Corey Hart & Paul Young@オーチャードホール

Corey Hart♪

Paul Young♪

片やカナダから、片やイギリスから・・・

それぞれ’80年代にヒットを連発して、ロックのスーパースターとして君臨した2人!!

ともに近年、音楽活動を再開!!

そしてこの日本で同じステージに!!

東京公演は7月2日(火)

Bunkamura オーチャードホール♪

この日は、ジョイント・ライヴではなく、2人が同じ時間帯に登場するとのこと!!

開演予定時刻19時を15分ばかり過ぎたところでライトダウン!!

バンド・メンバー4人が登場!!

ギターがJamie Moses♪、ベースはPat Davey♪、ドラムスはPaul Stewart♪、キーボードはStephen Reid-Williams♪

ドラムスが響き、シャッフル調の演奏がスタート!!

この曲は!?・・・そう、Paul Young♪登場!!

Some Peple♪でスタート!!

黒のジャケット、髪はやや白くなり、髭を蓄え、どことなくBoz Scaggs♪を思わせる風貌となりましたが、大柄でやはりカッコイイ人です。!!

「コンニチワ・・・」

軽快にパワフルに歌い、後半はJamie♪のギターもフィーチャー!!

シーケンサー(?)による’80年代を象徴するような音が響き、Land Of The Common People♪

場内も手拍子!!

「有難う!! 次もファースト・アルバムからだよ・・・」

そう言って、タイトル曲、No Parlez♪

メロディアスなこのナンバーでは、キーボードのStephen♪も歌っていました。・・・

続いてリズムマシンの音に合わせて、ノリのいいベースのイントロ・・・

Wherever I Lay My Hat (That’s My Home) ♪

Marvin Gaye♪のカバーですが、日本でも「愛の放浪者」の邦題で初期のPaul Young♪のヒット曲としてお馴染み!!

場内もノっています。!!

そしてハードなギターから、Love Will Tear Us Apart♪

メンバーもコーラス!!

そしてハードなギター・ソロ!!

ファースト・アルバムからの曲が続きました。・・・

「古い時代に戻っているけど、新しい曲もやるよ・・・」

そう言って、2016年のアルバムGood Thingから、Slipped, Tripped And Fell In Love♪

まだまだ現役ぶりを発揮!!

場内にもコーラスを煽っていました。・・・

「暑くなってきたね・・・」

やはりリズムマシンの音が響き、I’m Gonna Tear Your Playhouse Down♪

Ann Peebles♪のナンバー、Paul♪も1985年に大ヒットさせています。!!

キーボードをバックに、ハードなギターもフィーチャー!!

そして・・・お馴染みのイントロが響いて・・・

Come Back And Stay♪

そう、全米進出を果たしたナンバー!!

場内も絶叫、最高潮です。!!

「もう1曲いいかな!?・・・」

Jamie♪が奏でるエレクトリック・シタールがこれもお馴染みのイントロを・・・

Every Time You Go Away♪

勿論、Daryl Hall & John Oates♪のカバーで、Paul Young♪初の全米No.1ヒット!!

ワン・コーラス歌った辺りで、ステージに駆け込んできた皮ジャンの男!?・・・

なんと!!Corey Hart♪!!

場内歓喜!!

Hall & Oates♪でなく、Hart & Young♪

夢のデュオが誕生したのでした。!!

「初めて会ったのは最初の全米ツアーの時だよ・・・」とPaul♪

「長年、共演したいと思っていて、遂に実現したよ・・・」とCorey♪

場内の興奮も覚めやらぬ中、Paul Young♪はステージを後に・・・

Corey Hart♪がバトンを受け取り・・・

軽快なギターのカッティングから、Boy In The Box♪でスタート!!

尚、バンドには、ギターのDanny Ranallo♪、バッキング・ヴォーカルとして、奥様のJulie Hart♪が加わります。!!

Jamie♪はアコースティック・ギターに持ち替えて、曲は、In Your Soul♪

パワフルに歌うCorey♪、ここではサックス奏者♪も登場しました。!!

サンプリング音から、静かに始まったのは、Eurasian Eyes♪

途中からハードになり、Julie♪も歌います。・・・

「アリガトーゴザイマス・・・」

「最初に『ニホン』が自分を認めてくれたんだよ・・・」

そう、彼は1980年、まだ10代の時に「世界歌謡祭」に出場しているのです。!!

ステージの方は、これも初期のヒット曲、It Ain’t Enough♪

これをしっかり聴かせ、ここでステージを後に・・・

そのステージ上では、静かにストリングス音が響き・・・メンバーはサングラスを・・・

そして、Corey♪も!!

ジャケットを羽織ってサングラス姿で登場!!

曲は勿論、Sunglasses At Night♪

Corey♪の出世作、それだけに場内も大盛り上がり!!

そして客席側にもサングラスの人・・・(笑)

ギター・ソロもフィーチャーされました。・・・

そして耳馴染みのあるストリングス曲が聴こえてきた!!と思いきや・・・

なんと!!Viva La Vida♪

勿論、Coldplay♪のナンバー!!

フランス語圏の彼だからでしょうか!?・・・こういった自分より後の時代に出てきた人の歌を歌うことを嬉しく思います。

「自分はシティ・ボーイ、いや今はシティ・オールド・マンだよ・・・」

そう言って笑いを誘います。

ここで、Corey♪、ステージ上に知人の日本人女性を呼んで通訳を・・・

「これは特別な歌、自分を象徴する歌、曲が書きたいという夢が叶っているのは皆さんのおかげ・・・夢に向かって突っ走ることが大切!!・・・」

そのような内容で、曲は勿論、

Never Surrender♪

Corey♪を代表する最大のヒット曲!!

場内では多くの観客がスマホを点灯させ、キャンドル代わりに!!

会場内に力強く響き渡りました。・・・

この後、客席との対話があって、そして久しぶりに日本に呼んでくれたキョードーに感謝の意を表し、ステージ中央に設置されたピアノへ・・・

「4年前に亡くなった日本の友人に捧げる・・・」

そう言って、Everything In My Heart♪

ピアノの弾き語りでしっかり聴かせ、続いて、Let It Be♪

勿論、Beatles♪・・・です。(笑)

「この曲をレイコ・ユカワに捧げる・・・皆さん、レイコセンセイって呼んでいるけど、自分はレイコ・ママだよ・・・」

客席におられる湯川れい子先生にもスポットが当たり、そしてCorey♪はステージ中央へ・・・

アコースティック・ギターで静かに始まったのは・・・

Can’t Help Falling In Love♪

「好きにならずにはいられない」♪

あまりにも有名な歌で、特別なアレンジもされていないのですが、ここはElvis♪でなくCorey♪の世界!!

場内にも歌わせていました。・・・

ここで、Corey♪はステージを後にしますが・・・

あまり時間を置かず再登場!!

そして、Paul Young♪も!!

アコースティック・ギターのイントロが響き・・・

Young At Hart♪

そう、今回、日本のスタッフと共同で作られた2人のデュオのよる新曲♪

交互に歌い、そしてサックス・ソロも!!

新曲とはいえ、軽快なナンバーなので場内も手拍子!!

この一体感!!

「ドーモアリガトー・・・サヨナラ・・・」

2人のロック・スターによる2時間の夢のステージ♪はここで幕を閉じました。・・・

本当に久々の来日公演♪となった

Corey Hart♪とPaul Young♪

ともに健在ぶりを示してくれました。!!

日本に来てくれるだけでも嬉しいのに、なんと2人が同じステージに!!

この夢の場所を作ってくれたプロモーターの皆様にも改めて感謝!!

・・・と同時にまた機会があれば是非!!と期待をしつつ、この会場を後にしたのでした。!!