Pet Sounds 50th Anniversary World Tourの一環としてのBrian Wilson来日公演♪
Beach Boysとして以来4年ぶりの来日ですが、今回は盟友Al Jardine、さらには’70年代のBeach Boysのメンバーでその後、Stonesのサポート・メンバーとしてもお馴染みのBlondie Chaplinが参加!!
4月12日(火)東京国際フォーラムホールA
2部構成、開演予定時刻19時を回ったら、何とメンバーが登場!!
その中にBrian Wilson♪
「女性も男性も楽しんでいるか!?」
そんなことを言って、中央のピアノに・・・
そして向ってすぐ右隣りにはギターを抱えたAl
向って右端にミュージカル・ディレクターであるPaul Von Mertens
彼の指揮の下、美しいコーラス・ハーモニーのOur Prayer♪でスタート!!
Brianを中心に演奏がスタート、Heroes And Villians♪
アルバムSMiLeの流れ、完璧なハーモニーの中で歌うBrian!!
3曲目はお馴染みのイントロでCalifornia Girls♪、ここでもメインはBrian
Dance, Dance, Dance♪が続き、I Get Around♪
ここでの手拍子もお馴染みの光景
ヴォーカルはAlに代わってShut Down♪、Little Deuce Coupe♪
Alがアコースティック・ギターに持ち替え、In My Room♪、Surfer Girl♪
サビの部分を歌うBrian、いつも感動的です。!!
ここでAlの息子であるMatt Jardineがステージ前方に登場!!
彼の歌うDon’t Worry Baby♪
高音の歌声をしっかり聴かせ、今度は父親Alの歌でWake The World♪
アルバムFriends収録、今回ではレアなナンバー!!
Brianの歌うAdd Some Music To Your Day♪が続きます。
「Alがずっと歌っている曲」とBrian・・・
「Mattと交互に紹介してくれて有難う・・・」とAl・・・
曲はThen He Kissed Me♪、カバー曲ですがAlの歌でお馴染みです。
「Carlが歌っていたけど1998年に亡くなった、2016年はDarianが歌うよ!」
・・・と、キーボード奏者でもあるDarian Sahanajaが歌うDarlin’♪
彼はBrianのツアーにずっと参加しているので慣れたもの、美しい歌声を聴かせてくれました。
「ニュー・アルバムNo Pier Pressureからだよ・・・」
・・・と、Our Kind Of Love♪、Brianにスポットが当たり、73歳で現役ぶりを立証しているようです。!!
さてここで、Brianが
「Beach Boysのメンバーで、Rolling Stonesとも10年やっていた・・・」
そう紹介して、Blondie Chaplin登場!!
マニアックなBeach Boysファンは歓喜!!
ゴールドのレスポールを抱え、彼が歌うWild Honey♪
幾分、ハードなアレンジで大きく動き、ギター・ソロも聴かせてくれました。
「日本に来れて嬉しい」とBlondie
Stonesのサポート・メンバーとして以来の来日でしょうか!?
今回は彼にスポット、ギターを持ち替え、Beach Boys時代のFunky Pretty♪
Alとの息もピッタリといった感じ!!
そしてBlondieといえばやはりこれ!Sail On, Sailor♪
力強いビートで場内歓喜!!
ここで自分の役割が終わったといった感じでBrianが一足先にステージから去り、その後もBlondieはギター・ソロを、大盛り上がりで第1部は幕となりました。
・・・
20分の休憩の後、Brian、Alたち、メンバーが登場!!
第2部はPet Soundsを再現、Wouldn’t It Be Nice♪のデモ音源(?)が流れそして本編!!
メインに歌うはAl、本来はMikeが歌うところをBrianが歌っていました。
続く美しいYou Still Believe In Me♪では高音部をMattがしっかりサポート!!ポップなThat’s Not Me♪も然り、Don’t Talk (Put Your Head On My Shoulder)♪を静かに聴かせ、パーカッションの音も力強くI’m Waiting For The Day♪
Brianが「インストゥルメンタルだ!」と言って、Let’s Go Away For Awhile♪
ミュージカル・ディレクターのPaulと、ギターとホーンを担当するProbyn Gregoryの2人によるブラスから、大所帯だけに随所に色々な音、Brianは静かに座っていました。
一転してPaulのフルートの音からSloop John B♪、今回はAlがメインに歌い出し、Brianも!!
続いてBrianが「Paul McCartneyが好きな歌だ・・・」と、God Only Knows♪
Carlが居ない分もBrianが思いを込めて自ら歌っていました。
今度はAlとポップなI Know There’s An Answer♪
やはりMattがサポートして静かにHere Today♪
Alがギターを置いて、I Just Wasn’t Made For These Times♪
ギターのNick Waluskoがフィーチャーされ、再びインストゥルメンタルのPet Sounds♪
ドラムスとパーカッションも力強く、ここからタンブリンを持ってBlondieも入ってきました。!!
最後はBrianにスポットが当たり、勿論、Calorinen No♪
歌い終えるとBrianはまた一足早く立ち去り、残ったメンバーでドラマチックなエンディング、効果音も入り、Pet Soundsはエンディングとなりました。
・・・
アンコールはPaulが登場!!
1人1人メンバー紹介、そしてBlondieの時にはHonky Tonk Women♪が少しプレイされ!!
続いてAl、最後にBrianが紹介され、Good Vibrations♪
バックのスクリーンには華やかな映像、今回Brianの歌が中心!!
本来Mikeが歌う部分もBrian!!
お馴染みの波打つ手のポーズも、完璧な音作りでした。
さてここからはパーティといった感じ!!
Alも客席を煽り、All Summer Long♪
続くようにHelp Me Rhonda♪
Alといえば、やはりこれでしょう!この辺りから場内ほぼ総立ち!!
そしてBarbara Ann♪、Brianのベース・プレイはありませんでしたが大ノリ!!
Alの奏でるイントロからSurfin’ U.S.A.♪
続いてもAlがイントロを奏でて、Fun, Fun, Fun♪
場内最高潮で楽しさも絶頂でした。!!
Beach Boysのコンサートならここで終わりですが、Brian Wilson名義では最後はやはりLove And Mercy♪
勿論、Brianにスポット、優しく静かにエンディング・・・
最後はメンバー全員がステージに勢揃い!!
トータルで2時間半のステージはここに幕を閉じました。
Brian Wilsonの作る楽曲の素晴らしさを改めて実感した本当に楽しい世界!!
ここにいた人は本当に幸せな気分を味わったことと思います。!!
ただ曲によってはMikeの声が入っていたら・・・と思うこともあり、またBeach Boysとして共演!!
正直言うと、それも秘かに願っている次第です。