Ramsey Lewis & Philip Bailey@Blue Note Tokyo

Blue Noteでの来日公演は常連のRamsey Lewis
前回はElectric Bandとして来日!

ということで、かつてRamsey Lewis TrioのドラマーであったMaurice White率いるEarth, Wind & Fireの全面バックアップの’74年のSun Goddessからのナンバー中心のステージ!

ここにPhilip Baileyが居てくれたらなぁ~と思ったのですが・・・

何と現実となりました。!!

Ramsey Lewis & His Electric Band with Special Guest Philip Bailey of Earth, Wind & Fireと題された今回のライヴ!!

2月20日(水)のファースト・ステージ
中央にはグランド・ピアノ、そしてその横には(恐らくPhilipの)パーカッションがセットされています。

定刻19時になり、ライトダウン
Ramsey Lewisは今回もスーツにネクタイ姿で決めています。
バンド・メンバーは前回と同じ、Ramseyを含み5人、ここにPhilipが加わるのでしょう。
ドラムスのビートが響き、1曲目はMaurice White作のBlazillica♪
Ramseyは勿論、中央のピアノ、ギター奏者(Henry Johnson)とキーボード奏者(Tim Gant)がコーラスを付けています。
ドラムスはCharles Heath、ベースはJoshua Ramos、メンバー紹介に続いて

「今日はPhilip Baileyとの共演を楽しみにしている!」

とRamsey、曲はセルフ・カバーの新作Ramsey Taking Another Lookにも収録しているThe Way She Smiles♪
ベースはウッド・ベース、キーボード奏者がブラスのパートを弾いています。

この後、Ramseyがソロに、(多分)In The Heat Of The Night♪をプレイ、
BeatlesのHere, There And Everywhere♪を挿入、Beatlesのナンバーはどのようなアレンジにも出来ることを改めて実感!
バンド・メンバーが加わって、やはり新作にも入っているBetcha By Golly Wow♪が続きます。
一転してGospel Medleyで恐らくPass Me Not♪がプレイされたと思います。

最後の方ではRamseyとドラマーとの掛け合い、場内の笑いを誘い、そしてドラム・ソロもありました。

さて遂にPhilip Bailey登場です。

今回は彼も割と決めたスタイル!パーカッションに付いて
先ずはスタンダード、Here’s To Life♪
そういえば彼のソロでの公演ではジャズのスタンダードをよく歌っているようです。

でも、やはりこれ!!
そういった感じでカウベルを叩きながら、Serpentine Fire♪
場内からもOh Yeah!と!
そして軽やかなギターとベースのイントロで、Shining Star♪
ブラスはキーボード奏者が、このエンディングと続くように

September♪

場内は最高潮!!
Ramseyは!?といえば、これらEW&Fのヒット曲に彼のピアノ・ソロがフィーチャーされるのですから、何とも贅沢な話です。
もう一度、パーカッションをフィーチャーして、ボサノヴァのOnce I Loved♪
ここでPhilipの歌のコーナーは終わり、Ramseyは改めて彼を紹介して、軽々しく片手はピアノへ

The “In” Crowd♪
やはりRamsey Lewisといえば、これ!!
そして今回は彼の隣にはパーカッションを叩くPhilip Bailey!
贅沢なプレイを堪能させていただきました。

・・・

アンコールは勿論、Sun Goddess♪
「ウェイ、オー!と歌ってほしい!」と客席に!!
お馴染みのギターのカッティング、そしてPhilip Baileyのコーラス!!

遂に実現!!

今回、Ramseyはグランド・ピアノについていたのですが、ブラス・ソロに当たる部分では、彼のピアノ・ソロ!!
大盛り上がりで、楽しいあっという間の80分は過ぎて行きました。

・・・

8月にはサマソニでEarth, Wind & Fireとしての来日も決定しているPhilip Baileyですが、あとソロとしても、David Fosterと一緒にも来日しています。

片や、とにかく長いキャリアのRamsey Lewis
The “In” Crowd♪は定番とはいえ、とにかくレパートリーの豊富な方です。

とはいえ、やはりこの2人の共演!!
「夢を再び!」といった感じで、「また見てみたい!!」と思っています。