Karla Bonoff & Livingston Taylor@Billboard Live Yokohama

感動ライヴ

日本でもお馴染みの Karla Bonoff♪

4年ぶりに、Billboard Live♪にて公演♪

そして、Livinstone Taylor♪

今回はこの2人によるアコースティック・デュオ!!

9月4日、Billboard Live Yokohama♪、ファースト・ステージです。

開演予定時刻17時30分を回ってライトダウン!!

Karla Bonoff♪、Livingston Taylor♪、揃って登場!!、2人ともアコースティック・ギターを抱え・・・

先ず挨拶、特にLiv♪は、「アリガトーゴザイマス・・・」と日本語、ギターがかき鳴らされ、Karla♪の歌う Home♪でスタート!!、透き通った彼女の声は健在、Liv♪がコーラスを付けます。

「準備はいいよ」とLiv♪、ギターを爪弾き歌い始めたのは、City Lights♪、静かに優しい歌声を聴かせ、Karla♪は、ギターを置いて、コーラスに専念です。

「美しい歌ね・・・少し離れて、また戻って来るわ・・・」そんなことを言って、Karla♪はステージを後に・・・ステージ上には、Liv♪1人・・・

「ボストンから、だよ・・・」ギターを軽快にカッティング、歌は、First Time Love♪、一転して軽快に弾いて、スキャットを交え、Pajamas♪、後半力強く、ややスローなカッティングで、Must Be Doing Something Right♪、アコースティック・ブルース風、また一転、今度は美しいピッキングから、Start All Over Again♪、軽いタッチでギターを弾ませるように、ギターのテンポが変わったところで、「Fのキー、ムツカシイ・・・Gのキー、スバラシイ・・・」日本語で言って笑いを誘い、彼が奏でるイントロは・・・そう、Beatles♪のBlackbird♪、但し歌はなく、曲は、There I’ll Be♪、”Be~♪”と伸ばすところが印象的です。

少し静まったところで、再びギターを爪弾き、「マタイクヨ、モウイチド~♪」、何と日本語で・・・そう、歌は、Going Around One More Time♪、まさに直訳、原語に戻り、静かに聴かせ、フィンガー・ピッキングをブリッジに、右足でリズムを取って、Life Is Good♪、ストーリーを語るように歌われました。

少しのブレイクの後、いきなり歌ったのは、Carolina Day♪、こちらもギターで軽快に、そして・・・

「これは、Livingston Taylor♪の”Carolina”・・・Karla♪を呼ぶよ・・・」ここで、Karla Bonoff♪が登場!!

「次は、兄James♪の”Carolina”・・・」

「ヨコハマのオーディエンスはとても良いから、宜しく伝えて・・・もしそうでなかったら、私(James♪)の名前を出せばいい・・・心配しないでいい・・・」

James♪が、そう言っていたと言って、口笛から、Karla♪と一緒に歌い始めたのは、そう・・・

Carolina In My Mind♪、勿論、兄James Taylor♪の代表曲!!、場内は感動、そして聴き入っていました。

ここで「すぐ戻るよ」とLiv♪はステージを後に、1人残った Karla♪、ピアノについて、Restless Nights♪、美しい歌声を聴かせ、「ネコは”Cat”のことよね・・・」と、猫のことを歌ったと、Goodbye My Friend♪、こちらもピアノで・・・2曲終えて、ピアノを離れ、アコースティック・ギターを手にして・・・

「最初に東京に来たのは、1980年、東京音楽祭、Dionne Warwick♪がグランプリで私はその次だった・・・今日はバンドが居ないので手拍子、お願い・・・」

そう言って、Trouble Again♪、代表曲だけに、場内の手拍子に合わせてパワフルに盛り上がり、一転して静かなピッキングとなって、Falling Star♪、途中、ストロークで力強く歌われます。

再び、Livingston Taylor♪を呼んで、ステージに登場!!

「休めた?」とKarla♪、「休めていない、君とお客さんが恋しかったよ!!・・・」と Liv♪

ギターを合わせて、Karla♪は、ピアノへ、そこから歌うは、Isn’t It Always Love♪、今回はややスローに歌われ、Liv♪がサビの部分でコーラス・ハーモニーでバックアップ!!

「1951年、ブロードウェイのセント・ジェームス劇場で上演されていた・・・」そう言って、Liv♪がギターで歌い始めたのは、The King And I(「王様と私」)から、Getting To Know You♪、Karla♪がコーラスを付けます。

今度は2人でギター、「古いスコットランドの曲よ・・・」とKarla♪、勿論、The Water Is Wide♪、場内はしっかり聴き入り、そしてJames Taylor♪が参加していたコーラス、ここでは実弟 Liv♪、何とも贅沢な気分!!、歌い終えて場内拍手喝采!!、いったん終了となりました。

あまり間を置かず、アンコールに登場、「自分たちが必要だね・・・」とLiv♪、ギターを軽く爪弾き、彼が歌い始めたのは、The Merry Old Land Of Oz♪、続いて、Karla♪が歌い始めた Somewhere Over The Rainbow♪、2人のコーラス・ハーモニーが美しく響いて、心洗われる気分フィナーレ!!

スタンディングオベーションの中、Karla Bonoff♪、Livingston Taylor♪のライヴ♪は幕を閉じました。・・・

Karla Bonoff♪とLivingston Taylor♪

存在感の大きな人たちとはいえ、今回、ステージ上には、2人だけ、もしくは、たった1人・・・

にもかかわらず、まるで大規模な音楽会のようなスケールの大きなものを感じ、それだけ個々の楽曲のインパクトが強く、オーディエンス側に訴えかけるものも大きいということを示しているのでしょう。・・・

来場の皆さんは、何か暖かい気持ちになって、ライヴの余韻に浸っていたと思います。

それぞれ単独で活動されてはおられますが、またこの組み合わせでも是非!!

そう願いながら、会場を後にしたのでした。・・・