Nile Rodgers & Chic@Blue Note Tokyo (January 2, 2013)

1996年4月、JT Super Producers ’96として、Chic武道館公演が行われ、大盛況!

その2日後の4月18日、東京のホテルにて、Bernard Edwards急死・・・

 

以降、可能な限り、永遠のパートナーBernardの命日を日本で過ごしているNile Rodgers

その2012年4月のブルーノート東京公演にて、「2012~2013年のカウントダウン・パーティーをここで行う!」

と発表、一昨年も震災後2度も来てくれたわけですが、今回も有言実行でした。

・・・

残念ながら、カウントダウン・パーティーには行けませんでしたが、2013年の幕開け

1月2日のセカンド・ステージです。

この日はブルーノート東京の仕事始め!

ということで来場者には升酒です。

 

定刻の20:30、いつもと同じように鳴り物入りで、メンバーがパレード(?)で登場!

真ん中あたりにNile Rodgers、曲はHangin’

ステージ上には樽酒が・・・Nileと女性シンガー2人(KimとFolami)で鏡開き!!

ライヴがスタート!

 

今回はトランペット奏者がDon Harris、あとはお馴染みのメンバー

Everybody Dance~Dance, Dance, Dance~I Want Your Love

ブラスとベース・ソロ、Kimの熱唱!

 

いつも大いに盛り上がるカバー・メドレー

I’m Coming Out~Upside Down~He’s The Greatest Dancer~We Are Family

さらにSoup For Oneが続き、聴き馴染みのイントロ

 

Like A Virgin

これはFolamiの方の歌、そして”Happy New Year!”と言って、ドラマーRalphが歌うLet’s Dance

(奇しくもDavid Bowieは復活を表明しました・・・)

曲はオープニングが多いインストゥルメンタルのOpen Up

この後、ベースのJerryが少し下がって、NileはRamsey LewisのSun Goddessをプレイ

前回も即興でやっていましたが、今回はキーボード2人もフィーチャーされ

セット・リストに数えてもいいでしょう。

(2月に同会場に来るRamsey Lewisの公演にもギターで入ってくれないかな!と思います。(笑))

 

再び歌物へ、KimとFolamiの歌うLost In Music、こちらも定番となったNotorious

そして何とINXSのOriginal Sin

今回から加わったようですが、このINXSの出世作にもNileは関わっていたのです。

ここからは、Sister Sledgeに書いたThinking Of You

お馴染みのChic Cheer~My Forbidden Lover、そして・・・

 

Ah! Freak Out!

 

勿論、Le Freak

Nileもノリノリのカッティング、まさにNew Year Party!

このあとメンバー紹介で、今日が誕生日(?)という人が何人かステージへ

客席の方へはNileが「エーとか、イーとかでもいいから、歌ってくれ!・・・」と・・・

 

Good Times

最後ということでか、KimとFolamiの歌もパワフル!

Jerryのチョッパー・ベース

Nileはお馴染みのラップも入れて

 

Chic! Chic!・・・

 

1月2日の夜も約90分!大盛況のブルーノートになりました。

 

そしてHangin’が再び・・・これに合わせてメンバー退場

最後に1人残ったNile、ギターを弾きながら退場しますが、楽屋近くになってもカッティングを続け・・・

楽しい夜は終わりなく続く・・・まさにそんな感じでした。

 

実は’70年代、Chicのことを退屈なディスコ・ミュージックと思っていました。

それが・・・今では自分の最も聴いている音楽の一つに!!

(勿論、自分は誤解していたわけでありますが・・・)

何か人と人との付き合いにも共通しているように思います。

 

今年も4月に東京に来るかは、まだ発表されていませんが、楽しい音楽で嫌な世の中も少しでもHappyに!!

これはNile Rodgersさんへの思いです。