Paul Anka@Tokyo Dome City Hall 2023

感動ライヴ

Paul Anka♪、15年ぶりの日本公演!!

Greatest Hits His Way♪と題され、2023年5月23日、Tokyo Dome City Hallにて開催です。

開演予定時刻19時を回って、まだBGMがかかっている中、ミュージシャンが入場!!

ピアノだけステージの中央に設置されていますが、他は衝立の向こう、総勢8名・・・

間もなくライトダウン、ステージのスクリーンには、1958年のPaul Anka♪初来日時の画像・・・

続いて彼のアンソロジーと言える映像、ステージでは演奏がスタート!!

アナウンスとともに、You Are My Destiny♪

Paul Anka♪、今回も客席側から登場です。!!

黒いスーツ、お客さんと握手をしながら歌ってステージへ!!

歌もパワフルで、「本当に81歳!?」と思ってしまいました。

ステージではノリのいい音楽から誰もがお馴染みのイントロへ・・・

勿論、Diana♪、場内も手拍子、”Oh Please Stay By Me, Diana~♪”大合唱です。

「アリガトー」続いて、Tonight My Love, Tonight♪、ギター・ソロもフィーチャー!!

軽快なギターのカッティングから、Adam And Eve♪、フラメンコ調、サックスもフィーチャーされ

代表曲が続き、Lonely Boy♪、ステージを元気に動いて歌い、やや軽快に、My Home Town♪

スクリーンには、そのホームタウンと思われる映像・・・

「前に東京に来た時、みんなが歌ってくれた・・・今日も歌ってくれるね・・・」

途中、そう言って、マイクを客席へ、”Ya-Ya-Ya, Ya-Ya-Ya-Ya-Ya~♪”大合唱で盛り上がりました。

「コロナが収束して東京に戻ってきて嬉しい・・・多くの人に曲を書いた・・・1973年に引退していたFrank Sinatra♪に曲を書いた・・・My Way♪はまた後で・・・」

そう言ってここでは、Let Me Try Again♪、ピアノだけで始まってじっくり歌い・・・

ストリングスも効果的に加わりました。

「次もFrank Sinatra♪と同じ人の素晴らしいアレンジだよ・・・」

スタンダード・ナンバーと言えるI’ve Got You Under My Skin♪、場内も手拍子、ビッグ・バンド風でホーンもフィーチャー!!

一転してコーラス、ストリングスから、Crazy Love♪、60年経ってもイメージは不変、サックスが熱唱を盛り上げました。

「覚えているかな。?」そう、Put Your Head On My Shoulder♪、場内歓喜!!

ここでもマイクを客席に向け、さらに何と客席に降りて女性客とダンス、その御主人にも挨拶していたのが可笑しかったです。

懐かしいナンバーは続き、Puppy Love♪、ここではお客さんに1コーラス歌わせ、バックの演奏がパワフルになり・・・

「Tom Jones♪に書いた・・・」と、勿論、She‘s A Lady♪

客席側で多くのお客さんとスキンシップ、「もっと歌おう!!」と大いに盛り上げていました。

ここでお客さんへ謝辞、そうしたら客席から「ニッカ・ウィスキー・・・」とのリクエスト(?)

「ウィスキーのCMに出ていたのを覚えているか?」

そして何とそのCMソング Everything Is Super Now♪、バックのスクリーンには当時のシングル・ジャケットの写真も・・・ということは、急遽リクエストに応じたのではなく用意されていたのでしょう。これも40年以上前、暫し懐かしい気分に浸っていました。

「覚えていてくれて有難う・・・」

続いて・・・

「デュエット・アルバムを作ったけど、その中で特別な1曲、Dolly Parton♪とデュエットとした・・・小さな部屋で一緒にレコーディングして健康的な女性だったよ・・・」

場内の笑いを誘って自らピアノで、Do I Love You (Yes, In Every Way)♪

1人で静かに聴かせ、後半、バックのミュージシャンが加わって、何とPrince♪のPurple Rain♪

スクリーンの映像は紫色に!!、サックスもフィーチャー、パワフルなロック・バラードに、再び “Do I Love You~♪”と歌われ、静かにエンディングとなりました。

また一転、ビッグ・バンド風に More♪、「世界残酷物語」のテーマ曲としてスタンダード化しているナンバーですが、ここも Frank Sinatraヴァージョン、スィングして軽快に歌われました。

ここで熱演していたギターのJosh♪と2人、アコースティック・ギターを抱えてステージ前方へ

「15歳でカナダから出てきて、Diana♪がヒットしてラッキーだったよ・・・Everly Brothers♪とか多くの人と知り合って、その1人、Buddy Holly♪に曲を書いてくれと頼まれたけど・・・彼の最後の歌となってしまった・・・」

その話からアコースティック・ギターで軽快に始まったのは、It Doen‘t Matter Anymore♪

バイオリンもフィドルとして、カントリー調に、続いて Oh Lonrsome Me♪、そして Bye, Bye, Love♪とメドレー、ハーモニカ、フィドルが、軽快に歌を盛り上げました。

アコースティック・コーナーが終わり、再びパワフルに!!

「Barbra Streisand♪も歌ったよ・・・」と、Jubilation♪、Paul Anka♪のライヴではお馴染み!!

ノリよく、他のメンバーのプレイもフィーチャー!!、タクトを手にコンダクターに!!

ドラム・ソロ、そこからパーカッション・ソロ、ラテン風で圧巻でした。

ここでメンバー紹介、そして「Sinatra♪に、皆さんに書いたよ・・・」とMy Way♪

エレクトリック・ピアノ音、ストリングスをバックにじっくり聴かせ、最後にはFrank Sinatra♪の歌声も重ねてエンディング

「アリガトー」、そしてコンサートもクライマックスへ、曲はTheme From New York, New York♪

「皆さん、立ち上がって、前に来て!!・・・」

ということで、ここからは御開帳といった感じ(笑)ビッグ・バンド風に、スクリーンには摩天楼の画像、お客さんとのかけ合いで最高潮に、ここで終わりと思いきや、再びMy Way♪を少し・・・

「もう1曲、ロックン・ロール!!・・・」先ずはWhole Lotta Shakin‘ Goin’ On♪

場内はパーティ会場に、さらにMy Way♪がバックでプレイされ、アップ・テンポの曲調へ・・・

「もう1回だよ!」 そう、Diana♪、場内も大合唱!!

「トーキョー、アリガトー、サヨナラ・・・」

Paul Anka♪を含めてステージには総勢9名、並んで挨拶!!

エンディングBGMとして、You Are My Destiny♪が流れ・・・

世紀のエンターテインメントPaul Anka Greatest Hits His Way♪は、幕を閉じたのでした。

前回より15年も経っているし、今回81歳ということで、大丈夫かな!?

実のところ、そうも思ったのですが、全くの取り越し苦労、寧ろ前回にはなかったところもあって、見どころ満載の2時間、本当に素晴らしいステージでした。

これも音楽のパワー!!、「来年も来る・・・」というようなことも言っておられましたが、元気ならいつまでも!!・・・それを確信して大きな感動とともに会場を後に・・・

これはこの会場にいた誰もが同じだったことと思っています。!!