KISS♪のPaul Stanley♪
’60年代~’70年代初頭のR&Bヒット曲を歌うソロ・プロジェクト、Soul Station♪としての来日公演が実現!!
なんと至近距離のBillboard Live Tokyoにて!!
1月13日(土)東京最終公演にあたるセカンド・ステージです。!!
恐らくかなりの数のKISSフリークも集まっていると思われる満場の会場で、土曜ということで少し早い開演予定時刻19時30分を回ったら、ライトダウン!!
階上よりメンバー登場!!
KISS♪の盟友、Eric Singer♪を含む総勢12名の大所帯!!
そして1番最後に・・・
スターマン、Paul Stanley♪登場!!
Temptations♪を思わせる光り物のジャケットを着て、勿論ノーメイク(笑)、素顔は日本人的なお顔の色男です。!!
オールド・スタイルのマイクスタンドを手に!!
「東京6公演の最後、最高の夜にするよ!!・・・疲れていないね・・・踊れるね!!」
そう言って、Get Ready♪
このBillboard Live♪ではTemptations Revue♪でもよく聴いているナンバーですが、ステージ中心にいるのは、Paul Stanley♪
ファルセットで歌い、3人のコーラス(女性2人、男性1人)がバックアップ、ギターもフィーチャーされました。
「Delfonics♪の美しい曲、愛の表現は色々だよ・・・」
曲は、Lala Means I Love You♪、Jackson 5♪とか多くもカバーしているナンバー、場内も聴き入っていました。
「Temptations♪は初期からシンガーは変わったけど、美しい歌を歌い継いでいるから偉大なんだよ・・・」
そんなことを言ってから、Just My Imagination♪、ここでもファルセットで聴かせ・・・
「偉大な宣教師Al Green♪の偉大な歌だよ!!・・・」
曲は勿論、Let’s Stay Together♪、こちらはパワフルに熱唱、場内も手拍子を送っていました。
「武道館や東京ドームでは、遠すぎるので、声も届く時は小さくなってしまう、今日は近いからそんなことはないよね・・・」
そんなことを言って、笑いを誘い、
「Smokey Robinson♪は他人にも自分にもいい歌をたくさん書いているよ・・・」
そう、Tracks Of My Tears♪
ここでもしっかり聴かせました。・・・
「レコードと同じにはいかないけど、曲に敬意は払っているよ・・・次はCrystal♪が歌うよ!!・・・今日は最後、やりたいようにやろう・・・」
そう言って、女性コーラスの1人、Crystal Knighton♪が歌う、I Want You Back♪、Paul♪はポーズをとったり、バック・コーラスに徹しています。
場内もほぼ総立ち!!このノリに上機嫌のPaul♪
「最高のお客さんだよ・・・Four Tops♪のヒット曲、Motownの兄弟チームHolland-Dozier-Holland♪が書いた最高の曲だよ・・・」
曲は、Baby I Need Your Loving♪
KISS♪の曲はなくても、テンションは最高!!、さすがPaul Stanley♪です。
「ワタシワ、ポール・スタンレーデス・・・」
そう言って、続いてメンバー紹介・・・
トランペットはJon Papenbrook♪、サックスはGustavo Anacleto♪、バリトンサックスはAndy Wuff♪
キーボードはJustin Bieber♪のアルバムに参加しているEly Rise♪
もう1人、キーボードはバンド・リーダーでイタリア人のAlessandro Alessandoroni♪
ギターは、ソロで一緒にやっているRafael Moreira♪
そして・・・ドラムスは・・・ここで歓声が上がり・・・
Eric Singer♪
「29年一緒にやっているよ・・・まさに今回に合っていると思ったよ・・・」
そんな風に紹介、ベースはSean Hurley♪、パーカッションはRay Yslas♪
最後にシンガー3人を紹介、先ず女性シンガーLaurhan Beato♪
「Booty(ヒップ?)を持ったBeautyだよ・・・」
続いて先ほど歌った女性シンガー、Crystal Knighton♪
最後に「ブラックダイヤモンド!!」とGap Band♪にもいた男性シンガー、Gavyn Rhone♪、彼にも歓声が飛んでいました。
「色々とAnthemがあるけど、MotownのAnthemだよ・・・」
そう紹介して、Dancing In The Streets♪
歌うは、Laurhan♪、ブラスの3人もパワフルにフィーチャー!!
Paul♪は踊ったり、バックアップにまわります。
「Smokey Robinson♪の美しい歌だよ・・・」
今度はOoh Baby Baby♪、ここでもコーラス・ワークはキマっています。
この後、Paul♪は前の方のファンとハイタッチ!!
これはKISS♪の時は考えられません。(笑)
曲は、Stevie Wonder♪のSigned, Sealed, Delivered♪
今度はGavyn♪の歌、場内も大ノリ!!
「Stylistics♪のヒット曲、Thom Bell♪のフィリー・ソウルだよ・・・」
曲はBetcha By Golly Wow♪、奇しくもStylistics♪はひと月前に同会場で公演しています。
ライヴ♪の方も大詰め、再びフィリー・ソウルの代表曲、Spinners♪のCould It Be I’m Falling In Love♪
コーラス・ワークもバッチリ!!
ステージ中央にはPaul Stanley♪
でも完全にソウル・ミュージックのコンサートでした。・・・
「ショーも終わりが近いよ・・・でも終わってからも、まだみんなが狂っていたら、戻ってくるかもしれないよ・・・」
そんな嬉しいことを言って、曲はOoh Child♪
「もう1曲、Isley Brothers♪のアップ・テンポの美しい曲をやるよ!!」
そう、Who’s That Lady♪
Ernie Isley♪のギターはRafael♪が再現!!
まさに最高に盛り上がるのに相応しいナンバー!!
各メンバーのソロもフィーチャーされ、最後にはPaul♪はステージ中央で、客席とコール・アンド・レスポンス!!
ステージ上のリズムの数に合わせて、場内の歓声!!
Paul♪もなんと上半身をはだけて熱演!!
最後はロック・ショー以上のパワーを持って最高潮に!!
90分のPaul Stanley♪のショーはエンディングとなりました。!!
Paul Stanley♪とは言っても、今回、KISS♪の曲を歌うわけはないし、どのような感じになるのか!?・・・好奇心もありましたが・・・
さすがにロック界のスーパースター!!
エンターテインメントの本質を十分に心得ています。!!
何をやろうとも、満場の観客を大いに満足させる測り知れないパワーを持った方、これはMick Jagger♪とかと共通するところかもしれません。!!
KISS♪とは違う次元ですが、大きさでは同じパワーをもらった!!
そんな素晴らしい一夜でした。・・・