日本でも大人気のBoz Scaggs♪
よく来日もされていますが、今回は約4年ぶり・・・
昨年リリースされたアルバムを引っさげて、Out Of The Blues Tourと題されています。
東京公演初日は5月7日(火)渋谷のオーチャードホールです。
開演予定時刻19時を5分くらい回ってライトダウン!!
少し間をおいて、Boz Scaggs♪、6人のバンド・メンバーとともに登場!!
ドラムスはTeddy Campbell♪、ベースは数々の名盤のレコーディング、Doobie Brothers♪のメンバーでもあったWillie Weeks♪、キーボードとバッキング・ヴォーカルがMichael Logan♪、サックスとキーボードがEric Crystal♪、ギターがフュージョン界の名手、Mike Miller♪、そしてパーカッションとバッキング・ヴォーカルが新加入のBranly Mejias♪
いつもながら、今回も凄い顔ぶれです。
「今夜の気分はどうだい!?・・・」
Boz♪はギターを抱え、軽快にカッティング!!
Jojo♪でスタート!!
人気曲だけに大歓声!!あの歌声は健在!!
後半はEric♪のサックス・ソロもフィーチャーされます。!!
「ニュー・アルバム中心だけど、古い曲もやるよ・・・これも古い曲・・・」
そんなことを言って、ノリのいい、It’s Over♪
今回、女性ヴォーカルがいない分、Michael♪とBranly♪がコーラスを付けています。
「ニュー・アルバムから・・・」
曲は、Rock And Stick♪
ラテン調のナンバーだけに、パーカッションもフィーチャー!!、Eric♪はピアニカをプレイしていました。
「次も新作から、僕のヒーロー、Bobby “Blue” Blandのナンバー・・・」
曲は、The Feeling Is Gone♪
後半はサックスもフィーチャー!!
続いても、新作からのブルース・ナンバーで、I’ve Just Got To Know♪、軽快なピアノも印象的!!
ややヘヴィーな音となって、やはり新作に収録されている、Radiator 110♪
今回はMike♪とともにギター・ソロも聴かせるBoz♪
ここでは親指でピッキングしていました。・・・
やや静まったとことで、Michael♪が奏でるキーボード(フェンダー・ローズ!?)の音!!
耳馴染みのフレーズに場内大歓声!!
そう、Harbor Lights♪
Boz♪はここでは、アコースティック・ギターをプレイ!!
Boz♪の歌に場内は聴き入り、そして後半は、Michael♪のキーボード・ソロ、Eric♪のサックス・ソロがフィーチャーされました。!!
「南部の歌だよ・・・」
そう言って、続いてもSilk DegreesからのGeorgia♪
お客さんはほとんど座っているものの、ノリのいい曲だけにノっているよう・・・
続いて、Breakdown Dead Ahead♪
パワフルなドラムスも印象的!!
そしてMike♪がタイトなギター・ソロを聴かせました。!!
ここでムードが一変、静まって、あのイントロ・・・
Look What You’ve Done To Me♪
場内大歓声、そして聴き入っていました。・・・
それを突き破るようにドラムス、ベース・・・
Low Down♪
今回女性はいませんが、お馴染みのコーラス!!
盛り上がってきたところで・・・
Lido Shuffle♪
場内の静かなお客さんもさすがにここではほぼ総立ちに!!
そして、あのお馴染みのキーボード・ソロ!!
最高潮に達し、ここでいったん終了となりました。・・・
・・・
アンコール、あまり間を置かずに登場して、What Can I Say♪
場内は総立ちのまま、盛り上がっています。・・・
そして再びブルース、Loan Me A Dime♪
2000年代初め、クラブ・ツアーをやっていた頃から再びライヴ♪の定番となっているようです。・・・
力強い歌を聴かせ、そしてギター・ソロ!!
最初はMike♪、そしてBoz♪・・・
最後にMike♪が聴かせるソロは圧巻!!
まるでオリジナルのDuane Allman♪が乗り移ったよう・・・
場内からも大喝采!!、今回のセットで唯一10分を超える熱演でした。・・・
ここでメンバー紹介・・・Boz♪はギターを置いて・・・
We’re All Alone♪
やはりこの曲!!
尚、場内の後方がライティングされていました。・・・
「もう1曲・・・」といったポーズで・・・
You Never Can Tell♪
ライヴ♪の最後にやっているChuck Berry♪のカバー!!
ピアノもサックスも軽快に、Boz♪も楽しげに歌っています。!!
この曲でメンバーはステージを後にしました。・・・
・・・
これで終わり!!
そう思っていたら、なんともう1回登場!!
場内の歓声に、苦笑いするBoz♪
そして曲は、アルバムDigの最後に収録されていた、Thanks To You♪
まさにブルー・アイド・ソウルといえそうなこのナンバー、Boz♪の思いが込められているよう・・・
Mike♪も泣きのギターを聴かせ、Boz♪の歌を盛り立てます。・・・
約1時間50分のライヴ♪はここで幕を閉じました。・・・
ニュー・アルバムOut Of The Bluesと、代表作Silk Degrees中心のようですが、派手な演出とかはないものの、多くの見せ場あり、ギターも聴かせてくれて、やはり期待を裏切らないライヴ♪を行なってくれた、Boz Scaggs♪
少し前にテレビで拝見したお顔はお年を召したと思いましたが、ステージに上がると一転、やはり測り知れないパワーが発揮されると思います。
御年74歳、まだまだお元気でこれからもコンスタントに日本の土を踏んでいただきたく思っている次第です。!!