Queen + Adam Lambert@さいたまスーパーアリーナ 2020

映画Bohemian Rhapsodyの空前の大ヒットによって、再び世界の頂点に立ったQueen♪

Freddie Mercury♪が亡くなって28年・・・

この約10年はAdam Lambert♪をヴォーカルに加えて活動、このメンバーでの来日公演♪も3回目!!

全4公演の2日目、1月26日(日)さいたまスーパーアリーナです。!!

超満員の会場、開演予定時刻17時が近づいたところで、場内にはアルバムMade In Heavenのボーナス・トラックだったインストゥルメンタル曲が流れ、ファンはわかっているので絶叫!!

気分も高まったところで、定刻を10分くらい回ってライトダウン!!

Innuendo♪のインストゥルメンタル曲に合わせて、ステージに設置してあったセットが上がって、劇場のようなセットが登場!!

響いてきた曲は・・・Now I’m Here♪

Brian♪のシルエットが写し出され、続いてAdam♪、Roger♪のドラムス!!

Queen♪ライヴ!!がスタート!!、早くも最高潮!!

ステージ後方には、左右、中央に大きなスクリーン、各メンバーが映され・・・

ステージ前方には少し花道も作られています。

Brian♪のお馴染みのホームメイド・ギター(レッド・スペシャル)によるソロもフィーチャーされ、”Tokyo!”とAdam♪

軽快なピアノから、Seven Seas Of Rhye♪、これは短くパーカッションをブリッジに、Keep Yourself Alive♪、Adam♪の歌をRoger♪がサポート!!

Brian♪がハードに奏でて、Hammer To Fall♪

ノリのいい曲が続き、静まったとことで、カウント・・・

そう、Killer Queen♪

山高帽を被り扇子を持ったAdam♪、Freddie♪より、Boy George♪を思わせ、ここではいつも艶めかしく歌います。

Adam♪が開口

「2人のロックン・ロール・レジェンドを紹介するよ、Dr. Brian May♪、Roger Taylor♪、僕はFreddie♪のファン、皆さんもFreddie♪のファン、同じだね!!、今夜はFreddie祭りにしよう!!」

そう言って盛り上げ、「一緒に歌ってほしい!!」と、Don’t Stop Me Now♪

スピーディーにノッてきて、Somebody To Love♪、場内も歌っています。!!

ピアノの音が響き、In The Lap Of The Gods…Revisited♪

かつてはコンサート本編のエンディング曲でしたが、近年Adam♪の歌で復活!!

一転して、I’m In Love With My Car♪

ドラムスを叩きながら歌うのは、勿論、Roger♪

映画Bohemian Rhapsodyの中では貶されていた曲(!?)

色々考えると面白いですね。(笑)

場内に呼び鈴が響き、Bicycle Race♪

但しAdam♪は自転車でなく、ハーレイ(!?)にまたがって登場!!

展示会のようにステージ上で回転、そんな中、ベース音が響き、Another One Bites The Dust♪、Adam♪は動き回って、Brian♪はファンキーなギターのカッティング!!

この後、暗転、赤い照明の中、Brian♪のギターとAdam♪のかけ合いから・・・

I Want It All♪

Freddie♪の歌ではライヴで聴けなかった曲、途中入るBrian♪の歌には感涙!!

後半はギターもフィーチャーされました。

静まったところで、Brian♪が1人、花道に登場!!

「イラッシャイマセ・・・」

日本語で流暢に色々話して、満場のファンは大喜び!!

アコースティック・ギターを抱え歌い出したのは・・・

Teo Torriatte (Let Us Cling Together)♪、そう「手をとりあって」♪

「ニホンゴ」と、その部分は場内大合唱、また場内では多くのスマホのライトが点灯され、この歌詞の通りの光景に!!

続いて、このコーナーではお馴染みのLove Of My Life♪

ここでも大合唱ですが・・・後半に感動が・・・

なんと映像でFreddie♪が登場!!、映像でBrian♪と共演!!

最後には2人がタッチ(!?)目頭が熱くなる瞬間でした。

そして、「スペースマンを歌った」と、’39♪

場内も手拍子、ここからバンド・メンバーも加わります。

レコードではBrian♪の歌ですが、かつてはFreddie♪がライヴ♪で歌っていて、その当時は、Brian♪の歌で聴きたい、と思ったことが何とも皮肉に思います。

Brian♪が、Roger♪を紹介、彼が歌うのは、Doing All Right♪

途中から、黄色いスーツに着替えてきたAdam♪にバトンタッチ!!

Roger♪は前方に設置されたドラムスに付いて、Crazy Little Thing Called Love♪

Roger♪のドラム・ソロが少しあり、そこから、Under Pressure♪

Freddie♪のパートは勿論Adam♪ですが、David Bowie♪のパートは、Roger♪が歌っていました。・・・

ここでBrian♪が改めてメンバー紹介、パーカッションはTyler Warren♪、ベースはNeil Fairclough♪、そしてキーボードは1985年の来日公演からお馴染み、Spike Edney♪

ベース音が響く中、曲はDragon Attack♪、スクリーンに映し出される映像は赤のモノトーンで機械的、そして、I Was Born To Love You♪

パワフルに歌うAdam♪、Brian♪のギターもフィーチャー!!

軽快なリズムで、I Want To Break Free♪、但し女装はありませんでした。(笑)

再び暗転、You Take My Breath Away♪の最初の部分に合わせて、レーザー光線のショー、さらに華やかになり、曲はWho Wants To Live Forever♪

オペラ歌手等も取り上げる曲、ここではAdam♪の熱唱でした。・・・

今度はBrian♪は1人・・・

ステージ中央がせり上がって、まるで隕石に乗っているかのような演出でギター・ソロ!!

バックの映像も宇宙、まさに天文学のBrian May博士らしい設定!!

曲はドヴォルザーク♪の「新世界より」♪の第2楽章♪

そう、誰もが知っているメロディ・ライン・・・

そこから下がってきて、ハードな展開へ!!

メンバーも戻って、Tie Your Mother Down♪、まだまだ盛り上がります。!!

ここで重厚なムードに、そう、The Show Must Go On♪

Freddie♪の気持ちをAdam♪が代弁しているよう・・・場内はしっかり聴き入っていました。

コンサートもクライマックスへ・・・

お馴染みの機械的なイントロが聴こえ、Radio Gaga♪

場内一斉のポーズで手拍子、この一体感、気持ちがいいものです。

そして暗転・・・

Is This The Real Life~♪、勿論、Bohemian Rhapsody♪

珍しく最初のコーラス部分から!!

そして、I’m Just A Poor Boy~♪から、Adam♪の歌!!

今回、Freddie♪役を完全に任された!!ということでしょう。

お馴染みの歌が進行、Brian♪のソロでは派手なライティング、映像によるオペラ部分を経てハードなロックへ!!

Nothing Really Matters To Me~♪

Anyway The Wind Blows~♪

Roger♪のドラムスが響き、感動のエンディングとなりました。・・・

アンコール・・・の前に、Freddie♪の映像が登場!!

Ay-Oh♪と、観衆とのコール・アンド・レスポンスの部分!!

まるで本当にFreddie♪がいるようで感動的!!

気分も高潮したところで、地響きのようなリズム!!

勿論、We Will Rock You♪

バックのスクリーンにはアルバムNews Of The Worldのジャケットのロボットも!!

Adam♪は王冠を被って登場!!

場内は1つになっている!!といった感じ・・・そして・・・

We Are The Champions♪

You Brought Me Fame And Fortune And Everything That Goes With It, I Thank You All~♪

大喝采、大合唱、場内の一体感で感動のフィナーレです。!!

God Save The Queen♪が流れる中、メンバー6人、前方へ出てきて挨拶・・・

そして、Brian♪、Roger♪、Adam♪の3人は、曲の間、ステージから観客の声援に応えていました。・・・

エンディングBGMとして、David Bowie♪のHeroes♪が流れる中、お客さん1人1人、満足げな表情で出口に向かっていたのでした。・・・

映画Bohemian Rhapsodyによってファンとなり、今回初めてという人もいたと思いますし、最初はFreddie♪でないAdam Lambert♪に戸惑った人もいたかもしれません。

しかしQueen♪の楽曲その他の素晴らしさによって、どんどんその世界に引きずり込まれて行き、最後にGod Save The Queen♪が流れると、誰もがこれは紛れもなくQueenであったと実感することでしょう。!!

2時間15分、あまりにも大きな感動に心から感謝したい、”I Thank You All!”、そのように思っている次第です。!!