幅広いジャンルの音楽を歌う、Maria Muldaur♪
9年ぶりの来日公演♪
前回同様、Billboard Live Tokyo♪にて・・・
6月8日(土)ファースト・ステージです。
(前回は、故Dan Hicks♪とのジョイント公演でした。・・・)
開演予定時刻16時30分を少し回ってライトダウン!!
メンバー登場!!
キーボードがChris Burns♪、ギターがCraig Caffall♪、ドラムスがAdam Goodhue♪と、ベースはいませんが凄腕揃い!!
アナウンスと同時に演奏が始まり、黒い衣装の・・・
Maria Muldaur♪登場!!
「気分はどう・・・東京に戻ってこれて嬉しい・・・」
オープニングが多い、I’m A Woman♪でスタート!!
ややアレンジが変わっていますが、軽快に彼女を歌も響きます。!!
「長く歌っているけど全てのアルバムからやるわよ・・・新しいアルバム、グラミー賞にノミネートされたけど、Buddy Guy♪に取られた!!・・・次回こそ!!・・・」
「昨日、LAのホテルで、アメリカの宝、Dr. John♪の訃報を聞いた・・・彼とレコーディングした同じNew Orleans出身のAllen Toussaint♪の曲を2曲・・・」
そう言って先ずは、アルバムWaitress In A Donut Shopに収録されていたBrickyard Blues♪
軽快なピアノをバックに、パワフルに熱唱!!、ちょうど同じ時期に、Three Dog Night♪や、Frankie Miller♪も歌っていたナンバー!!
続いてはAllen Toussaint♪の中では彼女が新しく取り上げたという、The Optimism Blues♪
軽快なビートでステップを踏むようなリズム、スライド・ギターもフィーチャーされました。
ニュー・アルバムはNew Orleansの伝説的女性シンガー、Blue Lu Barker♪の曲を取り上げたとのこと、かつてレコーディングの際にDr. John♪から
「Maria♪、いい歌がやるよ・・・」
そう薦められたと、Dr. John♪の話し方の真似をして笑いを誘い、その新作からLeave My Man Alone♪、そしてLoan Me Your Husband♪
ピアノとギターのソロもフィーチャーされます。
今度はJ.J. Cale♪のCajun Moon♪
同じフレーズの繰り返しで、スワンプ調に歌われました。
続いては多くの人が取り上げている、Please Send Me Someone To Love♪
ピアノで始まり、ディープなブルース・・・最後はソロで熱唱!!
再びBlue Lu Barker♪の、Never Brag About Your Man♪
そして「Eric Bibb♪が書いた曲・・・」と、Bessie’s Advice♪
こちらは軽快な4ビート・ジャズとして、ギター・ソロもフィーチャーされました。・・・
「楽しんでいる!?・・・新しいDon’t You Feel My Legはここでも売っているわよ・・・これから3曲はみんなが好きな歌、先ずはWaitress In A Donut Shopから・・・」
そう言って、It Ain’t The Meat, It’s The Motion♪
こちらもオールドタイム風に軽快に、バックもコーラスも付けます。
そして、「ビッグ3の2曲目!!・・・」と言って・・・
Midnight At The Oasis♪
言うまでもなく最大のヒット曲!!
ギターも、エレクトリック・ギターも心地良く響きました。・・・
ここで改めてメンバー紹介、ベースがいない分、キーボードのChris♪の左手がベース音を刻んでいるとのこと!!
そして「ビッグ3」の最後の1曲は・・・Don’t You Feel My Legs♪
そう、Blue Lu Barker♪のナンバーで、Maria♪自身、古くからの定番曲に!!、そして再レコーディングで新作のタイトルに!!
軽快に歌い上げ、最後はJames Brown♪の真似もしてエンディング!!
「アリガトー!!」
メンバー3人が演奏を続ける中、Maria♪はステージを後に・・・
これ以降、アンコールはありませんでした。・・・
Maria Muldaur♪自身に大きな影響を与えた女性シンガー、Blue Lu Barker♪の曲を収めた新作Don’t You Feel My Legs~をフィーチャーした今回のライヴ♪ですが、なんと直前にDr. John♪が急逝・・・
そのDr. John♪からもかつてDon’t You Feel My Legs♪を薦められたということもあって、今回のライヴ♪は特別なものに!!
曲ごとにMaria♪自身が説明も加えて楽しく静かに盛り上がった80分でした。・・・
Dr. John♪は逝ってしまったけど、その分もまだまだ頑張って欲しい!!
そんなことも思った今回のMaria Muldaur♪のライヴ!!でした。・・・