの『All That Echoes』です。145,000枚のセールスでした。2003年『Closer』(2004年年間3位)、2007年『Noel』(2008年年間2位)に続いて3枚目の1位です。ちょっと気になるのは2010年の前作『Illuminations』は最高位4位でしたがファースト・ウィーク・セールスは19万枚でした。今回はちょっとそれに比べると低いセールスです。しかし、これまで全米でのアルバム・セールスがトータル2170万枚もあるそうです。このアルバムは今後どれだけのセールスを記録するでしょうか。
今週のTOP10内の初登場はあと4枚。
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第2位がカントリーでは14枚目の第1位となったティム・マックグロウの『Two Lanes Of Freedom』。テイラー・スウィフトの大活躍で本当に大きな会社になってしまったビッグ・マシン・レーベルへ移籍して最初のアルバムです。思えばテイラー・スウィフトのデビュー・シングルがティム・マックグロウへのトリビュート・ソング「Tim McGraw」でした。2006年9月にHOT100に入り翌年最高位40位を記録しています。それから6年後に、そのティム・マックグロウがテイラーのレーベルに移籍。そして今週HOT100にはこのアルバムからデュエット・ソングの「Highway Don’t Care」が59位に初登場。ティム・マックグロウと一緒に歌っているのがテイラー・スウィフトなんです。
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第3位には出せば必ずヒットするシリーズ『Now』の『Now 45』が入りました。『Now』シリーズはいろいろ発売されていますが、ナンバー・シリーズは45枚連続でTOP10入りです。
第7位にロック・バンド、レッドの『Release The Panic』が入りました。2004年にカントリーで有名なテネシー州ナッシュヴィルで結成された4人組クリスチャン・ロック・バンドです。クリスチャン・アルバム・チャートでは3枚目の1位となりました。
もう1枚、9位に初登場したのが1995年にニュー・ヨークで結成されたハード・ロック・バンド、コヒード&カンブリアの『The Afterman: Descension』。昨年10月に『Afterman: Ascension』(最高位5位)が発売され、今回はこの2部作の完結編です。
今週は2/10までの1週間の集計週です。2/10にはグラミー賞の授賞式が全米で生中継されました。たった数時間ですがその影響がなんとアルバム・チャートに現れています。
マムフォード&サンズ『Bebel』が7位から4位、『2013 Grammy Nominees』が14位から11位、ファン『Some Nights』が25位から14位、ハンター・ヘイズ『Hunter Hayes』が37位から27位、ブラック・キーズ『El Camino』が41位から29位、アラバマ・シェイクス『Boys & Girls』が79位から43位、フランク・オーシャン『Channel Orange』が85位から46位など。来週3/1付はグラミー後1週間のセールスが反映され、マムフォード&サンズが昨年の10/27以来18週間ぶりに4週目の1位に返り咲くのではと予想されています。
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2/23付。今週の全米シングルチャートから。
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今週も第1位はマックルモア&ライアン・ルイス・フィーチャリング・ワンズの「Thrift Shop」です。これで4週連続第1位。今週もオンデマンドが191万ストリームスとなり、先週の記録を更新してまた新記録です。ダウンロードは389,000。これで30万以上のダウンロードが5週目となり、この記録では4曲目の誕生となりました。他の3曲は以下の通りです。
7週:We Are Young / fun. Featuring Janelle Monae (2012)
6週:Somebody That I Used To Know / Gotye Featuring Kimbra (2012)
5週:Love The Way You Lie / Eminem & Rihanna (2010)
今週はエアプレイが7位から4位にアップ。他の2部門も1位を続けていて、この先何週1位が続くでしょうか。その割にはアルバムが売れていないんですが。ダウンロードは今週で309万となりました。
今週は1位から6位までが先週と変わらずです。
TOP10に新しく入った曲としては、14位から7位にアップしたのがグラミー賞でもパフォーマンスされたマルーン5の「Daylight」。マルーン5としては7曲目のTOP10ヒットです。アルバム『Overexposed』からは「Payphone」(2位6週)、「One More Night」(1位9週)に続いて3曲目です。
もう1曲、こちらもグラミーでのパフォーマンスが効いて22位から一気に9位に上がったブルーノ・マーズの「When I Was Your Man」。4週連続で2位にまだ「Locked Out Of Heaven」がいて、TOP10内に2曲入っています。男性アーティストでTOP10に2曲同時にチャートインさせたのは、この前は誰だったか?答はブルーノ・マーズ。2010年12月から翌年1月まで8週連続で「Grenade」と「Just The Way You Are」が同時にTOP10に入っていました。
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca547850
こちらもグラミー効果。13位から再びTOP10に入って8位にランキングされたのがジャスティン・ティンバーレイク・フィーチャリング・ジェイZの「Suit & Tie」(最高位4位)。早くも「Mirrors」が次のシングルに決まりました。今年この二人で全米10都市のスタジアム・ツアーをするようです。
他には、26位に初登場したのが活動を再開したフォール・アウト・ボーイの「My Song Know What You Did In The Dark (Light Em Up)」。ロック・ソングス・チャートでは8位に初登場です。6枚目のスタジオ・アルバム『Save Rock And Roll』は5/7発売が決まりました。
30位には、HOT100=42週目で最高位は16位、今週カントリー・ソングス・チャートで1位に返り咲いたハンター・ヘイズの「Wanted」がまた赤丸を付けて再上昇を計っています。まだエアプレイのみでの発表だった昨年の9/29付でカントリー・ソングス・チャートで1位。そして10/20から集計方法が変わって今週20週間ぶりに1位に返り咲きました。この間、1週間を除いてすべてTOP5に入っていましたが、連続チャートインしている間にこれほど時間を置いて、1位に返り咲いた曲を私は覚えていません。チャートから消えて再びチャートインしてまた1位になったケースはチャビー・チェッカーの「The Twist」がありますが。新しく集計方法を変えるに当たって、ビルボードは30週間ぐらい前からテストチャートを作るのですが、そのチャートでは9/29、10/6付で最高位2位だったそうです。
57位にはルイジアナ出身のシンガー・ソングライターでプロデューサーのミッキー・エッコをフィーチャリングしたリアーナの「Stay」が初登場。その後の1週間でかなりダウンロードされたようで来週は上位へのジャンプ・アップが期待されます。リアーナは41曲目のHOT100ヒットです。
59位にはアルバムのところでもお伝えしましたが、ティム・マックグロウ・フィーチャリング・テイラー・スウィフトの「Highway Don’t Care」。感慨深いですねえ。テイラー・スウィフトは58曲目のHOT100ヒットです。
ということで女性アーティストの歴代HOT100ヒット数のランキングです。
1位 73曲 アレサ・フランクリン
2位 58曲 テイラー・スウィフト
3位 56曲 マドンナ
3位 56曲 ディオンヌ・ワーウィック
5位 53曲 コニー・フランシス
6位 48曲 ブレンダ・リー
7位 44曲 マライア・キャリー
8位 42曲 ニッキー・ミナージュ
9位 41曲 リアーナ
9位 41曲 バーブラ・ストライサンド
ちなみに11位となる40曲はメアリー・J.ブライジとダイアナ・ロスが並んでいます。
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今週のおまけ
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★訃報です。2/17にカントリー・シンガー、ミンディ・マクレディが亡くなりました。37歳でした。恋人が飼っていた愛犬を射殺した後、自宅で銃による自殺とみられています。1月には恋人のデヴィッド・ウィルソン氏もやはり彼女の自宅で銃により死亡しています。恋人の死後、自分は彼の死には無関係とTVなどで主張していました。96年にデビューしてこれまで全米で180万枚のアルバム・セールスを記録しています。ティム・マックグロウやジョージ・ストレイトにも認められて一緒にツアーもしていました。18歳の時のデビュー・シングルの「Ten Thousand Angels」はカントリー・ソングス・チャートで最高位6位を記録。さらに「Guys Do It All The Time」は第1位となりました。ただその後はこれ以上のヒットに恵まれず、麻薬性鎮痛薬を手に入れるため偽の処方箋を使って罰せられたり、息子の親権争いなどでトラブルを抱えていました。6歳とデヴィッド・ウィルソン氏との生後10ヶ月の2人の息子が残されました。ご冥福をお祈りします。
☆カントリーの2大ミュージック・アワード、第48回 Academy Of Country Music Award のノミネートが発表されました。今回はエリック・チャーチが7部門で、新人のハンター・ヘイズが6部門でノミネートされました。女性ではミランダ・ランバートとテイラー・スウィフトの5部門が最多ノミネーション。また、新人賞にノミネートされたブラントリー・ギルバートとジャナ・クレイマーは1月に婚約しています。司会はともにエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされているブレイク・シェルトンとルーク・ブライアンで、4/7ラス・ヴェガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで授賞式が行われます。CBS系列で全米に生中継されます。それではノミネートをご紹介します。
Entertainer of the Year:
Jason Aldean
Luke Bryan
Miranda Lambert
Blake Shelton
Taylor Swift
Male Vocalist of the Year:
Jason Aldean
Luke Bryan
Eric Church
Toby Keith
Blake Shelton
Female Vocalist of the Year:
Miranda Lambert
Martina McBride
Kacey Musgraves
Taylor Swift
Carrie Underwood
Vocal Duo of the Year:
Big & Rich
Florida Georgia Line
Love and Theft
Sugarland
Thompson Square
Vocal Group of the Year:
The Band Perry
Eli Young Band
Lady Antebellum
Little Big Town
Zac Brown Band
New Male Vocalist of the Year:
Lee Brice
Brantley Gilbert
Hunter Hayes
New Female Vocalist of the Year:
Jana Kramer
Kacey Musgraves
Sunny Sweeney
New Vocal Duo or Group of the Year:
Florida Georgia Line
Love and Theft
Thompson Square
New Artist of the Year:
Florida Georgia Line
Brantley Gilbert
Jana Kramer
Album of the Year:
“Blown Away” Carrie Underwood
“Chief” Eric Church
“Red” Taylor Swift
“tailgates & tanlines” Luke Bryan
“Tornado” Little Big Town
Single Record of the Year:
Even If It Breaks Your Heart / Eli Young Band
Over You / Miranda Lambert
Pontoon / Little Big Town
Springsteen / Eric Church
Wanted / Hunter Hayes
Song of the Year (songwriters):
A Woman Like You / Lee Brice (Phil Barton, Johnny Bulford, Jon Stone)
Even If It Breaks Your Heart / Eli Young Band (Will Hoge, Eric Paslay)
Over You / Miranda Lambert (Miranda Lambert, Blake Shelton)
Springsteen / Eric Church (Eric Church, Jeff Hyde, Ryan Tyndell)
Wanted / Hunter Hayes (Hunter Hayes, Troy Verges)
Songwriter of the Year:
Rodney Clawson
Dallas Davidson
Josh Kear
Luke Laird
Shane McAnally
Video of the Year:
Creepin’ / Eric Church (Producer: Iris Baker // Director: Peter Zavadil)
Merry Go ‘Round / Kacey Musgraves (Producers: Perry Bean, Kacey Musgraves // Director: Perry Bean)
Tornado / Little Big Town (Producer: Iris Baker // Director: Shane Drake)
Wanted / Hunter Hayes (Producers: Stephanie Reeves, Eric Williams // Directors: Traci Goudie, Patrick Hubik)
We Are Never Ever Getting Back Together / Taylor Swift (Producer: John Nguyen // Director: Declan Whitebloom)
The Wind / Zac Brown Band (Producer: Ben Kalina // Director: Mike Judge)
Vocal Event of the Year:
Don’t Rush / Kelly Clarkson Featuring Vince Gill
Easy / Rascal Flatts Featuring Natasha Bedingfield
Feel Like A Rock Star / Kenny Chesney (Duet With Tim McGraw)
Let It Rain / David Nail Featuring Sarah Buxton
The Only Way I Know / Jason Aldean With Luke Bryan & Eric Church
☆2/14のヴァレンタインデーを記念してビルボードがHOT100にチャートインしたオール・タイム・ラヴ・ソングTOP50を発表しました。集計対象はタイトルに「Love」が入っている曲とのことです。TOP10だけご紹介します。
10位 I Can’t Stop Loving You / Ray Charles (62年/最高位 1位)
9位 Best of My Love / Emotions (77/1)
8位 Because I Love You (The Postman Song) / Stevie B (90/1)
7位 Let Me Love You / Mario (05/1)
6位 I Will Always Love You / Whitney Houston (92/1)
5位 Silly Love Songs / Wings (76/1)
4位 How Deep Is Your Love / Bee Gees (77/1)
3位 We Found Love / Rihanna Featuring Calvin Harris (11/1)
2位 I’ll Make Love to You / Boyz II Men (94/1)
1位 Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie (81/1)