あのJim Croceの息子、A.J.Croce♪
’93年にメジャー・デビュー!!
日本でもCMに楽曲が使われたことがありますが、今回初来日公演!!
場所は丸の内のCotton Clubです。
2月20日
この日は土曜ということで、少し早いファースト・ステージの開演時刻17時を回ったところでメンバー登場!!
A.J.自身が紹介、ギターはMichael Bizar、ベースはDavid Barard
そしてドラムスはSteve Miller Band等で知られるGary Mallaber
A.J.はピアノに着いて、なんとSam CookeのNothing Can Changed This Love♪でスタート!!
このスタイル!!
彼自身が影響を受けているRay Charlesを思わせます。
そして聴き覚えのあるメロディとリズム♪
Elton JohnのTake Me To The Pilot♪
ピアノ・マンのロッカーにはうってつけのナンバー、昨年のEltonの日本公演では歌われなかったので嬉しく思いました。\(^o^)/
続いてはアルバムTwelve TalesからCall It Love♪
「6人のプロデューサーによって作られたんだ・・・」
とのことです。
続くCoraline♪は静かに始まって後半、軽快になります。
再びアルバムTwelve Talesから
「偉大なるCowboy Jackがプロデュースしてくれた・・・」とEasy Money♪
スワンプ・ミュージックっぽい感じ、Garyをはじめ、バックの音が冴えわたっていました。!!
ここでアコースティック・ギターを持ち、
「Twelve Talesの別の一面だ・・・」
そんなことを言ってMomentary Lapse Of Judgement♪
そして父Jim Croceが「1969年にレコーディングした・・・」というBox Number 10♪が続きました。
父親とは確かに似ているような気がします。
再びピアノへ
「Leon Russellと何曲か書いたよ、この曲は自分のヒーローであるAllen Toussaintがプロデュースしてくれた・・・」
そう言ってTwelve TalesからのRollin’ On♪
その通りLeon Russellらしいナンバー!!
客席にRollin’On~と歌うよう煽っていて、続くHe’s Got A Way With Woman♪ではピアノ・ソロも聴かれました。
さてここで・・・
「FRISKのCMに使われたんだ、CMでは30秒だけど、今日は全部やるよ・・・」
そう言ってHung Up (On You)♪
軽快なナンバーで馴染みの人も多いのか!?
手拍子も起こっていました。
続くI Should Have Known♪はワルツのリズムです。
「Harry NilssonとHenry Manciniが合わさった曲だよ・・・」
そう言って、You’re Not There♪
そう言えばOne♪とThe Pink Panther♪とが混ざったような曲でした。(笑)
「1926年の曲・・・」とピアノの連打からCome And Go♪
このようなノスタルジックなナンバーを歌う時はBilly Joelを思わせます。
そしてTwelve Talesから
「ベース奏者でもあるGreg Cohenがプロデュースした」
と言ってThe Time Is Up♪を熱唱
本編終了となりました。
アンコールは先ずピアノについてTexas Ruby♪という楽しい曲!!
「もう1曲!!」
Callin’ Home♪、こちらはアップ・テンポなピアノ曲!!
楽しい約70分のA.J.Croceのライヴは幕を閉じました。
偉大なる亡き父Jim Croceも勿論のこと
あらゆるピアノを弾きながら歌うシンガーソングライターに影響を受けているA.J.Croce!!
素晴らしいミュージシャンであることを実感しました。
ただメジャー・デビューした時代が‘93年、もし’70年代後半から‘80年代半ばくらいまでの時代だったらもっとヒット曲も出せたのではないか!?
今回、数曲がプレイされたアルバムTwelve Talesは本当に名盤です。!!
そう思うと少し残念な気もします。
・・・
さて時にはライヴで父親のOperator♪とかも歌っているA.J.
このステージでは聴かれませんでしたが、開き直って今度はそちらも歌っていただきたい!!
そんなことも思っている次第です。