Diane Birch@Billboard Live Tokyo

2009年、期待の新人女性シンガーソングライターとして、アルバムBible BeltでデビューしたDiane Birch♪

3度目の来日公演は配信で先行リリースされたアルバムNousを引っさげてBillboard Live Tokyoにて!!

5月10日(火)セカンドステージ!!

尚、今回の来日公演には新作にも関わっている、あのSadeのサックス、ギターで音楽的ブレインといえるStuart Matthewmanが参加しているのです。!!

(Stuart Matthewmanさんは単独でBBLで来日公演も行なっています。・・・)

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開演予定時刻21時30分を回り、ライトダウンでメンバー登場!!

4人めに登場したのがStuart Matthewman!!

そしてDiane Birch!!

上の階から階段を下りて登場!!

黒のロングドレス、ステージ中央のピアノについて・・・

軽くピアノを奏でて、新作収録のStand Under My Love♪でスタート!!

彼女の陰影のある歌にパワフルな演奏が加わり、Stuartはギターを抱えています。

続いてKings  Of Queens♪、これも新作から、ビデオが配信されているので既に馴染みの人も多いようですが、彼女のピアノがライヴでは力強く感じます。

そしてHow Long♪、ここでStuartがサックスに、彼のサックスが入ることで、Sadeのサウンドを思わせ、キーボードのイントロからWalk On Water♪が続きます。

新作から4曲続いたところで、Dianeは場内に手拍子をとるように煽って、ピアノを軽快に奏で、曲はFools♪

デビュー・アルバムBible Belt収録のCarole Kingを思わせるメロディアスなナンバー!!

場内も盛り上がり、エンディングではゴスペル調に・・・そして・・・

Goodbye My Love~♪と、やはりBible BeltからFire Escape♪

新作からのナンバーは重厚な感じもするだけに、逆にこれらの曲は活き活き歌っているようにも思えました。

彼女は扇子で扇いで、「全ての女性に捧げた歌・・・」

そう言ってStuartと2人だけで、新作からのWoman♪

これをじっくり聴かせて、そうしたら・・・

Diamond Life~♪と、どこかで聴いた歌になり・・・

そう、何とSadeのSmooth Operator♪

そして勿論、Stuartのサックス!!

今回の聴きものの一つ、歌い終えてDianeとStuartは抱擁していました。・・・

「今日は、特別に新曲をやるわよ・・・」

そんなことを言いつつ、先ずはピアノについて、彼女1人となって、Bible Belt収録のMagic View♪を静かに歌います。

「私が住んでいるニューヨークでは大きな嵐が来たの、家に帰って待機なのだけど、そんな時に作った歌・・・」

それが、その新曲のJuno♪(?)

彼女のピアノの弾き語りで始まり、後半バンドも加わりました。

「今回、初めて来た人も、2回目の人も、もっと前からの人もいる!?・・・皆さんが私の誇り、これからも私と一緒にいて、私を置いていかないでね!!・・・」

そんなことを言って、立ち上がって客席を盛り上げ、曲はSpeak A Little Louder♪

途中からピアノに戻って、続いてSuperstars♪

Stuartはまたギターを弾いていました。

ここでメンバー紹介、ベースがMartin Stumpf、ドラムスがJanis Görlich、キーボードがEliyah Reichen

そしてサックスとギターが、勿論、Stuart Matthews

「いい人ばかり私のところに来てくれる・・・」

そう言って、曲は何とこのBillboard Liveにもよく登場するBobby CaldwellのWhat You Won’t Do for Love♪

ややラフなアレンジで歌われました。

ライヴの終盤、DianeはEliyahのキーボードを「私にもやらせて・・・」と弾いてみて・・・

「やはり彼の方が上手い・・・」

そこからNothing But A Miracle♪

Dianeはピアノに戻り、やはりBible Beltからの定番曲で楽しく盛り上がって、一度引き下がりました。

・・・

アンコールはDiane1人で登場!!

ピアノを軽やかに弾いて、聴き覚えのある歌が・・・

Nothing Compares 2 U♪

やはりPrinceへの思いでしょう。

曲はいつの間にか、When Doves Cry♪に・・・

This is what it sounds like
When doves cry~♪

最後はこのように静かなエンディングで、80分のステージは幕を閉じました。

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元々幼い頃から、ピアノ等しっかり教育された人で、さらには教会音楽等のバックボーンもあり、ミュージシャンとしてマルチな才能を感じる人、それは作り出す楽曲一つ一つがしっかりしていることにも表われていると思います。

そして今回気づいたことですが、彼女の熱烈なファンが結構おられるようで、それだけ人をひきつける力を持った人であることも感じました。

勿論、ご本人は大変明るく、すらっとした体形で目の大きなチャーミングな女性!!それも魅力的と思います。(笑)

ただ彼女の熱烈なファンであっても、Stuart Matthewmanがいかに凄い人であることをあまり知らない人も多かったようで、それは残念に思った次第です。

Bible Beltは勿論、今度の新作Nousもミニ・アルバムといえ、なかなか面白い作品、ライヴではカバー曲も歌うDiane Birch!!

今後も期待したいと思っています。!!