3/22 最新全米ヒットチャート解説 / 佐藤直人の今週の洋楽この1曲!(第45回)

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3/22付。今週の全米アルバムチャートから。

 

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/defb002021500
今週の第1位はリック・ロスの『Mastermind』。179,000枚のセールスでした。リック・ロスは2010年の『Teflon Don』が最高位2位(この時の1位は5週目の1位だったエミネムの『Recovery』)でしたがそれ以外のリリースされた5枚はすべて1位となっています。ラッパーでポップ・チャートで5枚以上の1位を持っているのは、5枚があとDMXと2パック、6枚がNASとカニエ・ウエスト、7枚がエミネム、そして最多となる13枚がジェイZです。

 

 

今週はTOP10内にあと4枚初登場しました。

 

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny305507

 

第2位がファーレル・ウィリアムスの『G I R L』。セカンド・アルバムです。セールスは112,000枚。UKではすでにシングル「Happy」が100万枚を超え、このアルバムは初登場1位でした。

 

 
第4位は1986年8月29日生まれ、27歳、『グリー』のレイチェル、リア・ミシェルのデビュー・アルバム『Louder』です。

 

 
第5位がイーライ・ヤング・バンドの5枚目のアルバム『10,000 Towns』です。ノース・テキサス大学在学中に出会った、マイク・イーライ、ジェームス・ヤング、ジョン・ジョーンズ、クリス・トンプソンの4人組カントリー・バンドで、2002年にデビューしましたが最初の2枚はカントリーのチャートにすら入りませんでした。3枚目のアルバム『Jet Black & Jealous』がカントリー・アルバム・チャートで5位を記録すると、2011年にリリースされた4枚目の『Life At Best』は、カントリー3位、ポップでも6位に入る大ヒット。「Crazy」、「Even If It Breaks Your Heart」はカントリー・ソングス・チャートで1位を記録しました。今回のアルバムはカントリーでは3位を記録、「Drunk Last Night」はカントリー・エアプレイ・チャートで1位になっています。ダリアス・ラッカーとオーストラリア、アメリカ・ツアーを終えて、今年後半は、ジェイク・オーウェンなどとのツアーが決まっています。

 

 
もう1枚の初登場が10位に入ったアシャンティの5枚目のスタジオ・アルバム『Braveheart』です。アシャンティのスタジオ・アルバムはすべてTOP10に入っています。2008年『The Declaration』以来で、今回のアルバムは自らのレーベル、Written Entertainment からリリースされました。

 

 
今週の『Frozen』(『アナと雪の女王』)。先々週の1位、先週の2位から下がっていますが、「Let It Go」がアカデミー賞の主題歌賞を受賞して、2週続けてセールスはアップしています。合計のセールスは130万枚になりました。そのうち99万4000枚が今年に入ってからのセールスです。

 

 
さて、ビルボードは、ツアーの興行収入、CD、デジタル、ストリーミングなどのセールス、印税などを独自の方法で計算して集計した2013年アーティスト所得ランキングTOP40を発表しました。これには、TV出演やCM、グッズ売り上げなどからの収入は含まれていません。ビルボード集計なのでフォーブス誌の集計とは違います。1位は40億円を稼ぎました。全部ご紹介します。

 

 
40 Carrie Underwood(約8億3000万円)
39 Eminem
38 Tim McGraw
37 Lil Wayne
36 Miranda Lambert
35 Rush
34 Rascal Flatts
33 Elton John
32 Jimmy Buffett
31 Imagine Dragons

 

 

30 Zac Brown Band(約10億1800万円)
29 New Kids on the Block
28 John Mayer
27 Blake Shelton
26 Kanye West
25 Phish
24 Trans-Siberian Orchestra
23 Celine Dion
22 The Eagles
21 Paul McCartney

 

 

20 Rihanna(約14億2100万円)
19 Dave Matthews Band
18 Mumford & Sons
17 Michael Buble
16 Jay Z
15 George Strait
14 Jason Aldean
13 One Direction
12 Bruno Mars
11 Justin Bieber

 

 

10 Fleetwood Mac(19億8000万円)
9 P!nk
8 Luke Bryan
7 Maroon 5
6 Beyonce

 

5 The Rolling Stones(27億円)
4 Bon Jovi(30億3200万円)
3 Justin Timberlake(32億4000万円)
2 Kenny Chesney(33億9400万円)

1 Taylor Swift(40億9000万円)

 

 

 

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3/22付。今週の全米シングルチャートから。

 

今週の第1位はセカンド・アルバムも発売になったファーレル・ウィリアムスの「Happy」。3週目の第1位です。デジタル、エアプレイ、ストリーミングの3部門で、前週より増えた数量1位に与えられる“グレイテスト・ゲイナー”をマークしました。3部門すべてて同時に獲ったのは、昨年6/22と8/17に記録したロビン・シックの「Blurred Lines」以来とのこと。この曲にもファーレルは参加していました。今週のダウンロード数は49万。週間セールス記録では歴代13位です。3週連続40万以上となりましたが、これも「Blurred Lines」以来とのことでした。

 
ということで今週はビルボードがソングライター、プロデューサーとして参加した作品も含むファーレルのオールタイムTOP20を発表していましたのでご紹介します。

 

 
20 Like I Love You / Justin Timberlake (2002年最高位11位)
19 Wind It Up / Gwen Stefani (06/6)
18 I Just Wanna Love U / Jay Z (00/11)
17 Lookin’ At Me / Mase feat. Puff Daddy (98/8)
16 Excuse Me Miss / Jay Z (03/8)
15 Happy / Pharrell Williams (14/1)
14 Nothin’ / N.O.R.E. (02/10)
13 Beautiful / Snoop Dogg feat. Pharrell & Uncle Charlie Wilson (03/6)
12 Girlfriend / ‘N Sync feat. Nelly (02/5)
11 Rock Your Body / Justin Timberlake (03/5)

 

10 Luv U Better / LL Cool J (02/4)
9 Frontin’ / Pharrell feat. Jay Z (03/5)
8 Milkshake / Kelis (03/3)
7 U Don’t Have To Call / Usher (02/3)
6 Money Maker / Ludacris feat. Pharrell (06/1)
5 Get Lucky / Daft Punk feat. Pharrell (13/2)
4 Drop It Like It’s Hot / Snoop Dogg feat. Pharrell (04/1)
3 Hollaback Girl / Gwen Stefani (05/1)
2 Hot In Herre / Nelly (02/1)
1 Blurred Lines / Robin Thicke feat. T.I. & Pharrell (13/1)

 

 

 

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アカデミー賞主題歌賞受賞の「Let It Go」イディナ・メンゼルは、先週の17位からアップして今週は9位。ダウンロードが185,000DLで5位から4位、ストリーミングが14位から7位にアップしたのですが、実はこの曲ラジオ局ではほとんど取り上げてもらっていません。そのためチャートポイントの比率ではエアプレイはたった2%しかないのです。これが他の曲並にあればとうにTOP5は入っていたのに、なんでかけてもらえないんでしょうね。

 

 

イディナ・メンゼルは1996年に『Rent』でトニー賞にノミネートされ、2004年の『Wicked』では最優秀主演女優賞を受賞しました。トニー賞は1947年から授与されていますが、俳優部門(主演・助演、俳優・女優)の4部門のどれかを受賞した俳優が歌手としてビルボードHOT100のTOP10に入ったのは実は彼女が史上初とのことです。

 

 

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1997年3月9日は、当時アメリカを代表するラッパー、ノートリアスBIGが24歳の若さで亡くなった日です。彼のオールタイムTOP15ヒットが発表されていましたのでご紹介します。

 
15. Stop The GunFight / Trapp featuring 2pac, Notorious B.I.G. (97/77)
14. Runnin’ (From Tha Police) / 2Pac, The Notorious B.I.G., Dramacydal, & Stretch (97/81)
13. Nasty Girl / The Notorious B.I.G. featuring Diddy, Nelly, Jagged Edge, & Avery Storm (06/44)
12. Going Back to Cali / The Notorious B.I.G. (98/26)
11. Juicy/Unbelievable / The Notorious B.I.G. (94/27)

10. Get Money / Junior M.A.F.I.A. featuring The Notorious B.I.G. (96/17)
9. Runnin’ (Dying To Live) / Tupac Featuring The Notorious B.I.G. (03/19)
8. Victory / Puff Daddy & The Family featuring The Notorious B.I.G. and Busta Rhymes (98/19)
7. Can’t You See / Total featuring The Notorious B.I.G. (95/13)
Hot 100 Peak Position: 13 (1995)
6. Only You / 112 Featuring The Notorious B.I.G. (96/13)
5. Big Poppa/Warning / The Notorious B.I.G. (95/6)
4. One More Chance/Stay With Me / The Notorious B.I.G. (95/2)
3. Hypnotize / The Notorious B.I.G. (97/1)
2. Been Around the World / Puff Daddy & The Family (featuring The Notorious B.I.G. and Ma$e) (98/2)
1. Mo Money Mo Problems / The Notorious B.I.G. featuring Puff Daddy, Ma$e and Kelly Price (97/1)

 

 

 

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佐藤直人の今週の洋楽この1曲!(第45回)
私が独断と偏見で毎週1曲ずつご紹介します。

 

水道橋で店をやっていたのは1994年6月から1997年3月まででした。思ったより全然売れなくて、お客様より店員の方が多い時もあって、いろいろ辛い思いをしました。

 
でもその時に知り合ったお客様で今でも毎月やっている飲み会に来てくれる人もたくさんいて、その時のお客様からはたくさん勉強させていただきました。本当に詳しい人、凝っている人、こだわりのある人がいて楽しい思い出もたくさんあります。

 
1997年の1月、私は店のCDを2000枚ぐらい持って、1人車で広島県福山までCD店などが集まるイベントに行きました。当時岡山県でCD店をやっていた人から誘われて、店の売り上げに寄与すればと思って思い切って参加したのです。

 
1月2日朝5時に家を出て、水道橋に寄って荷物を積み、一路東名高速、名神高速、中国道、山陽道を通って広島県の福山へ。

 
確か5日間ぐらいのイベントでしたが、全然売れませんでした。
一体、何しに来たんだろう。ああ、これで店も閉めなきゃならないか。

 
でも若い人がドゥーワップのCDを買っていったとき、「ラジオで聴いてとても新鮮に感じたんです。コンピレーションみたいのありますか?」ときかれた時は、こうやってどんどん伝わっていくことが大切なんだな、水道橋の店は閉めなければならないかもしれないけど、この仕事は続けていきたいって思ったのです。

 
あれから17年がたち、この仕事を続けさせていただきながら、さらにたくさんの素敵な人たちと出会うことができました。

 

私の人生の宝物です。

 
業界は厳しい状況ですが、そんなことは何の言い訳にもならないし、何にも問題は解決しません。今の状況を前提にこれからもできる限りこの仕事を続けていきたいと思っています。

 

 

福山のイベントで私を誘ってくれた人の店は結構売れていました。ロック専門のショップだったんですが、オアシスが大好きで、オアシスのCDばかり繰り返しかけていました。

 

 
私にとっては苦くも懐かしい思い出の曲です。

 
ということで「佐藤直人の今週の洋楽この1曲!」は、オアシスの「Don’t Look Back In Anger」です。

 

 

こちらに収録されています。

 

 

Oasis / (What’s The Story) Morning Glory?

 

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おすすめのベスト盤はこちらです。

 
Oasis / Time Flies 1994-2009

 

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