Brian Wilson / Pet Sounds 50周年ツアー@東京国際フォーラム ホールA

Pet Sounds 50th Anniversary World Tourの一環としてのBrian Wilson来日公演♪

Beach Boysとして以来4年ぶりの来日ですが、今回は盟友Al Jardine、さらには’70年代のBeach Boysのメンバーでその後、Stonesのサポート・メンバーとしてもお馴染みのBlondie Chaplinが参加!!

総勢13名の大所帯での公演です。IMG_6936

4月12日(火)東京国際フォーラムホールA

2部構成、開演予定時刻19時を回ったら、何とメンバーが登場!!

その中にBrian Wilson♪

「女性も男性も楽しんでいるか!?」

そんなことを言って、中央のピアノに・・・

そして向ってすぐ右隣りにはギターを抱えたAl

向って右端にミュージカル・ディレクターであるPaul Von Mertens

彼の指揮の下、美しいコーラス・ハーモニーのOur Prayer♪でスタート!!

Brianを中心に演奏がスタート、Heroes And Villians♪

アルバムSMiLeの流れ、完璧なハーモニーの中で歌うBrian!!

3曲目はお馴染みのイントロでCalifornia Girls♪、ここでもメインはBrian

Dance, Dance, Dance♪が続き、I Get Around♪

ここでの手拍子もお馴染みの光景

ヴォーカルはAlに代わってShut Down♪、Little Deuce Coupe♪

Alがアコースティック・ギターに持ち替え、In My Room♪、Surfer Girl♪

サビの部分を歌うBrian、いつも感動的です。!!

ここでAlの息子であるMatt Jardineがステージ前方に登場!!

彼の歌うDon’t Worry Baby♪

高音の歌声をしっかり聴かせ、今度は父親Alの歌でWake The World♪

アルバムFriends収録、今回ではレアなナンバー!!

Brianの歌うAdd Some Music To Your Day♪が続きます。

「Alがずっと歌っている曲」とBrian・・・

「Mattと交互に紹介してくれて有難う・・・」とAl・・・

曲はThen He Kissed Me♪、カバー曲ですがAlの歌でお馴染みです。

「Carlが歌っていたけど1998年に亡くなった、2016年はDarianが歌うよ!」

・・・と、キーボード奏者でもあるDarian Sahanajaが歌うDarlin’♪

彼はBrianのツアーにずっと参加しているので慣れたもの、美しい歌声を聴かせてくれました。

「ニュー・アルバムNo Pier Pressureからだよ・・・」

・・・と、Our Kind Of Love♪、Brianにスポットが当たり、73歳で現役ぶりを立証しているようです。!!

さてここで、Brianが

「Beach Boysのメンバーで、Rolling Stonesとも10年やっていた・・・」

そう紹介して、Blondie Chaplin登場!!

マニアックなBeach Boysファンは歓喜!!

ゴールドのレスポールを抱え、彼が歌うWild Honey♪

幾分、ハードなアレンジで大きく動き、ギター・ソロも聴かせてくれました。

「日本に来れて嬉しい」とBlondie

Stonesのサポート・メンバーとして以来の来日でしょうか!?

今回は彼にスポット、ギターを持ち替え、Beach Boys時代のFunky Pretty♪

Alとの息もピッタリといった感じ!!

そしてBlondieといえばやはりこれ!Sail On, Sailor♪

力強いビートで場内歓喜!!

ここで自分の役割が終わったといった感じでBrianが一足先にステージから去り、その後もBlondieはギター・ソロを、大盛り上がりで第1部は幕となりました。

・・・

20分の休憩の後、Brian、Alたち、メンバーが登場!!

第2部はPet Soundsを再現、Wouldn’t It Be Nice♪のデモ音源(?)が流れそして本編!!

メインに歌うはAl、本来はMikeが歌うところをBrianが歌っていました。

続く美しいYou Still Believe In Me♪では高音部をMattがしっかりサポート!!ポップなThat’s Not Me♪も然り、Don’t Talk (Put Your Head On My Shoulder)♪を静かに聴かせ、パーカッションの音も力強くI’m Waiting For The Day♪

Brianが「インストゥルメンタルだ!」と言って、Let’s Go Away For Awhile♪

ミュージカル・ディレクターのPaulと、ギターとホーンを担当するProbyn Gregoryの2人によるブラスから、大所帯だけに随所に色々な音、Brianは静かに座っていました。

一転してPaulのフルートの音からSloop John B♪、今回はAlがメインに歌い出し、Brianも!!

続いてBrianが「Paul McCartneyが好きな歌だ・・・」と、God Only Knows♪

Carlが居ない分もBrianが思いを込めて自ら歌っていました。

今度はAlとポップなI Know There’s An Answer♪

やはりMattがサポートして静かにHere Today♪

Alがギターを置いて、I Just Wasn’t Made For These Times♪

ギターのNick Waluskoがフィーチャーされ、再びインストゥルメンタルのPet Sounds♪

ドラムスとパーカッションも力強く、ここからタンブリンを持ってBlondieも入ってきました。!!

最後はBrianにスポットが当たり、勿論、Calorinen No♪

歌い終えるとBrianはまた一足早く立ち去り、残ったメンバーでドラマチックなエンディング、効果音も入り、Pet Soundsはエンディングとなりました。

・・・

アンコールはPaulが登場!!

1人1人メンバー紹介、そしてBlondieの時にはHonky Tonk Women♪が少しプレイされ!!

続いてAl、最後にBrianが紹介され、Good Vibrations♪

バックのスクリーンには華やかな映像、今回Brianの歌が中心!!

本来Mikeが歌う部分もBrian!!

お馴染みの波打つ手のポーズも、完璧な音作りでした。

さてここからはパーティといった感じ!!

Alも客席を煽り、All Summer Long♪

続くようにHelp Me Rhonda♪

Alといえば、やはりこれでしょう!この辺りから場内ほぼ総立ち!!

そしてBarbara Ann♪、Brianのベース・プレイはありませんでしたが大ノリ!!

Alの奏でるイントロからSurfin’ U.S.A.♪

続いてもAlがイントロを奏でて、Fun, Fun, Fun♪

場内最高潮で楽しさも絶頂でした。!!

Beach Boysのコンサートならここで終わりですが、Brian Wilson名義では最後はやはりLove And Mercy♪

勿論、Brianにスポット、優しく静かにエンディング・・・

最後はメンバー全員がステージに勢揃い!!

トータルで2時間半のステージはここに幕を閉じました。

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Brian Wilsonの作る楽曲の素晴らしさを改めて実感した本当に楽しい世界!!

ここにいた人は本当に幸せな気分を味わったことと思います。!!

ただ曲によってはMikeの声が入っていたら・・・と思うこともあり、またBeach Boysとして共演!!

正直言うと、それも秘かに願っている次第です。