グラミー賞授賞式の度にその名前が登場するChristopher Cross
日本公演も定例、近年では広島の平和コンサート、Beach Boys来日公演にゲスト出演、また昨年は久々にホール公演も行われました。
今回はお馴染みのBillboard Live Tokyoでの初日、4月24日のファースト・ステージです。
前回の来日公演ではなんと、バック・コーラスをつけるメンバーがおらず、せっかくの楽曲の魅力が半減だったのですが・・・
今回は、女性シンガー2人(Marcia Rameriz,Kim Parent)が同行!!彼の楽曲には女性の歌が入っているものも多く、期待できます。
定刻19時を回ったところでライトダウン、その女性シンガー2人を含む6人のメンバーが登場、そして・・・
Christopher Cross登場!!
今回もお馴染みのキャップを被り、ややラフな格好、ストラトキャスターを抱え、なぜか少しステージ脇で待機していて壇上へ、1曲目は、No Time For Talk♪、サックスもフィーチャーされ、Chrisの歌も健在、Never Be The Same♪はお馴染み、3曲目のWishing Well♪はアルバムWindowから、隠れた名曲も多いことを実感!!
キーボード奏者Andy Ezrinのピアノ・ソロに続いて、Sailing♪
バックのスクリーンに色々な海での航海の映像が・・・彼のライヴでは珍しい演出です。
女性シンガー、Kimの方とのデュエットで、I Know You Well♪、アルバムWalking In Avalonから、ですが、ヒット・アルバムでないにしろ、このアルバムからの選曲が近年多い気もします。
アコースティック・ギターに持ち替えお馴染みの、Think Of Laura♪
Chrisも歌をしっかり聴かせるコーナーですが、今回は、静かにバックの音も入り、ドラマーのDave Beyerも前方に出てきて小さな打楽器を叩いていていて、続くOpen Up My Window♪、元々女性とのデュエット・ナンバーだけに今回はMarciaの方が歌っていました。
In A Red Room♪も今回はアコースティック、ここではタイトル通り、照明が赤くなっていていました。・・・
再びエレクトリック・ギターに持ち替え、ベース奏者David Hughsを紹介、彼の5弦ベースのソロをフィーチャーして、Everything♪、新作からのナンバーです。
サックスのイントロからフュージョン的なアレンジで、I Really Don’t Know Anymore♪、ここでは各メンバーのソロもフィーチャー、また女性2人のコーラスも効果的、そして・・・
「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」と紹介して、Arthur’s Theme(Best That You Can Do)♪、ここでもバックのスクリーンに映像が・・・
ニューヨークの光景と、亡きDudley Moore、名曲をさらに叙情的に演出していました。
ライヴも終盤、重厚なイントロで、Ride Like The Wind♪
バックのスクリーンには、ウエスタンの映画のシーンが、このパワフルな演奏にもマッチして、思わず見入ってしまうほど、後半はChris自身も、たっぷりギター・ソロを聴かせていました。
・・・ここでいったん終了ですが、すぐに戻ってきて・・・
All Right♪
やはりアンコールには合うナンバー、そして今回は、Say You’ll Be Mine♪が続きます。
女性シンガー2人も交互に・・・Say You’ll Be Mine,Until The Sun Shines~とコーラス、楽しい80分のステージも、ここで幕となりました。
・・・
バック・コーラスのメンバーがいなかった前回の不満も解消!!
さらに今回は映像、ライティング等もあり、ヒット曲だけでなく、割と近年の曲も多く取り上げ、いつも以上に楽しめるライヴでした。!!
歌は唯一無二、ギターも上手く、非常にいい楽曲も書くChrisopher Cross!!
来年も期待したいと思っている次第です。