Eric Clapton Live At Budokan (April 15, 2023)(ネタバレ注意!!)

感動ライヴ

もうすぐ日本武道館100回コンサートを達成する・・・

Eric Clapton♪

日本人アーティストでも日本武道館公演♪を100回以上行っているのは、矢沢永吉さん♪、松田聖子さん♪くらい・・・如何にEric Clapton♪が日本で人気があるか伺えます。

しかしコロナ禍で・・・今回4年ぶり!!

まさに待ちに待った日本公演♪は、日本武道館で6公演!!

初日は、4月15日(土)、生憎の悪天候の中、スタートです。

 

2階の北東、北西スタンドまで埋まった超満員の日本武道館!!

開演予定時刻18時を回ったら、ライトダウン!!、メンバー登場!!

Chris Stainton♪、Doyle Bramhall II♪、Nathan East♪、Sonny Emory♪、Paul Carrack♪、Sharon White♪、Katie Kissoon♪、4年前と同じ・・・そして・・・

Eric Clapton♪登場!!

場内も先ず立ち上がり拍手で歓迎!!

一礼して、アイボリーのストラスト・キャスターを手に、奏で始め、泣きのフレーズ!!

曲は Blue Rainbow♪とのこと、なんとインストゥルメンタル!!、意表を突かれたオープニング!!、もしかしてこれは、1月に急逝した盟友 Jeff Beck♪へのトリビュート!?・・・悲し気なギターが響きました。

一転して、Sonny♪がカウント、お馴染みのイントロで、Pretending♪、Eric♪の歌がようやく登場!!、場内大喝采!!、オープニングが多いナンバー、静かですが盛り上がりを見せ、ギターも冴え渡ります。

「コンバンワ・・・」開口で、軽快なギターのカッティングへ、Key To The Highway♪、定番と言えるナンバーですが、今回はエレクトリック・ヴァージョン、シャッフル調に、Chris♪のピアノ、サウスポーのDoyle♪のギター、Paul Carrack♪のハモンド・オルガンがフィーチャーされ、最後はEric♪のギターで締められます。続いて、パワフルなイントロから、これもお馴染み I’m Your Hoochie Coochie Man♪、ディープなブルースを聴かせますが、女性陣2人のコーラスが盛り上げ、ここでもメンバーのソロもフィーチャーされました。

“Thank You!”、続いてレゲエ風のギターのカッティング、オルガンも加わって、勿論、I Shot The Sheriff♪

最初、女性陣の歌、”All Around In My Hometown~♪”からEric♪・・・と、Bob Marley♪のオリジナルに近いアレンジ、途中、シャウトする部分も、後半、静まったところからタイトな音のギター、そして徐々に速弾きに・・・メンバーのパワフルなプレイもバックアップで盛り上げていきました。!!

ここで一転、アコースティックなセットへと移行するところで・・・

「久しぶり、戻って来れて嬉しいよ!!・・・ここは素晴らしい場所だよ!!」

あまり話さないEric♪が、このように言って、ステージ中央に座って、お馴染みマーティンのアコースティック・ギターを手に・・・Kindhearted Woman Blues♪、ギター1本で渋く聴かせ、場内も静かな手拍子!!

ギターのカッティングで、このコーナーでお馴染みの Nobody Knows You When You’re Down And Out♪、Chris♪のピアノも入り、場内の手拍子も大きくなって、Eric♪もアコースティック・ソロを聴かせます。

続いてアップテンポにギターをかき鳴らし、Call Me The Breeze♪、そう、J.J. Cale♪のナンバー、ここではハモンド・オルガン、またDoyle♪の方も軽いギターを加え盛り上げ、最後は静かに終わります。

「新しくトラディショナル・ソングをやるよ・・・」と曲は、Sam Hall♪、アコースティック・ギターで力強く歌う Eric♪、” ~So Must I~♪”、Chris♪がシンセサイザーで奏でる音が牧歌的なムードも、最後はアコースティック・ギターで締められます。

そしてアコースティック・ギターから、Tears In Heaven♪、キーボード類が入り、やや軽快なリズムに・・・女性陣2人も優しくコーラス、途中、ギター・ソロのところで挿入されたメロディは・・・

そう、A Whiter Shade Of Pale♪、勿論、Procol Harum♪の・・・この1年で、かつてはEric♪のバンドにも入ったGary Brooker♪も、この詞を書いた Keith Reid♪も旅立ってしまいました。そういったトリビュートの意味もあるでしょう。ドラマチックにエンディングですが、Eric♪はピッキングを続け、曲は、Kerry♪、コロナ禍時にリリースしていたThe Lady In The Balconyにも収録していたインストゥルメンタル・ナンバー!!

“Thank You!”、軽快にこのコーナーを締めました。

そして一転、立ち上がってエレクトリック・セットへ、再びストラトキャスターを手にして・・・Badge♪

場内も手拍子で大盛り上がり、ギターにエフェクターを効かせたお馴染みのパワフルなプレイも!!、後半、Paul Carrack♪のハモンド・オルガンもフィーチャー、最後はやはりEric♪のギター、一瞬のブレイクで一転して、お馴染みのギター、そう、Wonderful Tonight♪、場内から歓声、Eric♪の歌を女性陣2人が優しくバックアップします。

ここでハードにギターを弾きまくるEric♪、そこから曲は、Crossroads♪、Cream♪時代から、Eric♪のテーマ曲のようなもの、力強い歌を女性陣がバックアップ、そして水を得た魚のようにギターを弾きまくり、Chris♪、Doyle♪、Paul Carrack♪のソロも、最後はEric♪、そしてエンディングから続くように、Little Queen Of Spades♪、そう、Robert Johnson♪のブルースが続きます。ブルース・ギター、渋い歌声、ディープなブルースに浸る中、Chris♪がピアノ・ソロ、Paul Carrack♪がハモンド・オルガン、Doyle♪がタイトなギター、それぞれEric♪と交互にフィーチャー、盛り上がってフィナーレ、そこでEric♪が奏でたのは・・・

Layla♪

エレクトリック・ギターで!!、場内絶叫で、ほぼ総立ちに!!、パワフルに最高潮!!

そして後半、Chris♪のピアノからインストゥルメンタル・パートへ、Eric♪とDoyle♪のギターが響きます。

女性コーラスも入り、この楽曲に酔いしれ、Sonny♪の叩く一撃からフィナーレ!!

ここでいったん終了、メンバーはステージを後にしました。

・・・

アンコールに登場!!

勢いよく始まったのは、High Time We Went♪、近年のアンコール曲に定着しています。ここでのヴォーカルは、やはり Paul Carrack♪、Eric♪はギターに専念、Chris♪、Doyle♪のソロもフィーチャーされ、パワフルにフィナーレ!!、最後はメンバー全員、ステージ前方へ、場内はスタンディングオベーション!!

大喝采の中、Eric Clapton Live At Budokanは幕を閉じました。・・・

日本全国から日本武道館に集結した多くのファンは、この4年ぶりのEric Clapton公演♪に、理屈抜きに酔いしれたことと思います。

そして今回は何といっても Eric ♪御大ご本人、普段はステージではほとんど話さないにも関わらず、色々とトーク、さらにはいつも以上に”Thank You!”を連呼!!、Eric自身♪、このように日本では馴染みの武道館でライヴ♪ができたことに感激している!!・・・それが伝わってきて・・・本当に素晴らしい一夜でした。

さてEric Clapton♪、先ずは4月21日となる日本武道館100回公演!!

そして今後もまだまだ期待したい 、そのように思っています。!!