近年、待望の初来日公演を行った兄Johnny Winterに比べたら、
割とコンスタントに来日しているEdgar Winter!
今回の公演ではスペシャル・ゲストとしてRick Derringer!
言うまでもなくEdgar Winter Groupのプロデューサーであり、
ギタリストでもあったRickですが、割と一緒に公演を行っていて、
日本にも何度か一緒に来ています。
6月5日(水)Billboard Live Tokyoのセカンド・ステージ
ステージ上にはマーシャルのアンプが並んでいます。
定刻の21時30分を回ったところでメンバー3人登場!!
ギターがDoug E Rapps、ベースがKoko Powell、
ドラムスがJason Carpenter
バックのカーテンが閉まり、ライトダウン、演奏がスタート!
ハンドマイクでEdgar Winter登場!!
1曲目はRebel Road♪
近年リリースのアルバムのタイトル曲、
Edgarは渋い声を聴かせてくれます。
「今年はアルバムThey Only Come Out At Night
(邦題「エドガー・ウインター・4」)が40周年・・・」
ということで、そこからHangin’ Around♪
当時バンドのベーシストだった故Dan Hartmanが自作自演のナンバー!
今回は同じくベーシストのKokoが歌いました。
続いても同じアルバムからRound & Round♪
Edgarが言っていた通り、Eaglesを思わせるナンバーです。
サックスもプレイするEdgar!
「ギターを始めてから、あらゆる楽器をやった・・・」
とサックスもプレイしてのTexas Tornado♪
これも割と近年定番になっています。
さて、ここで「伝説のギタリスト」と紹介!!
Rick Derringer登場です。
小柄な彼はマーシャルのアンプにプラグ・イン!
ハードなプレイで、Still Alive And Well♪
この音!!Winter Familyや自身のレコードだけでなく、
数多くのロックのレコーディングに登場しているあの音です。!!
そして’65年のThe McCoys時代のNo.1ヒット!
ドラムスのJasonの激しいビートから、Hang On Sloopy♪
「覚えているか?・・・」
Rickも言っていた通り、’70年代にセルフ・カバーしている
誰もが耳馴染みなナンバー、観客も歌っています。
続くかのように、自身のヒット曲、Rock & Roll, HooChie Koo♪
ここからはEdgarも加わり、観客も大盛り上がりです。
お馴染みのギター・ソロでエンディング!!
Rickはここで一度下がりました。
再びアルバムThey Only~からWe All Had A Real Good Time♪
今度はギターのDougが歌い、ハードなギターも!!
続いてそのDougのギター・ソロ!
Led ZeppelinのNobody’s Fault But Mine♪のフレーズも入れて
観客から大ウケ!!
そしてステージも終盤、Edgarのトークから
Frankenstein♪
彼が言う通り、シンセサイザーの奔りといえるナンバー!!
場内も待ってましたとばかり、大ノリ!!
ショルダー・キーボードからサックス、そしてドラムス
Edgarはマルチ・プレイヤーぶりを発揮!!
少し長めの演奏で、いったん終了となりました。
アンコールはRickを加えて登場!!
Rickのギターも心地よく、そしてもう一つの大ヒット曲、Free Ride♪
ここではEdgar、Rick、ベースのKoko、3人での歌!!
観客もほぼ総立ち!!80分の熱狂のステージは幕となりました。!!
いつもはスタンダードなカバー曲も多くプレイするEdgar Winter・・・
今回は最大のヒット・アルバムThey Only~から5曲もプレイされ、
Rick Derringerも参加!!大いに楽しいステージでした。
キャリアの長い人たちだけに、今度はまた違った形でのライブも!!
そのように期待したい!!そうも思った次第です。!!