War@Blue Note Tokyo

1973年頃、Black MusicのTOPグループは、紛れもなくWar♪

但し元々Eric Burdon♪のバック・バンドとして登場したこともあってか、スター不在のバンド!!

’80年代になりヒットが途絶え、メンバーの死、レコード会社移籍等、波乱万丈の中、活動を続けますが、’90年代に一度解散!!

2000年代になってから、オリジナル・メンバーでキーボードとヴォーカルのLonnie Jordan♪を中心に活動を再開!!

今回、久々の来日公演はBlue Note Tokyo!!

5月15日(月)セカンド・ステージは21時開演

定刻となり、ライトダウン!!

メンバーがステージに登場!!

中心人物のLonnie Jordan♪はJimi Hendrix♪のTシャツを着て、ステージ中央のローランドのキーボードへ!!

メンバーは、ギターがサウスポーのStuart Ziff♪、ベースがRene Camacho♪、ドラムスがSal Rodriguez♪、サックスがScott Martin♪、パーカッションがMarcos J. Reyes♪、そしてWar♪としてのオリジナリティでもあるハーモニカはStanley Behrens♪

全盛期と同じ構成の7人編成!!

「東京に来れて嬉しいよ・・・」とLonnie♪

客席に手拍子を煽り、場内の早くもノリノリのムード!!

ギターのカッティング、ハーモニカも入り、リズム・セクションがパワフルに!!

Me And Baby Brother♪へ!!

Howard Scott♪とともに歌っていたLonnie♪の歌も健在!!

早くも暑い世界です。!!

ドラム・ソロをブリッジに、Day-O!!とLonnie♪

曲は、Slippin’ Into Darkness♪

各自のソロもフィーチャー!!

Love, Love, Love~♪と客席にも歌うように・・・

またサックスとハーモニカでGet Up Stand Up♪を挿入していました。

「次の曲はみんな知っているだろう!!・・・」

そう言って、Lonnie♪が奏でるお馴染みのイントロに場内絶叫!!

The Cisco Kid♪

そのノリで、最初からLonnie♪はマイクを客席に向けますが・・・

客席の歌はいまひとつ・・・それで、機嫌を悪くしたLonnie♪は客席へ・・・(多分、わざと、ですが・・・)

客席側から「誰か歌ってくれる奴はいるか!?・・・」

元気よく、The Cisco Kid Was A Friend Of Mine~♪と歌う人も!!

またLonnie♪はお店のスタッフにまでマイクを向けたのが可笑しかったです。

ステージに戻り、パワフルなノリのプレイが続きました。・・・

尚、ここまで、1曲あたりに約10分費やしていて、このステージ♪、どうなるのだろう・・・とも思ってしまいました。

「昔書いた曲だよ・・・」

そう言って、Eric Burdon & War♪としてのヒット曲(デビュー曲)であるSpill The Wine♪

イントロからお馴染みのナンバーですが、Lonnieは歌詞を変え、Tokyo、Japanと入れていました。

「Rock ‘n Rollは好きか!?」

そう言って、Galaxy♪、ライヴではお馴染みのナンバー、ここではライティングもカラフルに、そしてベース・ソロもフィーチャー!!

「ドラムスのSal Rodriguez♪が歌うよ・・・」

彼が歌うは、バラード・ナンバー、So♪、My Girl♪を思わせるこのナンバーは、熱いステージに清涼感を感じます。Lonnie♪がサポートしていました。

「美しい女性のために歌うよ・・・」

これも代表曲のAll Day Music♪

ここでのハーモニカはいつでも叙情的に響きます。

ややいいムードになったところで、一転してラテンのリズムへ!!

Ballero♪

メンバー何人かで歌い、やはりパーカッションのMarcos♪をフィーチャー!!

彼の熱いプレイに、サックスのScott♪がここではフルート!!

各メンバーのソロがここでもフィーチャーされました。!!

「’70年代にみんなで書いた歌、ここ東京でも言えることだよ!!・・・」

そう言って、Lonnie♪が奏でるお馴染みのイントロ!!、場内絶叫!!

Why Can’t We Be Friends?♪

こちらはファンならずとも聴いたことのある曲でしょう。!!

全盛期と同じくメンバーが順番に歌っていき・・・

The Color Of Your Skin Don’t Matter To Me! As Long As We Can Live In Harmony!!~♪

この部分は当時からLonnie♪が歌っているようです。!!

最後の部分のCIAとMafiaは客席に歌わせ、最高潮となりました。

そしてパーカッションの音から、Low Rider♪

サックスのScott♪とハーモニカのStanley♪も鳴り物を手にしています。!!

ここでの歌はLonnie♪とドラムスのSal♪

Take A Little Trip~♪と客席にも歌わせます。

そして、メンバー紹介、Lonnie♪はそれぞれをLow Riderと・・・

そして最後にドラムスのSal♪が、Lonnie♪を紹介!!

最高潮でエンディング!!

トータル80分、Lonnie♪はステージを後に・・・

これ以降のアンコールはありませんでした。

ヒット曲も多かったWar♪だけに、今回は本当に楽しいあっという間の80分!!

Lonnie♪以外の現存するメンバーがLow Rider Band♪というバンドをやっており、一緒にやってくれないかなぁ~とも思っていたのですが・・・

そんなことも忘れさせる最高に楽しい時間でした。!!

ところで、余談ではありますが、全盛期のWar♪は白人はハーモニカのLee Oskar♪1人・・・

一方、今のWar♪は黒人がLonnie♪1人!!

まさに、The Color Of Your Skin Don’t Matter To Me!・・・ですね。!!

そしてWhy Can’t We Be Friends?♪がいつの時代にも重要な賛歌であることを改めて実感したのでした。!!