映画Bohemian Rhapsodyの空前の大ヒットによって、再び世界の頂点に立ったQueen♪
Freddie Mercury♪が亡くなって28年・・・
この約10年はAdam Lambert♪をヴォーカルに加えて活動、このメンバーでの来日公演♪も3回目!!
全4公演の2日目、1月26日(日)さいたまスーパーアリーナです。!!
超満員の会場、開演予定時刻17時が近づいたところで、場内にはアルバムMade In Heavenのボーナス・トラックだったインストゥルメンタル曲が流れ、ファンはわかっているので絶叫!!
気分も高まったところで、定刻を10分くらい回ってライトダウン!!
Innuendo♪のインストゥルメンタル曲に合わせて、ステージに設置してあったセットが上がって、劇場のようなセットが登場!!
響いてきた曲は・・・Now I’m Here♪
Brian♪のシルエットが写し出され、続いてAdam♪、Roger♪のドラムス!!
Queen♪ライヴ!!がスタート!!、早くも最高潮!!
ステージ後方には、左右、中央に大きなスクリーン、各メンバーが映され・・・
ステージ前方には少し花道も作られています。
Brian♪のお馴染みのホームメイド・ギター(レッド・スペシャル)によるソロもフィーチャーされ、”Tokyo!”とAdam♪
軽快なピアノから、Seven Seas Of Rhye♪、これは短くパーカッションをブリッジに、Keep Yourself Alive♪、Adam♪の歌をRoger♪がサポート!!
Brian♪がハードに奏でて、Hammer To Fall♪
ノリのいい曲が続き、静まったとことで、カウント・・・
そう、Killer Queen♪
山高帽を被り扇子を持ったAdam♪、Freddie♪より、Boy George♪を思わせ、ここではいつも艶めかしく歌います。
Adam♪が開口
「2人のロックン・ロール・レジェンドを紹介するよ、Dr. Brian May♪、Roger Taylor♪、僕はFreddie♪のファン、皆さんもFreddie♪のファン、同じだね!!、今夜はFreddie祭りにしよう!!」
そう言って盛り上げ、「一緒に歌ってほしい!!」と、Don’t Stop Me Now♪
スピーディーにノッてきて、Somebody To Love♪、場内も歌っています。!!
ピアノの音が響き、In The Lap Of The Gods…Revisited♪
かつてはコンサート本編のエンディング曲でしたが、近年Adam♪の歌で復活!!
一転して、I’m In Love With My Car♪
ドラムスを叩きながら歌うのは、勿論、Roger♪
映画Bohemian Rhapsodyの中では貶されていた曲(!?)
色々考えると面白いですね。(笑)
場内に呼び鈴が響き、Bicycle Race♪
但しAdam♪は自転車でなく、ハーレイ(!?)にまたがって登場!!
展示会のようにステージ上で回転、そんな中、ベース音が響き、Another One Bites The Dust♪、Adam♪は動き回って、Brian♪はファンキーなギターのカッティング!!
この後、暗転、赤い照明の中、Brian♪のギターとAdam♪のかけ合いから・・・
I Want It All♪
Freddie♪の歌ではライヴで聴けなかった曲、途中入るBrian♪の歌には感涙!!
後半はギターもフィーチャーされました。
静まったところで、Brian♪が1人、花道に登場!!
「イラッシャイマセ・・・」
日本語で流暢に色々話して、満場のファンは大喜び!!
アコースティック・ギターを抱え歌い出したのは・・・
Teo Torriatte (Let Us Cling Together)♪、そう「手をとりあって」♪
「ニホンゴ」と、その部分は場内大合唱、また場内では多くのスマホのライトが点灯され、この歌詞の通りの光景に!!
続いて、このコーナーではお馴染みのLove Of My Life♪
ここでも大合唱ですが・・・後半に感動が・・・
なんと映像でFreddie♪が登場!!、映像でBrian♪と共演!!
最後には2人がタッチ(!?)目頭が熱くなる瞬間でした。
そして、「スペースマンを歌った」と、’39♪
場内も手拍子、ここからバンド・メンバーも加わります。
レコードではBrian♪の歌ですが、かつてはFreddie♪がライヴ♪で歌っていて、その当時は、Brian♪の歌で聴きたい、と思ったことが何とも皮肉に思います。
Brian♪が、Roger♪を紹介、彼が歌うのは、Doing All Right♪
途中から、黄色いスーツに着替えてきたAdam♪にバトンタッチ!!
Roger♪は前方に設置されたドラムスに付いて、Crazy Little Thing Called Love♪
Roger♪のドラム・ソロが少しあり、そこから、Under Pressure♪
Freddie♪のパートは勿論Adam♪ですが、David Bowie♪のパートは、Roger♪が歌っていました。・・・
ここでBrian♪が改めてメンバー紹介、パーカッションはTyler Warren♪、ベースはNeil Fairclough♪、そしてキーボードは1985年の来日公演からお馴染み、Spike Edney♪
ベース音が響く中、曲はDragon Attack♪、スクリーンに映し出される映像は赤のモノトーンで機械的、そして、I Was Born To Love You♪
パワフルに歌うAdam♪、Brian♪のギターもフィーチャー!!
軽快なリズムで、I Want To Break Free♪、但し女装はありませんでした。(笑)
再び暗転、You Take My Breath Away♪の最初の部分に合わせて、レーザー光線のショー、さらに華やかになり、曲はWho Wants To Live Forever♪
オペラ歌手等も取り上げる曲、ここではAdam♪の熱唱でした。・・・
今度はBrian♪は1人・・・
ステージ中央がせり上がって、まるで隕石に乗っているかのような演出でギター・ソロ!!
バックの映像も宇宙、まさに天文学のBrian May博士らしい設定!!
曲はドヴォルザーク♪の「新世界より」♪の第2楽章♪
そう、誰もが知っているメロディ・ライン・・・
そこから下がってきて、ハードな展開へ!!
メンバーも戻って、Tie Your Mother Down♪、まだまだ盛り上がります。!!
ここで重厚なムードに、そう、The Show Must Go On♪
Freddie♪の気持ちをAdam♪が代弁しているよう・・・場内はしっかり聴き入っていました。
コンサートもクライマックスへ・・・
お馴染みの機械的なイントロが聴こえ、Radio Gaga♪
場内一斉のポーズで手拍子、この一体感、気持ちがいいものです。
そして暗転・・・
Is This The Real Life~♪、勿論、Bohemian Rhapsody♪
珍しく最初のコーラス部分から!!
そして、I’m Just A Poor Boy~♪から、Adam♪の歌!!
今回、Freddie♪役を完全に任された!!ということでしょう。
お馴染みの歌が進行、Brian♪のソロでは派手なライティング、映像によるオペラ部分を経てハードなロックへ!!
Nothing Really Matters To Me~♪
Anyway The Wind Blows~♪
Roger♪のドラムスが響き、感動のエンディングとなりました。・・・
アンコール・・・の前に、Freddie♪の映像が登場!!
Ay-Oh♪と、観衆とのコール・アンド・レスポンスの部分!!
まるで本当にFreddie♪がいるようで感動的!!
気分も高潮したところで、地響きのようなリズム!!
勿論、We Will Rock You♪
バックのスクリーンにはアルバムNews Of The Worldのジャケットのロボットも!!
Adam♪は王冠を被って登場!!
場内は1つになっている!!といった感じ・・・そして・・・
We Are The Champions♪
You Brought Me Fame And Fortune And Everything That Goes With It, I Thank You All~♪
大喝采、大合唱、場内の一体感で感動のフィナーレです。!!
God Save The Queen♪が流れる中、メンバー6人、前方へ出てきて挨拶・・・
そして、Brian♪、Roger♪、Adam♪の3人は、曲の間、ステージから観客の声援に応えていました。・・・
エンディングBGMとして、David Bowie♪のHeroes♪が流れる中、お客さん1人1人、満足げな表情で出口に向かっていたのでした。・・・
映画Bohemian Rhapsodyによってファンとなり、今回初めてという人もいたと思いますし、最初はFreddie♪でないAdam Lambert♪に戸惑った人もいたかもしれません。
しかしQueen♪の楽曲その他の素晴らしさによって、どんどんその世界に引きずり込まれて行き、最後にGod Save The Queen♪が流れると、誰もがこれは紛れもなくQueenであったと実感することでしょう。!!
2時間15分、あまりにも大きな感動に心から感謝したい、”I Thank You All!”、そのように思っている次第です。!!