2000年にEaglesを去ったDon Felder♪
その後もほぼEaglesと同じフォーマットで活動も続けていています。
4年ぶりの来日公演は前回と同じくBillboard Live Tokyo♪
但しかつて確執があったGlenn Freyがこの1月に逝去・・・
それから初めて見るライヴ♪ということで気になるところもあります。
11月8日(火)セカンドステージです。
開演予定時刻を少し回ったところでバックのカーテンが締り、ライトダウン!
メンバー登場!!
ギターがGreg Suran、キーボードがTimothy Drury、ベースがShem Von Schroeck、ドラムスがStevie Distanislao
「ロックの殿堂入り、4度のグラミー賞受賞・・・」
そういったアナウンスで、レスポールを抱えたDon Felder登場!!
お馴染みのギターのイントロ、Already Gone♪でスタート!!
歌もDon自身、彼が世に出た代表曲、もう一人ギター奏者Greg の奏でるテレキャスターとのツイン・リード!!
まさにEaglesのギターの再現です。
「トーキョー!Hotel Californiaへようこそ!1975年に戻るよ・・・」
ベースのイントロから場内歓声!!
ジャーンとDonのストローク!!
勿論、One Of These Nights♪
ソロの部分はまさにオリジナルの音!!これには感激です。!!
シルバーのストラトキャスターに持ち替え、Stevie Ray VaughanのPride And Joy♪、ブルース・ナンバーですが、前回の来日公演でプレイしていました。
「Hotel Californiaから・・・」そう言って、Victim Of Love♪
元々彼のギターがフィーチャーされたナンバーですが、ボトル・ネックでのスライド・ギターもしっかり聴かせてくれました。
「皆さんから沢山プレゼントをもらうけど、これは皆さんへのプレゼントだよ・・・」
そう言って、ベース奏者のShemが歌う、Take It To The Limit♪
こちらはRandy Meisnerに声が似ているので、嬉しく思いました。
今度はDonはアコースティック・ギターを持って、Tequira Sunrise♪
Gregのギターの方も心地よく響きます。
「Eaglesの時は、ステージ前にこの曲を歌って、声の調子が良いか悪いか確認したよ。」
ということで、Seven Bridges Road♪
EaglesのLIVEでお馴染みのSteve Youngのカバーですが・・・
今回のメンバー全員が歌えるのも強みです。!!
ここでDonがメンバー紹介!!
「高い声から低い声まで出せる・・・」
・・・というベースのShemはKenny LogginsやMichael McDonaldとやっていた・・・
ドラムスのStevieはDavid Gilmourとやっていた・・・
キーボードのTimothyはWhitesnakeに7年いた・・・
ギターのGregはB52’sや、Joe Walshとやっていた・・・
それぞれ凄い人たちなのです。!!
「1980年にアニメに書いた曲だよ・・・」
そう言って、Heavy Metal (Takin’ A Ride)♪
そういえば、数少ない(!)Don Felderのソロ名義のヒット曲!!
1981年頃、FENでよくかかっていたことが思い出されます。・・・
「全ての女性に捧げる・・・」と、Witchy Woman♪
こちらも歌はDon自身です。・・・
ライヴもクライマックスへ・・・
軽快なドラムスから、心地よいスライド・ギター!!
The Long Run♪
ここではDonはギターを抱えたまま、何と客席へ!!・・・盛り上がってきます。!!
続いて、Heartache Tonight♪
観客は大きな手拍子!!
そしてギターを持ち替え、お馴染みの軽快なイントロ!!
Life In The Fast Lane♪
Gregのカッティングに合わせて、ベースとDonのギターのユニゾン!!
これぞEaglesサウンド!!
そしてこの2曲はEaglesでもたいてい本編の最後!!
大盛り上がりでいったん引き下がりました。・・・
さほど時間を経ず戻ってきて・・・
「日本は美しい国、また戻ってくるよ・・・全てはこの曲から始まったんだよ・・・」
そう言って、お馴染みのコード進行!!
Take It Easy♪
場内はいつの間にか総立ちに!!
Glenn Freyについてのコメントは・・・ありませんでした。
さてDonはついにGibsonのダブル・ネック・ギターを持って登場!!
観客は何かわかって、大歓声!!
「何かわかっているよね・・・」
そう言って、勿論、ダブルの12弦の方を奏で、Gregが合わせます。!!
Hotel California♪
歌はDon Felder自身ですが、やはり色々な思いがこみ上げてきます。・・・
Gregとのツイン・リード・・・いつまでも続くような感じで、エンディングとなりました。!!・・・
全14曲中、12曲がEaglesナンバー!!
そしてTake It To The Limit♪以外は全てDon Felderが歌も歌っていたのですが・・・
何といってもあのギター!!
EaglesにはやはりDon Felderのギターが必要!!
改めてそれを実感しました。!!
Glenn Freyが亡くなって、どうなるかわからないEaglesですが・・・
Don Henleyたちとは何とか・・・
そんな気持ちがより強くなった、イーグリィなライヴでした。!!