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最近流行りの洋楽アルバムはこちらにまとめました。全20ジャンルあります。
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11/2付。今週の全米アルバムチャートから。
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新譜ラッシュ真っ只中の11/2付です。TOP10はすべてここ4週間以内に初登場したアルバムのみ。TOP20でも18枚が4週間以内に登場したアルバムで固められています。まず第1位はパール・ジャムの『Lightning Bolt』。166,000枚のセールスです。通算5枚目のNo.1となりました。彼らの10枚のスタジオ・アルバムは最高位1位5枚、2位4枚、5位1枚とすべてTOP5に入っています。これに2011年の『Peal Jam Twenty』のサウンドトラック(最高位10位)を加えて11枚目のTOP10アルバムがあります。
今週はTOP10内にあと5枚が初登場。
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まず第3位に初登場したのが、19枚目のTOP10アルバムとなったポール・マッカートニーの『New』。2007年『Memory Almost Full』(最高位3位)以来のオール・ニュー・ソングによるアルバムです。いよいよ11年ぶりに日本公演が行われます。11月11日に追加公演として決まった大阪・京セラドームを皮切りに、12日大阪・京セラドーム、15日福岡ヤフオク!ドーム、18、19、21日東京ドームまで6公演。ここまでのツアーではビートルズ、ウィングスのヒット曲からこれまで一度も演奏されなかったナンバーまで披露されているとのこと。曲数にして35曲以上、内約7割がビートルズ・ナンバーで、2時間以上のステージ。1942年6月18日生まれ、71歳。すごいですね。今回も精力的なステージが期待できそうです。見に行ける人がうらやましい。
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第5位にはアメリカのインディ・ロック・バンド、アヴェット・ブラザーズの『Magpie And The Dandelion』が入りました。2000年にデビュー。現在はバンジョー、ギター、ベース、チェロ、ドラムス、ピアノという構成の6人組でこれまで10枚のアルバムを発表しています。デイヴ・マシューズ・バンドやジョン・メイヤーのツアーではオープニング・アクトを務めたり2011年のグラミー賞のステージではボブ・ディランと共演しました。この年にはフジ・ロックにも出演をしています。このアルバムで初のTOP10入りを果たしました。
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続いて第6位が2011年“アメリカン・アイドル”優勝、スコッティ・マクリーリーのセカンド・アルバム『See You Tonight』。カントリー・アルバム・チャートではデビューからオリジナル・アルバムで2作連続初登場1位となり、男性ソロ・アーティストではマイリー・サイラスのお父さんのビリー・レイ・サイラスに続いて2人目の快挙を達成しました。ところで来年の“アメリカン・アイドル シーズン13”は1月からスタートしますが、ニッキー・ミナージュ、ランディ・ジャクソン、マライア・キャリーに代わって、ジェニファー・ロペスが復活。新審査員にはハリー・コニック・ジュニアが決まっています。またキース・アーバンは引き続き審査員として登場します。それにしてもジェニファー・ロペスのギャラ、17億4000万円!すごいですね。
そのカントリー・アルバム・チャートでは初登場2位、ポップでは9位に初登場したのが、御年80歳、ウィリー・ネルソンの『To All The Girls…』です。カントリーでは46枚目のTOP10アルバムですが、ポップでは実に1982年の『Always On My Mind』(最高位2位)以来、2枚目のTOP10入りとのこと。意外ですね。2年以上チャートインしたあの大ヒットアルバム『Stardust』もポップでは最高位30位だったんです。このアルバムは18曲すべてが女性アーティストとのコラボで構成されています。そのお相手とは、ドリー・パートン、ミランダ・ランバート、ロザンヌ・キャッシュ、シェリル・クロウ、キャリー・アンダーウッド、ロレッタ・リン、アリソン・クラウス、ノラ・ジョーンズ、エミルー・ハリスなど。娘のポーラとのデュエットも1曲あります。1964年1月11日にスタートしたカントリー・アルバム・チャートでのTOP10アルバム46枚は史上最多。この記録の上位アーティストは以下の通りです。
1位 46枚 Willie Nelson
2位 41 Dolly Parton
3位 40 Merle Haggard
4位 39 Loretta Lynn
5位 37 George Strait
6位 33 Johnny Cash
6位 33 Conway Twitty
8位 32 George Jones
9位 31 Elvis Presley
9位 31 Hank Williams Jr.
今回のアルバムは世界最大の24時間テレビショピングを放送する専門チャンネルQVCのバックアップを受けています。日本でも放送していますね。QVCは9/12のウィリー・ネルソンのコンサートのスポンサーでした。今回はQVCだけで手に入るバージョンを発売。こちらにはボーナストラックとして6曲のライブ・バージョンが含まれています。
今週のアルバム・チャート第10位に初登場したのが、ヘッド&ザ・ハートの『Let’s Be Still』。2009年に結成されたシアトル出身の6人組フォーク・ロック・バンドです。このアルバムはセカンド・アルバムで初のTOP10入りを果たしました。2010年のデビュー・アルバム『Head And The Heart』は最高位109位でした。このアルバムは100位以内ランキングされたことがない新人アーティストのアルバム・チャート、ヒートシーカーズ・アルバム・チャートで89週間ランクインしていました。この根強い人気が今回の10位初登場につながったのでしょうね。
他には今週83位にランキングされているテイラー・スウィフト『Red』ですが、登場52週目となりました。初登場の週に112万枚を売り上げて、これまで合計384万枚のセールスを記録しています。テイラーの全米でのアルバム総売上枚数は2240万枚。
126位にはエリック・クラプトンの『Unplugged』が再登場しました。オリジナルは、1993年3月に3週間第1位。すでに1000万枚以上の売上を記録しています。今回はこれにボーナス・トラック6曲入りCDとDVDをつけた3枚組デラックス・エディションが発売されて再登場しました。
最後に170位にランキングされているのが『Greatest Hits: Chater One』(最高位11位)。第1回“アメリカン・アイドル”優勝のケリー・クラークソン(31歳)ですが、このほど結婚しました。10/20テネシー州ブラックベリー・ファームで、タレント・マネージャーのブラントン・ブラックストックと結婚。昨年の12月に婚約していました。ブラントン・ブラックストックは、彼女のマネージャーの息子で、カントリー界のスーパースター、リバ・マッキンタイアの義理の息子です。ケリーは彼の11歳と7歳の子供の母親になりました。
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11/2付。今週の全米シングルチャートから。
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb001925402
今週も第1位はロード「Royals」です。4週目の第1位です。すでに270万を記録しているダウンロードは1位から2位、オンデマンドは3週連続1位、ストリーミングは3位変わらず、そしてエアプレイでは今週初めて1位になりました。ロック・ソングス・チャートは今週も1位でこれで8週連続第1位。11月7日に17歳になります。また1992年にスタートしたポップ・ソングス・チャートで今週1位になったのですが、16歳11ヶ月での1位はこのチャートでは史上3番目の若さです。この記録のTOP5を調べると5人全員女性アーティストでした。以下のとおりです。
1位 13歳7ヶ月 Leave (Got Out) / Jojo (2004)
2位 16歳11ヶ月2週間 Party In The USA / Miley Cyrus (2009)
3位 16歳11ヶ月3週間 Royals / Lorde (2013)
4位 17歳2ヶ月3週間 …Baby One More Time / Britney Spears (1999)
5位 17歳10ヶ月 Complicated / Avril Lavigne (2002)
今週も2位ケイティ・ペリー「Roar」、3位マイリー・サイラス「Wrecking Ball」で同じ女性アーティストによるTOP3独占が6週連続となりました。この記録あったんですね、過去に。以下がその記録です。
1979/6/16 – 8/11:
9週間:女性ヴォーカルでTOP3独占。
その内4週間はドナ・サマーとアニタ・ワードだけでTOP3を独占。
この間登場したアーティスト:ドナ・サマー、シスター・スレッジ、アニタ・ワード、シック、バーブラ・ストライサンド
1998/11/28 – 1999/3/27:
18週間:女性ヴォーカルを含む曲がTOP3を独占。
そのうち 1/23 – 2/20 まで5週連続で女性ソロのみでTOP3独占。
1/23 – 3/27 は10週連続でコラボを含む女性アーティストのみでTOP3独占。
この間登場したアーティスト:ディヴァイン、ローリン・ヒル、デボラ・コックス、セリーヌ・ディオン、ブランディ、ブリトニー・スピアーズ、モニカ、シェール、ホイットニー・ヒューストン、フェイス・エヴァンス、ケリー・プライス
2001/4/28 – 6/2:
6週間:女性ヴォーカルだけでTOP3独占。
この間登場したアーティスト:ジャネット、デスティニーズ・チャイルド、ダイド、クリスティーナ・アギレラ、リル・キム、マイヤ、ピンク
2001/8/4 – 9/8
6週間:女性ヴォーカルを含む曲がTOP3独占。
登場したアーティスト:デスティニーズ・チャイルド、マライア・キャリー、ブルー・カントレル、イヴ、グウェン・ステファニー、アリシア・キーズ、ジェニファー・ロペス、ジャネット
上位3曲が強いためなかなか上がれないのが今週4週目の第4位となっているアヴィーチーの「Wake Me Up!」。このほど第20回DJ MUGが行われ今年のNo.1DJが選ばれました。過去5回No.1DJに選ばれているアーミン・ヴァン・ブーレンを抑えて初めて1位に選ばれたのが若干25歳のハードウェルです。このCD、当店でもよく売れています。25歳での選出は史上最年少とか。アヴィーチーは第3位でした。100位まで発表されていますがTOP10は以下の通りです。
J Mag’s Top 10:
1位 Hardwell
2位 Armin Van Buuren
3位 Avicii
4位 Tiesto
5位 David Guetta
6位 Dimitri Vegas & Like Mike
7位 Nicky Romero
8位 Steve Aoki
9位 Afrojack
10位 Dash Berlin
今週はTOP10内に初登場曲がありました。
今週第7位にいきなり初登場したのがエミネムの「Rag God」です。
エミネムはこれで7曲目のTOP10内初登場となり、TOP10内初登場曲数で歴代単独2位となりました。3位は6曲でリル・ウェイン。1位は11曲でテイラー・スウィフトです。
今週の第10位はロビン・シック・フィーチャリング・T.I.+ファーレルの「Blurred Lines」。この曲、今週でTOP10=21週となり、あの「Thrift Shop」と並びました。バウアーが1位の時もポイントを落とさなかった「Thrift Shop」と「Blurred Lines」と、さあ、どちらが今年の年間1位か?それともバウアーが1位なのか?それとも?エアプレイの記録を作った「Blurred Lines」、ダウンロードでは1位の「Thrift Shop」、驚異的なストリーミング数で1位になったバウアーの「Harlem Shake」。今年も年間チャート予想クイズをやります。予想受付などはメールマガジンやこのコーナーなどでお知らせします。
最後に今週29位に初登場したのが12歳のアリソン・ゴールド「Chinese Food」。レベッカの「Friday」(2011年58位)を制作したアーク・ミュージック・ファクトリーからのデビューで、なんと1週間で500万ストリームスを記録してストリーミング・ソングス・チャートで5位に初登場しました。この曲、「中華料理、最高!」って歌っているんです。ダウンロードはたった1000DL。エアプレイもチャート圏外です。ストリーミングだけといっていいでしょう。それで29位に初登場。この前のカニエ・ウエストを使った曲といい、これが今年の、いやこれからのチャートの特徴ですね。