Chicago♪のオリジナル・ドラマーだったDanny Seraphine♪
2000年代より、California Transit Authority (CTA)♪としての活動を開始、Chicago♪のナンバーを中心にライヴ活動も!!
そして元Chicago♪で日本でもお馴染みのBill Champlin♪も参加しての来日公演が決定!!
さらにはやはり元Chicago♪のDonnie Dacus♪もゲスト参加!!
まさにレアな公演!!
4月19日㈭ Billboard Live Tokyo♪
セカンド・ステージです。
開演予定時間21時30分を回り、ライトダウン!!
階上よりメンバー登場!!
キーボードはEdward Roth♪、ベースはTravis Davis♪
ギターはKeith Emerson♪との共演でお馴染みのMarc Bonilla♪
ヴォーカルはHard To Say I’m Sorry♪をカバー・ヒットさせたAz Yet♪のメンバーだったTony Grant♪
そしてBill Champlin♪、Danny Seraphine♪
尚、ホーン・セクションとして、トランペットのタツヒコ・ヨシザワさん♪、トロンボーンのカナデ・シシウチさん♪、サックスのタカフミ・カワシマさん♪の3名の日本のミュージシャン(バンザイ・ブラス♪とのこと・・・)が参加していました。・・・
バックのスクリーンに映像が流れ、若きDanny♪から、Rock & Roll Hall Of Fameでの彼のスピーチでの映像・・・
それが終わって、Introduction♪でスタート!!
歌うはTony♪、但しこれは短く、Danny♪のドラムのロールから・・・
Make Me Smile♪
歌うはBill♪、そう、Chicago♪加入後は彼が歌っていたわけで、久々に彼の声で聴いた気がします。ギター・ソロもフィーチャーされ・・・Now More Than Ever♪へ・・・Danny♪のドラムスをフィーチャーした構成になっているようです。
Ed♪が奏でるお馴染みのピアノのイントロから、Saturday In The Park♪
こちらはベースのTravis♪の歌、彼は現Chicago♪のドラマー、Tris Imboden♪に似ています。(笑)
Robert Lamn♪の歌は彼が歌うようで、そしてPeter Cetera♪のパートは勿論、Tony♪です。・・・
そしてQuestions 67 And 68♪
ブラスが入っているだけに強力です。!!
マイクはBill♪へ
「Jay Graydon♪とSteve Lukather♪と書いた曲、自分よりギターが上手い2人、さらにプレイしたのもGeorge Benson♪だよ・・・」
そう言って笑いを誘い、Turn Your Love Around♪
ブラスをフィーチャーして始まりましたが、こちらはBill Champlin♪がライヴでは必ず歌っています。
「17から、美しいナンバー・・・」
Danny♪がそう紹介して、You’re The Inspiration♪
Tony♪がしっかり聴かせました。・・・
ここで、Donnie Dacus♪登場!!
メガネをかけ、帽子を被り、Chicago♪にいた時とはイメージは変わりましたが、ギターを軽快に奏で、Turn Back Pages♪
Stephen Stills♪のナンバー、そうStephen Stills♪の音楽的パートナーとしてが、彼の原点!!
この曲は彼の出世作といえるナンバー!!
途中でアップ・テンポに変わるところも軽快に、後半はたっぷりとギターを聴かせました。
Danny♪曰く
「Donnie♪は初めての日本だよ。(’71年頃来ているようですが・・・)僕は30年ぶり!!でも次も30年だと100歳になっちゃうから、来年来たいね・・・」
そしたらBill♪が「30年前!?生まれていないよ・・・」
笑いを誘います。
実はこの時、Travis♪のベースにノイズ発生、結局、プリ・アンプを交換したようですが、その間にトークで繋いでいました。
ベースが復活、ウォーミングアップの即興演奏に続き、曲はDonnie♪とDanny♪が書いたHot Streets収録のファンキーなAin’t It Time♪
勿論、Donnie♪の歌、ギターもしっかり聴かせ、今回の聴きものといえるでしょう。
ギターのカッティングから、Dialogue (Part One)♪、Terry♪のパートはBill♪、Peter♪のパートはTony♪
後半、Dialogue (Part Two)♪での盛り上がり、Chicago♪の時と同じです。!!
ここでDonnie♪が下がり、一転、Bill♪の奏でるエレクトリック・ピアノの音から、彼が歌うI Don’t Wanna Live Without Your Love♪
久しぶりに聴いた気がします。今度はMarc♪のギターをフィーチャー!!
続いてDanny♪が「Bill♪と一緒の時のナンバー・・・」と紹介、彼はギターを抱え、Look Away♪
Chicago♪では彼のギター1本ということもありましたが、今回はバックの音をしっかり入れてパワフル!!
今度はキーボードのEd♪がステージ端のグランド・ピアノに着いてソロを・・・その中にはSmoke On The Water♪も・・・(笑)
そしてDanny♪のドラムスから、ブラスもフィーチャーして、Take Me Back To Chicago♪
Chicago XI収録のDanny♪の書いたナンバー、これも今回の聴きものでしょう。!!
ここでもMarc♪がギターをしっかり聴かせ・・・
そのMarc♪が静かにギター・ソロ、それが聴き覚えのあるメロディへ・・・
Colour My World♪、Tony♪がポーズをとって静かに聴かせ、後半は熱唱!!・・・
Danny♪は客席に謝辞を言って、そしてメンバー紹介!!
そこでBill♪が改めて、ホーンの3人をたたえ、曲は・・・
Hard Habit To Break♪
Peter♪役はTony♪、Bill♪とのツイン・ヴォーカルが美しく響きました。・・・
そして休むまもなく、あのイントロ!!
25 Or 6 To 4♪
場内もわかっていて総立ち!!
Tony♪は熱唱、Donnie♪も参加!!
そしてMarc♪は前方のお客さんにギターを弾かせ・・・
最高潮!!
やはりこれしかない!!といった感じ!!
Billboard Liveでは通常より「長い夜」は終わりを告げました。・・・
今回、Danny Seraphine♪を中心として、元Chicago♪のメンバーが3人もいる!!
さらには最近のChicago♪では聴けないようなナンバーも多々聴けて、これはChicago♪ファンには勿論のこと、本当に貴重なライヴ♪であったと思っています。
そして最後は勿論、あの曲!!
というか、Chicago♪のナンバーを中心にやる人たちは、最後はやはりあの曲しかないでしょう。!!
それだけ楽曲の持つパワーにも改めて痛感した、そんな「長い夜」でした。
そして今回ゲスト参加のDonnie Dacus♪
Chicago♪ファンの多くからはよく思われていない人でしたが・・・
今思えば、Terry♪の死でバンドが本当に弱りきっていた時だったわけで、彼の態度が結果的に追い出されるような形となってしまっていたのも、「若気の至り」だったように思います。
ミュージシャンとしてもいい仕事をしているDonnie♪
今回、彼のことを理解しなおす良い機会にもなり、それも良かったと思っている次第です。!!