Robert Plant And The Sensational Space Shifters@Summer Sonic 2014

Led Zeppelinの・・・と言うまでもありませんが、必ずそう言われてしまうRobert Plant

The Sensational Space Shiftersを率いてSummer Sonic 2014に登場、日本でのコンサートは、Jimmy Pageとの来日公演以来18年ぶりです。

8月16日(土)、千葉のQVCマリンフィールドでのステージ、前のSuperflyが終わり、雨の中、セッティングが進んでいます。バックのスクリーンには、彼の新作Lullaby And…The Ceaseless Roarのジャケットが大きくなびいています。

写真 3

雨も止みかけた予定時刻の17時30分を少し回ってBGM

バンド・メンバーが登場、ギター奏者のLiam ”Skin” Tysonが奏でるアコースティック・ギターからZeppelinファンなら馴染みのメロディが・・・

そしてさり気なく後方から、Living Legend、Robert Plant登場!!

濃いピンクのオープンシャツ、曲はBabe,I’m Gonna Leave You♪

Babe,Babe,Babe~それだけで感動もの、ほぼZeppelinと同じアレンジ!!

続いてキーボードの印象的なイントロから、Tin Pan Valley♪、2005年のアルバムMighty Rearrangerからライヴではよくプレイされるナンバー、お経のような歌い方から、ハードなロックになります。

「4週間後に発売されるアルバムLullaby~から・・・」ということで、Turn It Up♪、まだリリース前ですが、コーラス部分を客席に歌わせます。

ここでアフリカ・バイオリンを弾くJoldeh Camaraが登場!!

アフリカ風のリズムから、”Hey Hey Mama Said~”

勿論、Black Dog♪、アレンジは変わっても観客は大喜び!!

尚、後半のAh!Ah!~という部分を客席に歌わせるのですが・・・

「ちょっと待て、これじゃコメディだ・・・」ジョークで言ったのか、なかなか手厳しいのかは不明です。(笑)

「太陽が見えてきた!・・・」と言って、次も新作からRainbow♪

今の時代らしく先行配信されているので、既に聴いている人も多いことでしょう。楽器で音を出していないメンバーはアフリカの太鼓を叩いています。

そしてこの時、雲の切れ間に本当に虹が!!

写真 1

偶然と思いますが、自然の感動的な演出となりました。

曲の方はZeppelin時代のGoing To California♪

これもオリジナルに忠実、再び新作からのLittle Maggie♪、これもアフリカ風のビートでややアップ・テンポの力強いナンバー!!

「昔に戻って・・・」と、What Is And What Should Never Be♪

勿論、Zeppelinのナンバーで場内絶叫!!

さらには最後の左右のスピーカーから交互に出るギターの音までオリジナルに忠実でした。

「ブルースはミシシッピーで生まれて、シカゴへ行って、そしてCreamや自分たちイギリスのバンドに影響を与えた・・・」と言って、Fixin’ To Die♪

恐らく彼自身昔から歌っているナンバーでしょう。

ここでメンバー紹介、ギターはJustin Adams、ベースはBilly Fuller、ドラムスはDave Smith、キーボードはJohn Baggott、そして色々ギターを引き分けるLiam ”Skin” Tyson、アフリカからのJoldeh Camara、といったメンバーです。

Hoochie Coochie Man♪を少し歌ったと思ったら、お馴染みのギターのイントロ、場内は歓喜の渦!!

勿論、Whole Lotta Love♪

ほぼZeppelinと同じアレンジですが、間奏部分にWho Do You Love♪を挿入、そしてお馴染みのラストのシャウト、場内は最高潮となりました。!!

「また来る、Arctic Monkeysを楽しんでくれ・・・」

そう言って、ステージを後にして行きました。

写真 2

さすがはRobert Plant!!登場からその存在感に圧倒された70分!!

本当に虹が出たことも彼のパワーによるもの、と思えてしまうでしょう。

さて多くの人が望んでいることは、やはりLed Zeppelin始動なのでしょうが・・・彼自身がそれを拒んでいるとも言われています。

しかし今回もZeppelinナンバーはほぼ忠実にやっていますし・・・

いずれにしろ18年も間を置かずに、また日本に来てほしい、それに尽きると思っています。