Yardbirds♪で公式デビューして50周年!!
まさにLiving Legendでありながら、常に新しいチャレンジを行なう
Jeff Beck!!
昨年、ギターのCarmen Vandenberg、ヴォーカルのRosie Oddie
この2人の女性と組んだアルバムLoud Hailerをリリース!!
そして年が変わって、2017年来日公演♪
全国各地を回っていますが、この日1月30日(月)は東京公演♪
東京国際フォーラムホールAです。!!
開演予定時刻19時を5分ばかり回って・・・ライトダウン
先ず3人のメンバーが登場!!
そしてステージ向かって左側から・・・
Jeff Beck登場!!
ストラトキャスターを手に、演奏がスタート!!
1曲目はその新作に収録のThe Revolution Will Be Televised♪
ベースはRhonda Smith、ドラムスはJonathan Joseph
ギターが、そのCarmen Vandenberg
そして客席側から、Rosie Oddie
なんとマイクの代わりに拡声器をもって登場!!
意表を突くオープニング!!
さすが常に斬新なJeff Beck♪
そして今回なんとメンバー3人が女性なのです。!!
2曲目はややアップ・テンポとなったお馴染みFreeway Jam♪
Jeffはほとんど親指で弾いているよう・・・
後半、Good Vibrations♪のワンフレーズが入りましたが、そう言えば、近年、Brian Wilson♪とも共演していました。
軽快なLonnie On The Move♪が続き・・・
ステージ上には再びRosieが戻ってきて、新作からLive In The Dark♪
跪いたり、動き回ったり・・・
The Ballad Of The Jersey Wives♪ではしっかり聴かせました。
Rosieが下がり、少し静かになり、You Know You Know♪
最近のステージでは定番となっているMahavishnu Orchestra♪のナンバーですが・・・
考えてみればその後のJeff Beckに多大な影響を与えたナンバーでしょう。!!
Rhondaのソロ!!
はっきり言って、カッコイイ女性!!
そしてJonathanのソロもフィーチャーされました。!!
と思った人が、実は、Jimmy Hall♪
Are You Ready!? Tokyo!!
曲はパワフルに、Morning Dew♪
1985年のFlash以降、Jeffのツアーの際の男性シンガーはほとんど彼
幅広いナンバーを歌えるのでしょう。!!
「Sam Cookeのナンバーを歌うよ・・・」
A Change Is Gonna Come♪
近年のステージでもお馴染み!!
照明もやや華やかに、そしてJeffのソロも冴え渡っていました。!!
Jimmyが下がり、曲はBig Block♪
こちらも近年のライヴで定番ですが、親指でのピッキング!!
実にパワフルです。
そしてやや静寂となり、泣きのギター音が・・・
Cause We’ve Ended As Lovers♪
場内大喝采!!
この曲はどれだけその後の音楽界に影響を与えたことでしょう。・・・
やや短めでしたが、やはりギターを泣かせていました。・・・
さて一転して、軽快なギターのカッティングで、新作からO.I.L.
Rosie再登場!!
Jeffは途中から、Bo Diddley♪のような四角いギターを弾き・・・
続いても新作からThugs Club♪
こちらはラップ調に聴かせます。
そしてJeffのギターが静かに・・・
こちらも新作からメロディアスなScared For The Children♪
Rosieは最初は跪いて、そして後半はパワフルに聴かせ、またJeffのソロにはLittle Wing♪のメロディも入っていました。
Rosieが下がり、Carmenの奏でるギターから、Beck’s Bolero♪
’70年代~’80年代にはプレイされなかったこのナンバーも、近年では定番に
Carmenとのプレイで今回は幾分ハードになったようです。!!
そして、聴き馴染みのハイハットの音!!
Blue Wind♪
今回、キーボード奏者はいないのですが、ハードなプレイ!!
まさに2017年ヴァージョンなのでしょう。!!
今度はJimmyが戻ってきて、Little Brown Bird♪
Muddy Watersのブルース・ナンバーだけに、彼のブルース・ハープもフィーチャー!!
Jeffのギターとのかけ合いも息が合っていました。!!
ステージもクライマックスへ・・・Superstition♪
Jeffのギター・カッティングもBBAより、Stevie Wonder♪に近いかもしれません。・・・
そしてJimmy♪に代わって、Rosie♪
曲は新作からアップ・テンポのRight Now♪
彼女はステージを動き回り熱唱!!
ここでいったん終了となりました。・・・
あまり間を置かず、ギターを抱えたJeff登場!!
彼が奏でるのは・・・
Goodbye Pork Pie Hat♪
場内大喝采、Carmenとギター・デュオ!!
但し途中から曲は、Brush With The Blues♪
じっくり聴かせました。・・・
そしてJeffが爪弾くメロディーは・・・
A Day In The Life♪
George Martin♪のアルバムでプレイして以降、Jeffのライヴでは定番となっていますが・・・
そのGeorge Martinが昨年他界・・・
Beatles~George Martin~Jeff Beck
あまりにも色々な思いがこみ上げてくるでしょう。
大人しく座っていたお客さんのほとんどがスタンディング・オベーションとなりました。!!
・・・で、これで終わりと思ったところへ・・・
なんとJeff Beck登場!!
ギターを奏でて、曲はGoing Down♪
バンドも加わり、歌うはJimmy♪
そして盛り上がったところで、Rosie♪も加わり、観客も総立ちのまま、最高潮でフィナーレ!!
最後はJeff自身、改めてメンバー紹介をして、1時間50分のステージは幕を閉じました。!!
初来日から44年!!
特に’90年代後期以降は、よく日本に来ていて、このところ4年連続来日のJeff Beck♪
但し決して懐メロをやるわけでなく、常に斬新な試みを!!
今回も女性3人がバンド・メンバーということで・・・大いに興味を唆られた(!?)と思います。
72歳のJeff Beckですが、まだまだ若い仲間と共に新たなる変革を!!
大いに期待したいと思っている次第です。!!