Jackson Browne@オーチャードホール (2023年3月28日)

感動ライヴ

Jackson Browne♪、5年半ぶりの来日公演!!

2020年、Fuji Rock Festival音譜に参加のため来日予定でしたが・・・

コロナ禍で中止に・・・さらには何と自身がコロナ感染・・・

完治して、2021年には新作 Downhill From Everywhereリリース、活動再開!!

そしてて2023年3月に日本公演決定・・・でしたが・・・

2023年になり、前回の日本公演でもバンド・リーダー的存在だった Jeff Young♪

さらに何と、Jackson Browne♪とは盟友と言える あの David Lindley ♪・・・

2人が旅立たれて・・・

Jackson♪の心中を察するに、心配される中でしたが、大阪、広島、名古屋と大盛況のうちに公演を終え、東京へ・・・

東京公演2日目に当たる 2023年3月28日(火)

このところ、Jackson Browne♪日本公演ではお馴染みとなった・・・

オーチャードホール♪です。!!

満場オーチャードホール♪、開園予定時刻18時30分を少し回ってライトダウンで、Jackson Browne♪、メンバーとともに登場!!、同時に客席側も立ち上がって拍手で迎え入れ!!、「トーキョー、来てくれて有難う・・・」

アコースティック・ギターを抱え、Before The Deluge♪でスタート!!

メンバーは、Greg Leisz♪(ラップ・スティール、ペダル・スティール、ギター)、Bob Glaub♪(ベース)、Mauricio Lewak♪(ドラムス)、Chavonne Stewart♪(ヴォーカル)、Alethea Mills♪(ヴォーカル、パーカッション)、Jason Crosby♪(ピアノ、オルガン、バイオリン)、Mason Stoops(ギター)、強力なメンバー!!

女性2人のコーラスがJackson♪をバックアップ!!、ギター・ソロに続いてバイオリンが叙情的に加わります。”~By And By~♪”、今回1曲目を予告していました。

続いてギターのピッキングから、World In Motion♪、何と久々に登場!!、1989年の日本公演♪の時は新曲でしたが、それ以来あまり歌われていないナンバー、今このご時世、Before~♪同様、歌う必然性があったのかもしれません。Greg♪のスライド・ギターも力強く響きました。・・・

続いては早くもリクエスト(!?)、Jackson♪はピアノ、アコースティック・ギターのGreg♪と2人だけで、Walls And Doors♪、じっくり聴かせる一方で、「思い出しているんだ・・・」とJackson♪、笑いも誘いますが、場内しっかり聴き入っていました。

「次はサウンド・チェックに使った曲だよ・・・」そう言って、Never Stop♪、セミ・アコースティック・ギターを弾いて、女性シンガー2人もコーラス、Mason♪のギターも響きます。

アコースティック・ギターに持ち換えて、The Barricades Of Heaven♪、ライヴではお馴染み、女性コーラスも勿論、Mason♪のギターがフィーチャーされ、Mauricio♪はしっかりリズムを刻み、Jason♪が奏でるオルガンも印象的です。

Jason♪のバイオリン、Jackson♪がピアノで音合わせ、そこから For A Dancer♪、こちらも今回の日本公演♪で初登場!!、途中から他のメンバーも加わり、ソロの部分では、やはりJason ♪のバイオリン、歌が終わって場内大喝采です。

「先月は最悪の月だったよ・・・Jeff Young♪とDavid Lindley♪が逝ってしまった・・・今日のショーは2人に捧げるよ・・・」

そう言って、ピアノでお馴染みのイントロから、Fountains Of Sorrow♪、軽快なリズムに哀愁を帯びたJackson音譜の歌声、そして後半、ピアノをJason♪と交代、彼がソロを奏で、Jackson ♪は、ギターを抱えて中央で歌い、ギターもフィーチャー!!

今度はテレキャスターに持ち替え、Rock Me On The Water♪、Greg♪のスティール・ギターが心地よくバックアップ、女性コーラスも力強く響きます。

ギターを鳴らしているところで、場内からリクエストが多く飛んで、「理解できないのもあるよ・・・」そんな中、”Jamaica!?・・・OK!!”、チューニングの後、「ファースト・アルバムから、50年前だよ!!」そう言って、ピアノで歌い始めたのは、Jamaica Say You Will♪、全くリクエストかどうかはともかく、こちらも今回初登場で、場内も聴き入っていました。

「新しい曲だよ・・・Greg Leisz♪とJeff Young♪と書いた・・・」

セミアコースティック・ギターに持ち換え、そう言って力強く始まったのは、Downhill From Everywhere♪、新作のタイトル曲、Jackson♪の歌を、女性2人もパワフルにバックアップ!!、後半はギター・ソロ、Jeff♪もここにいる!!、そんな思いが込められているようでした。

続いて、Jackson♪自身がギターを爪弾いて始めたのは、These Days♪、人気曲ですが今回は初登場!!、やや明るめのライティングとなって、Greg♪のスライド・ギターも心地よく響きます。

Jackson♪は続いても、ギターを爪弾いて、For Everyman♪、これも今回初登場!!、女性2人も美しい歌声でバックアップ、Greg♪はアコースティック・ギター、Jason♪のオルガンも、またステージにはスモークの演出!!、アコースティック・ギターの音が重なって、そこから最後の盛り上がりでフィナーレ!!

「ドーモアリガトー、少し休憩、15分で戻るよ・・・」

Jackson♪、メンバーとともにステージを後にしました。・・・

尚、この日の第1部、何と6曲が、この日本公演♪で初登場曲でした。!!

約15分の休憩の後にライトダウン、メンバー登場!!、Jackson Browne♪は、Chavonne♪とAlethea♪の2人とステージ前方へ、改めて紹介し、Until Justice Is Real♪、3人でパワフルに熱唱!!、続いて小さなギターに持ち替え

「Linda Ronstadt♪を通じて知り合った友人 Eugene Rodriguez♪と書いよよ・・・」

そう言って、The Dreamer♪、途中、スペイン語、メキシカン風ギターも響きます。

女性2人は、定位置に戻って、Jackson♪、ギターのピッキングから、The Long Way Around♪、軽快にに歌う Jackson♪、ここでもギターが軽快に響き、Chavonne♪が熱唱!!、力強くバックアップします。

そして、自らギターを奏でて、歌い始めるのは、Your Bright Baby Blues♪、Mauricio♪のドラムスが入り、Greg♪のスライドが盛り上がっていきます。!!

Jackson♪は、ピアノへ、少し奏でた後、Sky Blue And Back♪、ファンには人気曲だけに場内はJackson♪の歌に酔いしれ、Mason♪の刻むギター音が終始効果的です。

ピアノについたまま、軽快にDoctor My Eyes♪、場内手拍子で盛り上がっていき、そして後半、ファイアーバードを奏でるMason♪、まるでハード・ロックといったソロで圧倒!!、続いてもピアノ、ギターが入り、Jackson♪の歌と共に場内歓喜の声!!、勿論、Late For The Sky♪、コーラスが重厚に、Jackson♪をバックアップ!!ギターも勿論、ドラマチックに盛り上げていきます。!!

ここで、まだ紹介していなかった Mauricio Lewak♪、1番古い友達と、Bob Glaub♪を紹介、そして・・・ The Pretender♪

“~Do It Again, Amen♪”、”Where The Sirens Sing~♪”、Bob♪のベースも!!女性コーラス、ストリングス音、ギター、いつもこみ上げてくるものを感じます。

”Thank You, So Much, Tokyo~”

カウントから勿論、Running On Empty♪、場内一斉に立ち上がり、力強く手拍子!!

Jakson♪を盛り上げるGreg♪のスティール・ギター、David Lindley♪の影も・・・

Mauricio音譜のドラムスからクライマックスへ、3人のギター合戦も!!

最高潮でフィナーレ、Jackson♪は、改めてメンバー紹介!!

ここでメンバーとともにステージを後にしました。・・・

・・・

アンコール、Jackson♪1人、ピアノで、”Now The Seats All Are Empty~♪”

場内絶叫!!、そう、勿論、The Load-Out♪、歌詞の内容ごとに客席も呼応!!

“~For My Piano~♪”のところからGreg♪のスティール・ギターが入り、歌詞には、”Tokyo!”と加え、歓声そして手拍子とともに他のメンバーも入り、パワフルに!!、さらにJackson♪は、”Kurosawa Akira Movie!”を歌詞に加え・・・

そして・・・Stay♪

Jackson♪、続いて Alethea♪が歌い、2台のギターがフィーチャー!!

場内にも”~Stay Just A Little Bit Longer~♪”とも歌わせ、手拍子に合わせて、Greg♪のスティール、かなりハイトーンまで出して場内も驚嘆の声!!

”Stay!!”、一体感を満喫して最後は静かにフィナーレです。

・・・

期待通り、もう一度登場!!、アコースティック・ギターを手に・・・

「この曲をGlenn Frey♪と書いた・・・知ってるね・・・一緒に歌おう!!」

勿論、Take It Easy♪、Eagles♪ヴァージョンも交えたアレンジ!!、場内最高潮!!、後半のコーラスは場内も大合唱!!・・・そして終わろうとするところで、ギターが入り、Our Lady Of The Well♪、少しスローダウンで優しく歌う Jackson♪、後半、ここでもGreg♪のギターがフィーチャー!!、後半、順次メンバーのソロが少しずつ、最後は女性2人の熱唱!!、グランド・フィナーレに!!

「トーキョー!!、ドーモアリガトー・・・」

メンバーと共に挨拶、あまりにも大きな感動と共に・・・

この Jackson Browne♪、東京2日目の夜は幕を閉じました。・・・

前述の通り、この日はこの日本公演で初登場曲が6曲も!!、本当に感動の連続!!

Jackson♪自身も、日本のファンとの楽しみ方を本当に心得ておられて、まさに一体感も感じる素晴らしいライヴ♪でした。

74歳という年齢と、近年のプロフィール写真から、お歳を召された印象もあり、さらには、盟友が続けて亡くなってことも気になっていましたが・・・

ステージに上がった Jackson Browne♪、それはいくつになっても”These Days”、時には”The Pretender”となり、そして永遠に”Running On Empty”なのです。!!

誰もが感動の表情で、会場を後にしていました。!!・・・