9/20 最新全米ヒットチャート解説

全米ヒットをお探しなら是非あめりかん☆ぱいへ。
全米ヒットじゃなくてもお探しします。

【楽天市場】たくさんの全米ヒット取扱い。輸入盤もOK!:あめりかん・ぱい[トップページ]
ではおすすめ人気商品を多数取り揃えております。豊富な口コミやランキングからお気に入りの商品がきっと見つかります。在庫に限りのある商品も多いので、気になるものはお早めにチェック!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
9/20付。今週の全米アルバムチャートから。

 

twhdb002149702
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/twhdb002149702
今週の第1位は、5枚目のスタジオ・アルバム『V』で2007年『It Won’t Be Soon Before Long』以来2枚目のNo.1となったマルーン5です。164,000枚のセールスでした。デビュー・アルバム『Songs About Jane』(2004年)こそ最高位6位ですが、このアルバムは400万枚以上のセールスを記録して、マルーン5のアルバムの中では一番売れています。その後は2枚目が1位、3枚目『Hands All Over』(2010年)と4枚目『Overexposed』(2012年)が最高位2位とポップ・バンドとしての人気は不動のものとなっています。ロック・チャートでは不人気ですが。

 
今週のTOP10内初登場はあと2枚あります。

 

defb002154402
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/defb002154402
第2位に初登場したのが、R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは6枚目の1位となったジージーの『Seen It All: The Autobiography』です。121,000枚のセールス。2012年、ヤング・ジージーとして出したアルバム『T M:103 Hustlerz Ambition』以来のハイポジションです。この時は233,000枚売れて初登場3位だったのですが、全体的にセールスがかなり鈍化しているわけですね。

 

capb002125402

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capb002125402
もう1枚は6位に初登場したカウンティング・クロウズの『Somewhere Under Wonderland』です。2008年『Saturday NIght & Sunday Morning』(最高位3位)以来、6枚目のTOP10入りとなりました。

 

 

m_bmarleyl

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0121584105

ところで、今週は発売されて30年たってさらに最高位を大幅に更新したアルバムがあります。先週の100位から一気に第5位にあがった、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの『Legend: The Best Of…』です。91年5月以降のサウンドスキャン集計だけで1160万枚のセールス。84年以来となるとRIAAのデータでは1500万枚のセールスを記録しています。最高位は84年に発売された当初が54位。その後ずっとチャートでは下の方にいましたが、2012年に確かMP3かiTUNESでのセールで18位を記録。今回はグーグル・プレイで99セント・セールをしたため、前週比12.7倍の41,000枚のセールスを記録して一気に5位に上がりました。

 

グーグルでは正規の価格でユニバーサルから買って、プロモーションでこのアルバムを安く販売したそうです。たまにただで配ることもあるようで、しかしその場合は、無料のためビルボードでは何枚配られても集計ではカウントされないため、チャートには影響しません。ボブ・マーリーとしては、1976年の『Rastaman Vibration』(最高位8位)以来の2枚目のTOP10アルバムとなりました。

 
ここでボックスセットの情報を2つほど。

 

★1973年にRCAと契約し、21枚のスタジオ・アルバムをリリースしたのがカントリー・アーティストのロニー・ミルサップです。カントリー・アルバム・チャートでは、21枚中TOP10が16枚、No.1は2枚記録しました。RCAのシングルでは92年まではすべてのシングルがカントリー・シングル・チャートで15位以内に入りました。これまで49曲がTOP10に入り、そのうち35曲が1位という、カントリーを語るには決して外せないアーティストなんです。ACMからは“Career Achivement Award”の授与が決まっています。この21枚をセットにしたボックスが11/4に発売になります。

 

★もうひとつのボックスセットは94年に亡くなったヘンリー・マンシーニです。生誕90周年を記念して、18枚のサウンドトラックにレア・ボーナス・トラックをつけて、9枚組CDとして11/18に発売になります。収録されるアルバムは『The Pink Panther』、『Return of the Pink Panther』、『Breakfast at Tiffany’s』、『Charade』、『Hatari!』、『Oklahoma Crude』、『What Did You Do in the War, Daddy?』、『High Time』、『Darling Lili』、『Gunn』、『Who Is Killing the Great Chefs of Europe?』、『Arabesque』、『The Great Race』、『Visions of Eight』、『Experiment in Terror』、『Two for the Road』、『Me, Natalie』、『The Party』となっています。ヘンリー・マンシーニはアカデミー賞4回、グラミー賞を20回受賞しました。

 
こちらはトリビュート・コンサートの話。2001年11月29日に58歳で亡くなったジョージ・ハリスンのトリビュート・コンサートが9/28、ロス・アンゼルスのエル・レイ・シアターで行われます。チャリティ・コンサートで収益はプロ・ミュージシャンのメディカル・ケアなどの基金になるそうです。出演はブライアン・ウィルソン、ノラ・ジョーンズ、キラーズのブランドン・フラワーズとマーク・ストーマー、ハートのアン・ウィルソン、ウィーザーのブライアン・ベルなど。ジョージの息子で37歳になったダーニ・ハリスンも出演するそうです。9/23には『Apple Years (Box)』など7点のアルバムが再発売されます。

 

 

 

/////////////////////////

 

 

 

9/20付。今週の全米シングルチャートから。

 

epic502066

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/epic502066
今週の第1位は、ビデオからブレイクした20歳の女性シンガー、メーガン・トレイナーのデビュー曲「All About That Bass」です。ストリーミングは4週目の2位ですが、312,000ダウンロードを記録してデジタル・ソングス・チャートで1位になりました。オンデマンドも2週目の1位、ラジオ・ソングスも9位から6位と絶好調です。EPICレコードとしては、2007年ショーン・キングストンのデビュー曲「Beautiful Girls」以来の1位とか。また、EPICで女性アーティストでは2006年のシャキーラ「Hips Don’t Lie」以来、女性アーティストのデビュー曲では1975年のミニー・リパートン「Lovin’ You」以来とのことです。

 
女性アーティストのデビュー曲でのHOT100で1位となると...全部はわかりません。主なものをご紹介します。

 
Iggy Azalea feat. Charli XCX, “Fancy” (2014)
Lorde, “Royals” (2013)
Carly Rae Jepsen, “Call Me Maybe” (2012)
Ke$ha, “TiK ToK” (2010)
Lady Gaga, “Just Dance” (2009)
Katy Perry, “I Kissed a Girl” (2008)
Fergie, “London Bridge” (2006)
Carrie Underwood, “Inside Your Heaven” (2005)
Ciara feat. Petey Pablo, “Goodies” (2004)
Kelly Clarkson, “A Moment Like This” (2002)
Alicia Keys, “Fallin’” (2001)
Christina Aguilera, “Genie in a Bottle” (1999)
Jennifer Lopez, “If You Had My Love” (1999)
Britney Spears, “…Baby One More Time” (1998)
Mariah Carey, “Vision of Love” (1990)
Sinead O’Connor, “Nothing Compares 2 U” (1990)
Tiffany, “I Think We’re Alone Now” (1987)
Debby Boone, “You Light Up My Life” (1977)
Bobbie Gentry, “Ode To Billie Joe” (1967)
Little Peggy March, “I Will Follow Him” (1963)

 
さらにさらに今週はTOP5が以下のとおりで、すべて女性アーティストで占められました。過去にもこの話題はとりあげましたが、改めてご紹介します。

 
1位 All About That Bass / Meghan Trainor
2位 Shake It Off / Taylor Swift
3位 Anaconda / Nicki Minaj
4位 Bang Bang / Jessie J, Ariana Grande & Nicki Minaj
5位 Black Widow / Iggy Azalea Featuring Rita Ora

 
このケースは過去にどのくらいあったのでしょう。

 

ちなみに男性だけで占められた最近の例は2013年6月29日付で、ロビン・シックの「Blurred Lines」が1位の週にTOP5を男性アーティストが独占していました。

 
それでは女性アーティストTOP5独占ですが、前回は2012年3月3日付。ケイティー・ペリーの「Part Of Me」が1位の週で、以下アデル、ホイットニー・ヒューストン、ケリー・クラークソン、アデルとソロのみ5人で占められていました。

 

その前が1999年3月20日付。シェールの「Believe」が1位の週で、ホイットニー・ヒューストン・フィーチャリング・フェイス・エヴァンス&ケリー・プライス、モニカ、マライア・キャリー、サラ・マクラクラン。

 

ソロのみ5人で占められたのが最初の週は1999年2月13日付。1位モニカから、ブリトニー・スピアーズ、デボラ・コックス、シェール、ブランディ。

 

このように女性アーティストTOP5独占は以上のパターンでは、1999年2月13日付が初めてで、その後、2/20、2/27、3/6と4週連続で続き、3/20、2012年3/3、そして今週2014年9/20と7回目なんです。

 

これをちょっと甘くして、男性アーティストがフィーチャリングでの参加ならOKとすると、2001年9月8日付で、1位がジェニファー・ロペス・フィーチャリング・ジャ・ルールの「I’m Real」の週がそうでした。以下、アリシア・キーズ、ジャネット、ブルー・カントレル、イヴ・フィーチャリング・グウェン・ステファニーと続きました。

 
また、女性グループや、グループでもヴォーカルが女性ならOKとすると、3つほどありました。1979年6月30日、アニタ・ワードの「Ring My Bell」が1位の週で、ドナ・サマーが2曲とシスター・スレッジ、リッキー・リー・ジョーンズと続いていました。
さらに1990年5月26日。1位マドンナ「Vogue」で以下、ハート、シニード・オコーナー、ウィルソン・フィリップス、ジャネット・ジャクソン。

 

もうひとつが1994年3月5日で、1位セリーヌ・ディオン「The Power Of Love」、以下エース・オブ・ベース、ソルトン・ペパ・ウィズ・アン・ヴォーグ、マライア・キャリー、トニー・ブラクストンとなっていました。

 
今週もう一つの話題がガース・ブルックスです。遂に新曲が発表されました。HOT100にはまだ入っていませんが、カントリー・ソングス・チャートで25位、カントリー・エアプレイ・チャートでは19位に初登場しました。タイトルは「People Loving People」。カントリ-・エアプレイ・チャートで20位内に初登場したのは16曲目です。そのうちガース・ブルックスが最多で4曲。他にはケニー・チェズニー3曲、ジェイソン・アルディーンとブレイク・シェルトンが2曲ずつ記録しています。ガース・ブルックスといえば2001年9月15日付でカントリー・シングル・チャートで史上唯一の初登場1位(「More Than A Memory」)を記録しています。今回は13年ぶりとなるスタジオ・アルバムを11/28に発売し、ここからのファースト・シングルとなります。またソニーと契約しましたので、カタログ・アルバム10枚が再発売になります。ガース・ブルックスはカントリー・ソングス・チャートで36曲のTOP10ヒットを記録、そのうち19曲が1位になっています。

 

s_survivorult

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0108015101

今週は訃報が相次ぎました。8/31にサヴァイヴァーのジミ・ジェイミソン(63歳)、9/11ボブ・クルー(83歳)、9/12ジョー・サンプル(75歳)です。ご冥福をお祈りします。サヴァーヴァーのオールタイムTOP10をご紹介します。ジミ・ジェイミソンは1984年からサヴァイヴァーにヴォーカリストとして加入しました。

 
1. Eye of the Tiger (1982年最高位1位)
2. Burning Heart (86/2)
3. The Search Is Over (85/4)
4. Is This Love (87/9)
5. High On You (85/8)
6. I Can’t Hold Back (84/13)
7. American Heartbeat (82/17)
8. Poor Man’s Son (81/33)
9. How Much Love (87/51)
10. First Night (85/53)